ウェア→ウェア→ヒューマンウェア
学びを楽しく教育エンターテイメント
いーちゃんこと、岩崎弘資(こうすけ)です。
本日のテーマは『ヒューマンウェア』です。
聞き慣れない言葉かもしれませんが、
ヒューマンウェアというのは時代の変化によってつくられた言葉です。
どんな時代かというのは、ぼくもずっと聞いて教わって追及しているので
全然語れるものでもないのですが、教わったことをお伝えしてきます。
本を読んだり勉強したりしている人は
なんとなく『人の時代』なんだということは知っていると思います。
歴史をたどると、日本で戦争をしていた時代がありました。
戦争ではたくさんの人が亡くなり、
戦後は「豊かになりたい」「普通のことがしたい」と思って
産業時代の中で色々なものが生まれ
たくさんの便利なアイテムが世の中に誕生していきました。
車ができたり、工場ができて、
「冷蔵庫が欲しい!」「テレビが欲しい!」と一生懸命頑張ったのです。
これはハードウェアの時代です。
一生懸命努力をして手に入れていくと、
持っているのが当たり前になっていきました。
最初は、冷蔵庫や洗濯機がある家がめずらしかったところから
時代が進んでみんなが豊かになっていくと
冷蔵庫や洗濯機がない家がめずらしいと思われるようになっていきました。
“当たり前”になると、だんだんとモノのありがたさがなくなっていきます。
その中で、差別化が起きていきました。
「あいつの家の冷蔵庫は右からも左側も開けられるらしいよ」
というように。
これはソフトウェアの時代なのです。
「テレビ録画できるらしいよ」
「あいつのテレビはリモコンで遠くから操作できるらしいよ」
「電子レンジでオーブンができるらしいよ」と
色々なことができるようになっていき、
ソフトウェアの時代がやってきました。
そういう時代に入っていって
もっと色々な機能が欲しい、もっと他にできることは何かを追及していく
ソフトウェアの時代が到来しましたが、
そこにももう限界がせまってきたのです。
たとえば、テレビのリモコンも
ボタンが増えすぎて何が何だかわからなくなっています。
イノベーションの限界です。
ファンやユーザーの要望に答えていったはずですが、
ユーザーが「こんなにボタンあってもうまく使えません」となり
結果的にそこまでいらないというステージになりました。
どこか機能を制限する必要があります。
今はミニマリストが流行っていて、
ものごとはシンプルになっていっています。
どんどんリモコンのボタンも減っています。
ソフトウェアの時代も終わり、色々なものが全部一緒になってきました。
つまり、どこの会社も、どこのサービスも
全部同じようになってきています。
なぜなら、今は情報時代なのですぐにマネすることができます。
ひとつの会社やお店がオリジナル商品を出すと
すぐに似たようなものが出てくるようになりました。
そうすると次は『人の時代』になっていくのです。
=誰から何を買うか?
『この人のところで買いたい』
“どれだけ自分の名前で仕事ができるか”ということが勝負になります。
つまり、人の『魅力』が大事なのです。
普通、モノの値段はある程度、相場は決まっています。
仕事のお給料の相場も職業によって決まっています。
相場が決まっている中で、これに『人』が関係してくると、
“あの人が作った”とか“あの人が使った”とか
“ジョンレノンが使っていた”という風になると、
いきなり億単位になるのです。
仕事でいうと、ホストやホステスさんのように
『人の魅力』で仕事している人には
お客さんがお金をどんどん出していくのです。
“あの人じゃないとダメだから”です。
デザイナーさんなどでも、
「100万円でこの案件をやってほしい!」という人もいれば
「あの人が100万円出してるんだったら私は150万でやってください!」
という風に、人の魅力にお金を払っているので値段が決まっていません。
出したい人がどんどんお金を出していって
「何がなんでもあの人じゃなきゃ!」という状態になると
引くに引けなくなっていきます。
“代わりがいない”というのは価値があることですし
“普通”というのはものすごく怖いことです。
会社に頼っていたり、モノに頼っていたりすると
いつかしっぺ返しが来るので
自分の名前でしっかりと仕事ができるように
自分の魅力を上げていくことがとても大事です。
普段周りにいる人たちと一緒に何かをやれるということはとても大切なことです。
チームビルディングの力をつけることにより、未来を切り開くことができる。
西野さんもチームの力を大事にしているし
ひすいこたろうさんも仲間のことを考えている
グーグルもチームを大事にしていたり
チームビルダーの嶋村さんはシンプルに仲間と共有を楽しんでいます。
みなさんも、名指しで自分に仕事の依頼が来て
『人を集める』から『人が集まる』存在になっていくということは
本当に限界のない価値を作ることができることなので
ぼくも、いちプレイヤーとしてやり切っていきます。
映像制作FIVE
https://www.five-tokyo.co.jp
職業紹介 BETHECHANGE
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SideHouse
https://sidehouse.jp
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