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最初の一歩を踏み出す勇気
今日のテーマは「最初の一歩を踏み出す勇気」です。
ぼく自身が勇気をもらった話で「ファーストペンギン」があります。
絶滅しそうになったペンギンの話です。
ペンギンは自分たちが住んでいる氷の島が徐々に小さくなっていることに気づきました。
海に飛び出してこの場を離れなければいけないという状況です。
そのとき、真っ先に海へ飛び出した一匹のペンギンがいました。
そのペンギンが飛び出したところからたくさんのペンギンがそれに付いていき、海を泳いで新しい場所にたどり着いた、という話です。
ファーストペンギンを英雄として崇め奉った周りの人たちですが、実はファーストペンギン自身は「押すな、押すな!やばい、やばい!」とただ押されて落ちてしまっただけでした。
押し出されて進んでいくようなときは、自分で進むのはなかなか難しいときです。
バンジージャンプやスカイダイビングをやったことある人はわかりやすいと思いますが、怖すぎて自分から行くことはできません。
周りに「3…2...1...」とカウントされてノリで行けることもありますが、このとき勇気はたいしてありません。
話は変わりますが、スガシカオさんがなぜミュージシャンになったか?
この質問に対して「ぼくの周りにいる人がぼくをミュージシャンにするんですよね」という言葉があります。
「お前歌上手いな!」「お前ならできるよ!」「お前絶対オーディション行った方がいいよ!」周りがそう声をかけてくれたから夢が叶った。
ぼく自身も「経営していくぞ!」と意気込んでいたというよりかは、「できたらいいな、やれたらいいな」というぐらいの本当に弱い力でした。
その小さな着火剤が誰かに押されることによって膨大な力になっていきます。
このときに大切なのは語ることです。
「稼ぎたい!」でも「モテたい!」でもいいです。
「こいつ本当に思ってるな」と周りが感じると「こいつを稼がせたいし、モテさせたい!」となります。
それによって仲間ができたり、ものごとが動いていきます。
色々なことを一緒にやろう!と自分から声をかけたり、一緒にやろうというフレーズではなくても、それが伝わるように発信していくこと。
つまりは「この指とまれ」と指を挙げているかどうかです。
手を挙げていれば誰かが自分の指をつかみにきます。
つかんだ人達と一緒になれば、諦めがつかないですし、やめるのも大変、一緒にいる人たちとつかんで行きたいなという気持ちが生まれます。
あとはハンターハンターのジンのように「狙った通りに獲物が動けばハンター冥利だろ?」という言葉通りです。
道中を楽しむことが大事です。
道草を楽しんでいたり、欲しいものを追いかけていくと、欲しいものの中に大切なものが存在している、ということです。
一歩踏み出していけば色々な世界が見えてきますし、道中を楽しみながら進めていくだけです。
最初の一歩は勢い、そして押し出されるような自分となって進むことが大切です。