1泊2日岡山旅行記 後編
11月16~17日にミツカル|Meets Localさん主催の『西粟倉、岡山のゲストに会いに行こう~meets岡山 現地交流会~』参加させて頂きました。
この記事は昨日公開した『一泊二日岡山旅行記 前編』の続きとなります。前編では書けなかった西粟倉の林業のことや2日目の瀬戸内周辺を散策したときのことを書きたいと思います。
西粟倉の廃校を利用し作られた食堂
西粟倉と山
地方ではよく見る山々。それは西粟倉も同じで村の95%が山林となっています。しかし、違うことが1つあります。
西粟倉の山には西粟倉の闘いの歴史が詰め込まれているのです。
西粟倉は平成の大合併により多くの市町村が合併するなか、合併を拒否する道を選びました。その時に村が打ち出したのが『100年の森構想』です。これは、先人が植え50年たった木を100年まで育てあげよう、村ぐるみで挑戦していこうという村の目標を定めたものです。
これにより西粟倉村は一致団結し未来へ進み始めました。
西粟倉の林業
西粟倉の林業は様々な工夫がなされています。例えば、普通なら山主が所有している山を村に預けることで林業の作業の効率化がなされています。もちろん全員が村に預けているわけではありませんが、半分ほどの人は預けているそうです。
また、木の売り方、加工方法にも工夫がありました。木にも良し悪しがあるらしく西粟倉では3段階に区別されています。それでも現在は木の値段は安く、良い木でも一本は3000円程度だそうです。
そのため、西粟倉では木の階級によって販売や加工方法を変えているのだそうです。良い木はフローリングの床などに使われ、悪い木は薪にされ村の温泉施設で使われています。
西粟倉の木材の加工会社では地方工務店向けの木材や特注品の委託製作など大企業ではできないことを探し出してやっていました。
瀬戸内のかわいいもの
17日は瀬戸内かわいい部の梅崎さんの案内を受けながら瀬戸内周辺を散策しました。
梅崎さんは本気の趣味として瀬戸内かわいい部として瀬戸内の魅力を発信しています。今回の散策でも瀬戸内の魅力的な部分「せとかわ」を探しながらの散策となりました。
牛窓オリーブ園から見た瀬戸内海 絶景!!
牛窓神社 もみじの紅葉が良い雰囲気
海岸にいた猫 人に慣れていて釣人の魚を狙う
不思議な愛嬌を持つふくろう達
感想
すごく長い記事となってしまいました。前編、後編に分けても入りきらないほどでした。 それほど密で楽しい旅行でした。
地方創生の大変さを感じる一方、西粟倉の人の未来へこの地域を残したいという強い気持ちも感じました。
来なければずっと知らなかったであろう瀬戸内の魅力も知ることができました。
本当に学びの多い旅行となりました!!
こんな長い記事を読んでくださりありがとうございました!