ちまたのビジネスを振り返る3
学びを楽しく教育エンターテイメント
いーちゃんこと、岩崎弘資(こうすけ)です。
前回の記事は、インターネットのビジネスや
SNSや情報商材の内容でした。
振り返ると、SNSが出て、やっと定額で見放題になりましたが
以前まではインターネットを見れば見るほどお金がかかり
「パケット代すごいな…」という感じでした。
制限をしながらだったので、よほどのことがない限り、
情報をネットで検索したりせず「お金かけても、しかたないな」という感じで、なるべく本などで調べものをしている状況でした。
時代的にいうと主流だったのはフランチャイズ(以下FC)のシステムで、FCのシステムは日本では「なかなかうまく行かない」と言われていました。
理由は、日本の伝統としては「なにかを引き継ぐ」ということは
基本的には血縁。自分の息子に、という色が強かったからですね。
セブンイレブンやそのほかのコンビニも海外からやってきて
最初は「なぜ定価でモノを売るんだ?」という声があがり
ぼくも子供のときに初めてセブンイレブンに入った時、
子供ながらに「高いな~」という印象で、「だったら横のスーパーに行った方がいいな」と、何も買わずに出ていったのを覚えてます。
その後、コンビニの数がどんどん増えていき、
定価だけど身近なものをすぐ買えることが「便利」という常識になっていき、
モノの値段よりも、時間をかけずにさっと買えることがいいなぁ
という価値観が広がっていきます。
FCは、上手くいく率というものはすぐに上がりました。
マクドナルドで言うなら、どこの誰がつくろうが「同じ味がする」ということ。
同じスピードで提供でき、ポテトを揚げる温度、味、何グラムで出すかなどがすべて決まっていて、
はじめて出勤をする人でも、ビックマックはつくれたりする。
同じ味で同じように提供できる、つまり「商売ド素人な人」がスタートしても、その瞬間から達人レベルで仕事ができるのです。
掃除のしかたや、何時に朝礼をやったらいいかとか。
なにをもって店内やトイレを「キレイ」とするのか。
感覚って、人によって違うのであいまいですよね。
テーマとして「キレイにしよう」はよいものですが、基準が必要になってきます。
「あの人、キレイ好きだよね」という場合、自分よりも「あの人」の掃除レベルが高いからそう感じるわけですよね。
「ぼくの見ていないところまでキレイにしているな~」と。
FCの成功には、レシピがあるということですね。
逆に失敗にもレシピがあります。
田中角栄さんが「日本を変えていくぞ!」っていう大改造計画を打ち出したとき、
「とにかくこの道路を張っていく」
「日本列島を一つにするぞ」
ということをテーマにしていました。
アメリカもニューディール政策といって
ひたすら道を作って「政府は道を作ります」って。
当時、アメリカでは労働者がとにかく余っていて、そこで打ち出したのが「道をつくる」という仕事を与えること。
それによって、あらゆるところにクルマとかで移動しやすいようにしたんですよね。
道をつくることにより、色んなものが便利になっていきました。
ぼくが子供のときに本を取り寄せるとなったら「一週間お待ちください」とか
高校生のとき(二十年前)に、通販でものを買うってなったら一か月待ちとかザラで、
都内に住んでいても二週間待ちとか、そんな感じでした。
でも今はAmazonとかで買い物をすると一日で届いたりとか。
今は無くなってしまいましたが、Amazon Prime Nowだったら
「一時間以内に届けます!」みたいな。
「そんなに早くなくてもいいし」ってなったのか、サービスはなくなりましたが、交通が発達することによって、いろんなサービスが生まれ変わっていき、企業が仕事を起こさずしても、個人がビジネスを始めやすい環境が揃っていく訳です。
インターネットが発達し、パケット通信し放題になって、交通もどんどん発達していけば「東京じゃないと働けない」ということはなくなっていきますよね。
そうすると「会社員じゃなくても、何かできることってあるんじゃ?」って気づき始める訳ですね。
昔は「ラーメン屋さん始めるぞ!」ってなったら、誰かのところに弟子入りをしてそこで働き、十年とかの年月をかけてお店をスタートしていく、という流れから、今だとその教えてもらっていた情報もネットで検索したりして、そこそこの情報が取れるようになって、挑戦しやすく、失敗もしやすくなった訳ですね。
そこで時代はどんどんど副業の時代に突入していく訳です。
どんなビジネスが生まれてきているか、みたいな話はまたそのうち。
ぜひ、楽しみにしていてください!
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