勝ち癖は、つけられるのか!?
学びを楽しく教育エンターテイメント
いーちゃんこと、岩崎弘資(こうすけ)です。
今日のテーマは「勝ち癖は、つけられるのか!?」です。
「勝ち癖」という言葉は「自信」という言葉にとても似ています。
「うまく行った」という経験を繰り返す先に、様々な行動があり、全ての行動は新しい出来事の連続です。
初めてスマホを手に入れたり、初めて歩いたり、初めて走ったり、初めて鉄棒やったり、あらゆる初めての出来事を人はこなしてきています。
「うまく行った手応え」や、「うまくいかず、苦手だという印象」を自分の中で何となく振り分けています。
楽しい出来事のところに振り分けたり、苦手なところに振り分けたり、「自分AI」が自動的に振り分けています。
例えば、「私は人付き合いが苦手です」「私は球技が得意です」などです。
大人になって色々な経験を持って突き進んでいくのですが、これから新しいことをしていく中で、くくりが似てきます。
例えば、「接待」を子供の時はやっていなかったが、初めて接待をした時に「何かやりがいがありそうだ」「楽しそうだ」と思える人もいれば思えない人もいるでしょう。
自分の経験をやったことは無いが、何となくの想像で「接待ってなんだかコミュニケーションを使うやつだよな」「何かよいしょしたり褒めたりするやつかな」「そういうの苦手だなやっぱり」となり、どちらかというと「負け癖」というか「うまくいかないかもな」という意識が付いてる訳です。
それは自信にも繋がっていきます。「得意だ」とか「うまく行っているぞ」というフォルダに入っているものが多ければ多いほど良いです。「もう苦手だな」と分けてしまっているものはフォルダを「移動」したり、「塗り替えていく」必要があります。
コミュニケーションが苦手で人を褒めたりするなんて難しい。うまくできないって思っているあなたは、「まずはうまくいけるところからやっていきましょう」ということです。
経験していない分野に対してはまだ苦手なので、レベルを下げてよいです。
やってなかった分野を周りと比べたりすると、
「お前その年齢でまだそんなことをやってるのか」
と恐れがちです。
例えば「大人になって靴紐結んで褒められる」となると、すこしバカにされてるような感じを受けます。
「そんなの褒められても嬉しくない」と思ってしまいます。子供のときなら「靴ひもの靴履けてすごいうれしいな」と感じますが、大人になった今ではそうではなくなります。
コミュニケーションを取ってこなかったとしたら、物凄い数学ができたり物凄いパソコンができるとしても、「コミュニケーションに関してはよちよち歩き」という自分を受け入れましょう。
それは経験をしてこなかっただけであって、あなたの才能とか自分の力不足ではないです。だからしっかりと目線を下げて、
「これだったらできる、これだったらできる」をやっていきましょう。
1つ出来たら「ここ苦手だな」と、やることの分野を細かくして、自分が感じた「苦手だ」という部分を上書きして塗り替えていく、ということです。
簡単なことから始めてよいです。そこから始めましょう。
それはもう最初は「声を発するところ」からとか、挨拶の練習をしたりです。「お疲れ様です」とか「もしもし」の練習したりとかもそうです。
「どういう風にすれば、よい感じに聞こえるかな」と考えてみるとよいです。
「自分は元気ですよ」「絶好調ですよ」というのが相手に伝わってる方が、やはり話しやすいし、話し掛けられやすいですし、チャンスをもらいやすいです。
でもジメジメしてたり暗かったりするとチャンスを受け取りづらいです。「コミュニケーションの達人」になっていくのであれば、そういうところから練習していきましょう。
自然に「褒める」言葉が出てくるようになったり、挨拶のあとに「おはようございます、この間はありがとうございました」のようなお礼や褒めの言葉を付け加え、会話を広げていけます。
そうすると次第に挨拶が苦手ではなくなり、むしろ挨拶したくなってきます。
「会話」や「コミュニケーション」なら挨拶、のような、あらゆる分野に渡って「レベル1っていうのは何なのか?」を考えます。
苦手意識っていうのは、まだ自分がレベルが低いのに
いきなりレベル高いところから勝負してしまい、「何かこれ苦手だな」となってしまうのはもったいないです。まだやったことないゲームなのに、いきなりハードモードでやってなにも出来ず、「このゲームつまんねえな」となってしまうような感覚です。
まずイージーモードからやって、やり方を覚えてからハードモードをやりましょう。
ゲームをやったことない人が、いきなり初プレイでハードモードクリアできたら誰もがびっくりします。
それは天才です。才能がないわけではなく、やるステージを間違えただけです。社会っていうのはイージーモードからやらせてもらえないので、ついつい苦手だと思ってしまうだけです。
あらゆる出来事は「中級モード」までは難易度を上げられます。才能がなかったとしても、努力をすれば中級までいけます。上級までいくには才能が必要かもしれないし、ものすごい努力が必要ですが、中級までなら苦手意識を持つ必要はないです。
勝ち癖というほどではありませんが、「やればできるな、俺」という状態までは持っていきましょう。
「コミュニケーションは苦手だ」といっている人も、あらゆる分野でうまくいっている人は、その人にとっては苦手ですが、
周りからすれば中級レベル以上にはなってます。
僕も飲み会は苦手だと思ってますが、邪魔にはなっていません。もっと上手い人を山ほど知ってるので、そういう人から見るとまだまだだと思っていますが、自信を失うほどではありません。
まずは自分のレベルを見極めて、自分のレベルがわからなければ、うまくいってる人に何をすればいいのか、アドバイスを貰うのが大事です。
まずは1段1段、やれることからステップアップしていきましょう。いくら超人の人でも、最初は簡単なことからステップを上げていってます。
「苦手」なところを「得意」に上書きするために、自分が出来そうな「最初の一歩」を考えてやってみましょう!
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