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【多忙なパパママ必見】家事育児のスキマ時間だけでFP2級に合格した方法
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自己紹介
こんにちは。とおるです
現在30代前半で、妻と1歳のやんちゃな男の子の3人で暮らしています。
共働きのため、夫婦ともに忙しくなかなか時間が取れない日々が続いていますが、とても充実感を感じています。
今回はこんな私がファイナンシャルプランナー(以下、FP)2級試験に合格した勉強法をお伝えします。
FPの資格に興味を持ったのは、「老後2,000万円問題」が出て衝撃を受けたからです。
「マジメに定年まで働いてるだけじゃ、バラ色の老後は過ごせないのか…」と思い、広い範囲のお金に関する知識を身につけたいなと思ったんです。
FPの資格は、弁護士や税理士のように独占業務(その資格がある人しかやっては行えない業務)があるわけじゃないです。
なので、「即座に稼げる」という資格ではありません。
しかし、これから子育てしていく上で、生命保険、教育費や自分達の老後資金、親の相続など、家庭のお金の問題は、絶対に避けて通れないと思ったんですよね。
自分自身のお金の知識をよりアップデートしたい!と思っていたときに発見したのがFPという資格だったと言う訳です。
FPという資格について
FP試験は、学科試験と実技試験の2つで構成されています。
さらに試験団体も2つあり、金融機関向けの「金融財政事情研究会」通称「きんざい」と「日本FP協会」通称「協会」2つの団体で実施されています。
私は金融機関の人ではないので、「協会」で受験しました。
FP2級試験の概要(試験範囲、難易度など)
【合格基準点】
学科試験: 60点満点中36点以上 時間120分
実技試験: 100点満点中60点以上 時間90分
ご覧の通り、いずれの試験も6割以上の得点で合格となります。
【合格率】
試験回によって異なりますが、40%前後です。
【試験範囲】
FP2級の試験範囲は、大きく以下の6つの分野に分けられます。
・ライフプランニングと資金計画
・リスクマネジメントの基本
・金融資産運用
・タックスプランニング
・不動産
・相続・贈与・事業継承
FPという資格について思うこと
「FP資格は、独占業務がないから、取っても意味がない」という意見もありますが、私はそんなことないと思ってます。
FPの試験は、お金に関してとにかく幅広い知識を得ることができるからです。
社会保険、年金、生命保険、損害保険、資産運用、登記、各種税金とFP試験で扱わないお金の問題はほとんどありません。
私達が学校に通っていた頃の学習内容には、こうしたお金に関することはありませんでしたよね。
実際はとても大事なことなのに…
なので、リスキリングやこれから生きていくための最低限の大人の教養として、FPは日本人誰もが取得すべき資格だと思います。
私の実際の勉強法
1日の勉強時間と勉強期間
まず平日については、ほとんど時間が取れませんでした。
朝は趣味のランニングをして、子どもとご飯を食べて、着替えをさせて出勤となります。
電車の中で、後述するYouTubeの動画を聞き流し(満員電車なのでしっかりと視聴はできませんでした…)、職場の最寄のドトールでコーヒーを飲みながら15分だけ聞き流した部分の問題を解きます。
帰宅時は同じく電車の中で、朝聞いたのと同じ部分を再度聞き直します。
仕事の後なので、疲れて所々寝落ちしてましたね…
行きの電車 30分
朝のドトール 15分
帰りの電車 30分 (寝落ち時間を含む…)
なので、平日は実質1時間程しか確保出来ていませんでした。
週末も基本的にまとまった時間は取れたり、取れなかったりでした。
子どもが寝静まったあとに、眠い目を擦りながら、1時間くらい取れれば良い方でした。
(子どもと寝落ちすることもしばしば…)
2級の勉強を始めたのが9月で2級受験が1月後半なので6カ月くらいで合格まで辿り着いたという感じです。
勉強時間を整理すると…
出社前のドトールの15分と週末の1時間〜2時間が唯一、机に向かって勉強できる時間でした。
6カ月で合格まで到達したので…
通勤電車・徒歩 70分✕120日=140時間
