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アメムチ戦略


学びを楽しく教育エンターテイメント
いーちゃんこと、岩崎弘資(こうすけ)です。


本日のテーマは”アメムチ戦略”。

"アメとムチ"って、よく聞くワードで、実際に"褒められてやる気が出た"こともあれば、"怒られてやる気がなくなった"こともあるように、両方経験してきていると思います。

そして、「あの人はアメとムチだ」とか「あの人はアメの人で、あの人はムチの人だ」とか他人に対して使いがちですね。
アメとムチは降ってくるもの・与えられるものという感覚だと、依存的・受け身になりがちで、自分にアメを与えることや、ムチを打つことはできなかったりします。
大事なのは、この"アメとムチ"をどうやって自分自身に設定するか。

アメとムチをうまく活用することにより、継続する力が身につきます。
ダイエット、時間管理、資格を取るための勉強、などはほとんど続かないというのが現実です。

新しいことをスタートしても一か月とか二か月で
「続かない!」という人はアメとムチをうまく生かしきれていないか、
アメとムチをうまく活用する人が周りにいないため「もういいや。。」となってしまうのです。

このアメとムチの設定をしっかりできると、ものすごい力を発揮します。
これを発見せずに今までなにかを継続して達成できた人がいたならば、それは周りの人に恵まれていたということ。

基本的には自分でスイッチをせるように。人にスイッチを押してもらって動くというのは、自立というところからほど遠い。
自分で目標を設定し、自分で達成していくには、自分のスイッチをしっかりと設定する必要があります。

褒められたり怒られたりというのはやる気になるか、失うかのポイントになるかと思います。
だから、ご褒美を設定するのはとても重要。
達成して「よっしゃーーーー!!」というような"喜び"は
脳がまた欲しがるものなのです。
自分に対してどのような刷り込みをして、それを繰り返していけるか。

何か達成をしたら必ずご褒美を与え、
パブロフの犬(鈴がなったらよだれが出る)と同じように
夢に向かうというだけで、"嬉しくなってしまう"ような。

最初は何かをやるだけでも「しんどいな」「きついな」と感じます。
人には"現状維持の法則"があるため、今ある習慣を変えるだけで大変です。

毎日7時に起きていた人が、時間を6時半に変えるだけでも出来なかったりする。
1週間、1ヵ月くらいは出来たとしても、だんだん元に戻ってしまいます
ですが、継続が当たり前になったら、歯を磨くように簡単になります。

今の習慣は、目標達成しづらい習慣になっているので、
そこをどんどん追求し、ご褒美をしっかりと当てていき
加速する装置もどんどん設定していきましょう。

自分に対して設定するのも大事ですが、こういうことを
"アウトプット"していると自分が褒められやすい人間になっていきます。
アクションをしていると褒め上手な人が現われ、
それに対し自分も褒められ上手でいる必要があります。

褒め上手と褒められ上手ですが、自分が褒められ下手だと加速しづらい。
”基本的に褒められたらどんどんやる"というルールが大事。
アメ系で言うとガチガチにはしないということです。

"明確さは力なり"という言葉もあるように明確さは大事ですが、
計画通りに行かないことは、必ず出てきますので、バッファを設けておくのです。

僕もセミナーを行うときに、必ずこのバッファという時間を設けます。
モノに対して喋っているわけではないので、会場で何が起きるかわからないのです。

時間をパツパツでスケジューリングしてしまうと、何か突発的なアイディアが出た時にできなくなってしまいます。
バッファというものを敢えて用意をしておくことにより、余裕を持って楽しみながらできるわけです。
「思いついたから、これやってみよ~」と。

夢や目標に向かっていくと"あそびゴコロ"がどんどんできていきますので
この"あそびゴコロ"をしっかりと付けていってください。

そして、ムチ系ですね。
自分にムチを続けるためにはムチの設定をしていくわけですが、
簡単なのは"人に宣言をすること"。言い出しっぺって断りづらいし、
やらないと申しわけない気持ちになりますよね。

「いつまでにやるから」って宣言するわけです。
宣言しづらいのは、、もうやる気がないってことですよね。

水面下でやることは勿論ありますが、その"水面下にいる人同士"で宣言をすればいいわけです。
これも完全に"ひとり水面下"だと表に出てくることがないので、ひとりはやめましょう。

水面下にいる人に対しても、結果だけは報告できると思うのです。
細かく何をやるかを伝えなくても別にいいわけで、"いつまでにどうする"の、結果だけ言えばいいのです。

あとは水面下で、どんどんやっていってくださいと。
そして更に罰ゲームを設けるとか、強制的に動けるようにスケジュールを管理する。
この人と一緒にいるとできる(サボれない)とか、この場所に行けばもう絶対やる!という。

基本的にはアクションを"短縮化すること"です。
ABCDというアクションの段階があります。
たとえば車のエンジンをかけるときも、最初は席の位置の確認→バックミラーの確認→ブレーキの確認→ギアの確認、とか。

これをずっとやり続け、慣れていくと"エンジンをかける"という1つのアクションになります。
最初は細かいし面倒だと感じたりしますが、ムチも打ちまくるとムチではなくなってきて、最終的にはアメだけが残るようになります。

最初はアメムチ戦略を繰り返し、ものごとを達成していくと、アメ"オンリー"になっていきますので。
そうなったときには「こんなに幸せで遊んでいて楽しんでいるだけで、夢や目標が現実になっていくって幸せだ」と。

そこにたどり着くまでは、しっかりとアメとムチを使っていきましょう!!


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