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信頼してから、信頼される。理解してから、理解される。

「自分を理解して、認めてくれる人なんていない」
そう思っている人に読んでほしいお話。

相手に求めていることを、自分はできているか?

普段の生活で、自分のことを認めてもらおうと躍起になり 基本的な関係性すら構築できていないのに 自分のことばかり話してしまう事、ありますよね。

相手のことを考えず、自分の良いところや積極的に知ってほしいことばかり話してしまう。

そういう時、自分は

”相手のことを『信頼』できているだろうか?『理解』できているだろうか?そして、自分自身は相手のことを認められているだろうか?”

そうやって問いかけてみています。

自分を認めてもらおうと思っている時こそ 自分が相手のことを認められていないのかもしれないなあ、と思うんです。

まず自分が信頼する。

僕が心がけているのは、
「とりあえず相手を信頼して、相手のことをかなりじっくり聞いてみる。何か聞かれた時は ありのままで正直に伝える。」
ということです。

(*信頼して裏切られるのが怖い、って方ももしかしたらいるかもしれませんが、僕の経験上 利害の発生しない関係性(=仕事上のつながりなどではない普通の友人関係)で友達を裏切るような人は、小中高生以外ほとんどいません。そこにメリットが一つもないし、自分の信頼残高が減るだけです。僕は他人を裏切るような人と友達にはなりたくないです。)

相手のことを信頼できていれば、
「相手に貢献したい、役に立ちたい
そう思えるようになって、しっかりと相手の意図を読み取ろうと思いながら話を聞けます。
また、何か聞かれた時には、良いところや積極的に知ってほしい事以外の、自分のよくない部分や経験もありのままに伝えられます。

それができれば、だんだんと相手も自分のことを信頼して、素の気持ちを共有してくれるようになると思います。

そうしていくうちに、ゆっくりと信頼関係が生まれてきます。

信頼関係の構築には近道はなく、相手を信頼して、相手に貢献していくことからしか始まりません。
自分にできるのは、『まず自分から相手を信頼すること』だけなんです。

ゆっくり理解し合う

こうやって信頼関係が構築できれば 自然と相手のことを好きになり、もっともっとお互いのことを知りたくなると思います。
言いたいことの言い合いではなく、聴きたいことの聴き合いができるようになっていきます。

この段階で忘れてはいけないのが、
「お互いに分かり合えていないということを、お互いに自覚し合っていることが大切」
だということです。

自分もたくさん経験があるんですが、信頼関係の初期段階に 実際はそこまで分かり合えていないのに
「自分たちはお互いのことを深くわかり合っている」
と思ってしまい、そこから先に進めなくなることがあります。

分かり合えていない状態が悪いわけでは決してありません。
分かり合えないからこそ、コミュニケーションを取るんです。

それを忘れて、相手のことを知る努力を怠ることがあります。
そうすると、それ以上関係性が深まりにくくなってしまいます。

だから、お互いに自分たちはまだまだ分かり合えていないと自覚し合いながら、それを肯定的に捉えてコミュニケーションをしていきましょう。

そして、ゆっくり 少しずつお互いを理解し合いましょう。

『わかり合うことは難しいけど 分かち合うことは僕にもできる』

またかよって感じで恐縮ですが、これはいきものがかりの「笑顔」という歌の歌詞の一節です。

お互いに理解しあうことは難しいし、もしかしたらそんなことはできないのかもしれない。
でも、だからといって諦めず、自分の気持ちや思っていることを分かち合いたい。

(これが僕の基本スタンスなんで、このことについて機会があればまた別のnoteで書きます。笑)

少しテーマからずれた話題にも触れましたが、こうやってゆっくりとゆっくりと、自分たちの気持ちや考えていることを分かち合えれば、だんだんとお互いを理解しあうことができます。

最後に認め合える

こうやってお互いを信頼し合い、理解し合う努力をしてから、やっとお互いを認め合えると思っています。

人間同士なんてそもそもわかり合えないと思っています。
でもだからと言って諦めるんじゃなく、分かち合い続ける必要があると思います。

そうしていくうちに、いつか、お互いを認め合うことができると思います。

「自分を認めてくれる人がいない」と悩んでいる人がいたら、そうやって嘆く前に、自分から相手を信頼することから始めてみてはいかがでしょうか。

ゆっくり、時間をかければ、きっと自分を認めてくれる関係性を作ることができると思います。

近道をしようとせず、ゆっくりじっくり、関係性を構築していきましょう。

note読んでいただき ありがとうございます! 頑張って執筆していきますので、よかったら次の記事も読んでみてください!