出社前のドトール 15分✕120日=30時間
週末の自宅での勉強 60分✕60日=60時間
トータルの勉強時間はこのようになります。
勉強時間の半分以上を通勤時間で賄っています。
振り返ってみると、ほとんどがスキマ時間での勉強でした。
学生や独身の頃と違うのは、やはり時間の確保が難しいということ。
5分でも10分でも、時間は有効に使うことが、FPに限らず、どの資格試験でも大切なんです。
ここからは、具体的な勉強方法について説明していきます。
勉強に使用した教材達
まず、参考書ですが、東京リーガルマインドの「合格のトリセツシリーズ」のみを使用していました。
「速習テキスト」
「速習問題集」
「過去問厳選模試」
の3点です。
具体的な使用方法
この、合格のトリセツシリーズにはコラボしている動画があります。
ほんださんの/東大式FPチャンネルというチャンネルで、FPの6分野全ての講義が無料で視聴できます。
個人差はあるかもしれませんが、私はこの本田先生の解説、喋り方(少し口が悪いところ)などが合っていたのか、初めて聞く内容の話も、割とすんなり頭に入りました。
通勤の電車では、この本田先生の動画を聞き流してました。
電車の中での時間の使い方としては、もう一つあります。
合格のトリセツシリーズの問題集は、書籍についているQRコードを読み込むと、問題集と同じ内容の問題がスマホアプリで解けるようになっています。
それを活用して動画の内容をアウトプットする作業をしていました。
勉強期間中は動画視聴(聞き流し)と、アプリでの問題演習を)4周しました。
それくらい回すとそれなりに実力が付いてきたと実感出来ます。
出勤時には「速習テキスト」だけを持ち歩き、アプリの問題演習をする中で理解できないところを確認するのに、辞書代わりにして活用してました。
それでも、理解が定着しない分野は再度、本田先生の動画を視聴していました。
普段は聞き流しているので、問題を解く中で悩んでから動画を視聴するとさらに理解が進みました。
勉強サイクル
動画視聴(聞き流し)→アプリ問題集→間違えた問題の箇所の動画視聴(ここはしっかり視聴する)
このサイクルを5カ月間行い、最後の仕上げとして「過去問厳選模試」を使用して試験時間をシュミレーションしながら解答していきました。
「過去問厳選模試」は学科試験3回分、実技試験2回分が収録されています。
これは、実際に試験を受けて感じたことですが、この過去問厳選模試は学科の3回分も実技の2回分も必ず全て解くべきだと感じました。
逆に「過去問厳選模試」に出てこない奇問、難問は当日解けなくても合否にはほとんど影響しないと考えてよいです。
この、「過去問厳選模試」をそれぞれ3回解きました。
「同じ模試を3回も?」と感じるかと思いますが、これが実力養成にかなり効きました。
逆に過去問だけで挑んでいたら、落ちていたと思います。
試験当日の様子
受験者の年齢層は、ぱっと見た感じ20代から30代といった感じでした。
大学生も一定数いたと思います。
時間配分について
学科試験については、60問を120分で解く必要があります。
だいたい1問1分ちょっとで解いて、最後に全体の見直しをして、少し時間が残るかな?というイメージで挑みました。
結果、過去問や模試で見た問題がほとんどで、想定通りに解くことができました。
「過去問厳選模試」で解いて、だいたいの時間感覚を養えていたのが大きかったですね…
午後の実技は、90分で40問を解きます。
これが結構、制限時間ギリギリになるんです。
私は計算問題で少しつまずいて、時間を食ってしまい、最後結構ギリギリでした。
「過去問厳選模試」をやっている段階で、
「一見して即答できない問題は一旦飛ばす」と決めていたのですが、ついつい深追いしてしまいました…
これをやるとかなり時間がギリギリになります。
後半に時間が残っていないと、「最後の方の問題で解ける問題があっても得点できない」という悲しいことになってしまいます。
結果、私は見直し時間が5分程しか確保出来ず、かなり焦りました。
自己採点を終えるまで、結構ドキドキでしたね…
帰宅後、学科、実技ともに8割前後正答出来ているのが分かり、合格を確信しました。
まとめ
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