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【必見】意外と知らないお得な医療制度3選
こんにちは。
とおるです。
寒い日が続きますが、皆さんお元気でしょうか?
感染症が流行し、体調を崩すことも多い季節ですよね。
今回はそんなときに活用できる医療に関する
制度3選を紹介します。
会社を休んだときに使える制度
傷病手当金
ケガや病気でお仕事をお休みした期間の収入を補う制度です。
【支給条件】
・仕事中以外のタイミングで負ったケガや病
気で、連続3日以上仕事を休んだ場合
【効果】
・休業4日目以降のお休みに対し、普段のお
給料の約60%の額が支給されます(最大1
年6か月分)
【注意点】
・お休みしてる日に対して、お給料が支払わ
れている場合、支給されなかったり、支給
額が調整されたりします
・自営業の方が加入する国民健康保険には傷
病手当金の制度がありません
予防のために薬を買ったときに使える制度
セルフメディケーション税制
後で紹介する「医療費控除」と似ていますが、こちらは病気にならないように「予防」をしている人に対する制度です。
【適用要件】
・セルフメディケーション税制対象となる医
薬品を年間で12,000円以上購入している
※対象の薬品かどうかは、パッケージを確
認するか、店員さんに確認してみてくだ
さい(対象商品を購入した場合、レシート
にも表記があるはずです)
【効果】
・12,000円を超えた金額(上限88,000円)に
ついて所得控除を受けることができます。
※所得控除とは、税金を計算する際の基と
なる所得を小さくする制度です。
簡単に考えると下記のような方法で税金を
計算するので、所得が小さくなると必然的
に支払う税金が少なくなります。
" 所得 × 税率 = 支払税金 "
【注意点】
・後で説明する「医療費控除」との併用はで
きません。
健康に気を付けている人に対する制度なの
で、医療費をたくさん使った人が使う制度
と併用するのは、ムリがありますよね。
多額の医療費を支払った場合
医療費控除
1年間で支払った医療費が、多かった場合に、一定の金額を
所得控除できる制度です。
【適用要件】
・医療費が、年間100,000円を超えている
【効果】
・年間100,000円を超えた部分は所得控除さ
れる(上限2,000,000円まで)
【注意点】
・健康診断の費用は対象となりません
※健康診断で大きな病気が見つかり、治療
をした場合は対象となります。
・民間の医療保険で保険金が支給された場合
は、その金額を差引いて100,000円を超えて
いるかを考えます。
おわりに
お礼
いかがでしょうか。意外と知らないお得な制度はまだまだあります。
こういった制度は、誰も教えてくれなかったり、会社の総務などに確認しても、説明が難しくて理解できないことがありますよね。
今後、noteを通してこうしたお得な制度をなるべく分かりやすく、かみ砕いた表現で紹介していきますので、是非読んでみてくださいね。