投資を合理的に考えるには、、、

お疲れ様です!

本日は、「投資を合理的に考える」ということでファイナンス理論や行動経済学の中から一部抜粋して、合理的に考える方法のきっかけについて考察したいと思います。(今回の説明では数式は活用しませんが、定量的に意思決定を行ったほうがもちろん合理的な判断を行うことができる前提でお話を聞いていただければと思います。)

まず、投資が成功したり失敗したりする要因を細分化すると、2つの原因があり、「時点の違い」と「不確実性」を考慮することが重要です。

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「時点の違い」とは、お金は時間が経つごとに価値が減少するという考え方で、ファイナンス理論では割引計算と言います。また、別の視点ですが国が国債を発行するたびに円の価値が下がっていくので、お金をただ銀行に預けるだけでは価値は下がっていく一方であるということも、頭の片隅に置いておきたいですね。「時点の違い」からの学びとして、時間とお金は密接に関係していることから、状況に応じて時間をお金で買うという考え方や、お金を時間で買うという考え方に変換すると合理的に行動することができるかもしれません。


「不確実性」とは、将来的に企業が成長するか、失敗するかを定量的にと算出する方法です。数学的にはリターンを期待値、リスクを標準偏差として表します。「不確実性」からの学びとして、投資では予測は外れることを前提に動くことが重要であり、どこまでの失敗なら許容できるかを常に考えておくことが重要だと考えています。(人間リターンに目が行きがちになりますよね、、、)


また、行動経済学の視点から人間は必ずしも合理的な意思決定を行えず、感情や感覚による「歪み」を伴っています。(歪みを細分化すると、「価値の感じ方の歪み」と「確率の感じ方の歪み」が存在します。)これらの歪みはどんなに合理性の高い人間であったとしても必ずついてまわる非常に厄介な問題です。そのため、学術的な理論を頭の片隅に入れておき意思決定の時に本当に合理的であるかを再度確認するきっかけとして、活用することが理想的ですよね。

上記の「時点の違い」、「不確実性」、「感情や感覚による歪み」を頭の片隅に入れるだけで一定程度合理的に意思決定を行うことができると仮説を持っています。私自身もこの仮説を試しながら、より合理的に動けるように尽力していきます!!

ご覧いただきまして、ありがとうございました!!




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