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【イベントレポ】バラエティプロデューサー角田陽一郎さん×噺家 立川談慶さん

1週間ぶり4度目の本屋B&B。(ここ2週間で4回も来ている笑)

今日は、金スマや明石家さんまスーパーからくりTV等を制作された元TBSプロデューサーで、今は「バラエティプロデューサー」として活動される角田陽一郎さん( @kakuichi41

落語家で、twitterプロフィール拝見するとベンチプレス130キロ挙げられる立川談慶さん( @dankeitatekawa

のお二人による対談でした。

イベントの構成は、初め1時間ほどお二人のトーク。お二人がどのような考え方でお仕事されているか、最近出版された書籍の内容にも触れながら。

後半は、なんと超至近距離での談慶さんによる「井戸の茶碗」という落語、という何とも贅沢なイベントでした。

(観客も20名ほど?、と程よい距離感・クローズさで、お二人からは芸能界や芸事のアンナことやコンナことなど、かなり面白いお話ばかりでした)

▼お二人のお話で印象に残ったところ

共感でした。もちろん、過去の成功や論理からある程度「正しい」ことは言えるのは間違いないとは思いますが、何が正しい、何が売れるかは、誰にも分からない。

そんな中で「それらしい正論」を掲げて、クリエイターに対して批評や批判を繰り広げることに何の意味があるのか?クリエイターが批判を真に受けてションボリしたら、良いもの生み出せなくなるじゃないか!ということでした。

角田さん自身、もっと周りと讃えあえたら、もっと早くテレビ局を辞めて独り立ちできていたかも、と仰っていて、角田さんの人間味を感じるコメントでした。

少し話は逸れますが、クリエイターに限らず、様々な企業の中でも「VUCAな時代」と言われ、これまでの勝ち筋・戦略では持続的生き残っていけないと言われます。

やってみなければ分からないこと、に対していちいち批評を繰り返してしまい、行動に移せなければ駄目よね、ということは多くのビジネスパーソンにとって、当たり前のことと認識され始めているのではないでしょうか。

これも、勇気がいるけれど大事なアクションと思います。

Tweet内にも書いてますが、実際シゴトしていても、周囲に「承認・励ましあい」ができる人がいるだけで(あるいは健全な愚痴を言い合えるw)シゴトは楽しくなるし、行動し始めることができますよね。

角田さんのような著名な方も、初めは隣にいた一人の人からの承認で、勇気を持って行動できた、というエピソードはワタシに勇気を与えてくださった気持ちです。

明石家さんまさんを例にとり、なるほどー!と思ったお話。

一言多い人は多いけれど、二言多い人、しかも二言目は相手のことをちゃんと承認・褒める人は、そんなに多くなくないですか?

みんな恥ずかしいし、偉ぶりたいし、強く見せたいから、ついつい相手をイジッてマウント取りますよね。

それは知性とは程遠いと。知的でありたいものです!

https://twitter.com/kunitomooo/status/1023899512291512321?s=21

これは長年(22年と仰っていた)テレビの第一線でコンテンツを作られていたプロデューサー角田さんの頭の中を垣間見れるとてもおもしろい視点です。

中身があるなら枠があり、枠が多く現れ、枠よりも中身が大事、中身は生き残る時勢。

中身を外側と切り離す思考から、中身が常に外と繋がり、いや最早、中や外という思考すら無く、渦巻いている状態をイメージされているそうです。

(とても概念的ではあるのですが、ストレングスファインダー「着想」1位のワタシは、この手の複雑かつ抽象的で示唆の富んだ話が大好きです)

ビジネスシーンでも「共創」というキーワードが盛んに言われますが、中と外、を区別し過ぎて身動き取れなくならないで、渦を小さくとも巻き起こしていく意識と行動が必要かもしれません。

こんな形でトークは進み、その後は贅沢にも談慶さんの落語を、2Mと距離で聴けました。とても軽妙で面白かったです。

談慶さんは9月1日18時から浅草演芸ホールで独演会もされるそうで。楽しみですね。

※別に回し者ではないのですがw、大学時代や大阪天満宮で生で落語を聴いて以来、久しぶりの拝聴体験でしたので!

※回し者じゃないついでに、お二人とも最近出版されたリンクをこちらに貼り、イベントレポートを終了とさせていただきます。

お後がよろしいようで。

▼角田さん

▼談慶さん


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YOMOYAMA-NIKKI
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