出張!ミルク風呂~えごた湯編~
こんにちは⛄
小杉湯ミルク風呂チームの関川莉子です。
大寒波が襲いつつありますが、皆さま体調壊されていたりしませんか?寒い時こそお風呂に浸かって体を温めてくださいね。
ミルク風呂チームは、「小杉湯のミルク風呂で癒される人を増やしたい!」という想いのもと、家庭用や業務用のミルク風呂の販売を行っているチーム。2023年もミルク風呂を広めていきますよ~~🐰
そんなミルク風呂チームの活動の一つは、小杉湯以外でミルク風呂の入れる温浴施設を増やすこと。「出張!ミルク風呂」は、ミルク風呂を取り扱って頂いている温浴施設を紹介する企画です!今回は前回の堀田湯に続く第2弾。
今回は、月に一回ミルク風呂をやってくださっている『えごた湯』さんにお邪魔させていただきました。
えごた湯とは?
えごた湯さんは、東京は中野区、新江古田駅から徒歩10分のところにある銭湯です。1983年に創業されましたが、2021年に新たに「geo銭湯」としてリニューアルオープンしました。
「geo銭湯」っていったい何だろう…?と思いながら、新江古田の街を歩いていくと、閑静な住宅街の中に見えてきたのは、煙突!街に煙突が馴染んでる風景、良いですね…。夜になると、この煙突はサーチライトで照らされるとのこと。
コインランドリーを脇目に小道を進み、階段を少し下って入った半地下にえごた湯はありました。
中に入ると、店主の小池さんがお出迎えしてくださいました!
開店前に銭湯の裏を案内してくださいました。
脱衣所
控え目な間接照明が、落ち着いた色の壁紙や木目のロッカーに映えてます。
着替えて、いざ入浴!
お風呂
小杉湯は天井が高く、昼間は明るいのが特徴的ですが、えごた湯は暗い中に映える照明が印象的。「geo銭湯」の名の通り、地球の奥深くまで来たかのような神聖な雰囲気があります。
お風呂は大きく分けて三つ。中温のお風呂、炭酸泉、水風呂。
最初は炭酸泉に入ってみました。
炭酸泉と言うだけあって、入ってみると一番風呂に入った時のように、肌に気泡がつきます。水温は36度~38度。低温ではありますが、長く入るとポカポカと体が芯から温まるから不思議。
湯舟に身を任せながら、天井に映った水面の反射の揺らめきを見ると、なんとも言えないリラックスした気持ちになりました。
本題のミルク風呂は、中温のお風呂にありました。ここでは、週に2回、木曜日と日曜日に種類が違う薬湯を入れているそう。月の初めの木曜日には毎月小杉湯のミルク風呂を選んでいただいています。木曜日は小杉湯の定休日です。小池さんいわく、小杉湯好きの方もよくいらっしゃるとのこと。ありがたいです。
中温の風呂には、ジェットや電気風呂等も備えつけられており、小杉湯では味わうことのできないミルク風呂が出来上がっていました。
水面には、ジェットのおかげで出来た、ラテのようなふわっふわな泡が。ミルク風呂の香りも相まって、やわらかい気分倍増です。
サウナ&水風呂
えごた湯にはサウナもありました。
地球の奥深くから出てきたような熱気が、ヒノキで出来た壁や椅子に囲われた空間に充満。BGMに流れるジャズに合わせゆっくり呼吸を整えると、だんだんと身体が地球とひとつになっていく感覚があります。
サウナを出たところにある水風呂は、青色にライトアップされていてまるで青の洞窟!サウナで火照った体を一気に冷やしてくれます。
心拍を整えたら、もう一度ミルク風呂へ。
サウナで気持ちよくなった状態で、最低限にそぎ落とされた光の中入るミルク風呂は、どこか「大人のミルク風呂」といった趣。小杉湯のミルク風呂が表だとしたら、えごた湯のミルク風呂は知る人ぞ知る、裏ミルク風呂かもしれません。
気持ち良かった~~♨
入浴後
お風呂を上がって、着替えを済ませてドライヤーをかけようとしたら、鏡の前には、なんとフェイスパックが。そういえば、シャワーヘッドもReFaだったな、ということを思い出し、痒いところに手が届くサービスの細かさに驚きました。
着替えて、パックも済ませて、脱衣所を後にしようとしたら、「ちょっと」とお客さんに声を掛けられました。どうやら私が忘れ物をしてしまっていて、そのことを教えてくださったよう。優しい…。
脱衣所を出ると出迎えてくれるのは、なんとビールサーバー!
冷蔵庫で冷えたグラスに自分でビールを注ぎます。お風呂上りに飲むキンキンなビールは格別!!!プッハ~~~~🍺おいしすぎる…。
このビールサーバーは、店主の小池さんがメーカーと保健所とに掛け合って実現したものだそう。メーカーをKIRINにしたのは、えごた湯がある中野区に本社がある会社だからとのこと。小池さんの中野区への愛が伝わります。
他にも、缶ビールやアイスも充実。お風呂上りまで楽しい銭湯でした。
ふらりと訪れた銭湯に、フェイスパックや生ビールが置いてあると、銭湯に来ることがちょっと贅沢なイベントになりますね。
小杉湯が大切にしている、日々の生活に溶け込んだ些細な幸せ、「ケの日のハレ」と通じるところを感じました。
ぽかぽかした気持ちでえごた湯を出て、街を歩いていきます。
近くには川が流れていたり、公園があったり。公園では、小学生くらいの子供たちが遊んでいました。geo銭湯というのは、こうした緑豊かな新江古田の街が創り出した銭湯なのか~と思いながら歩いていたらあっという間に新江古田駅に到着していました。
銭湯がある土地やお風呂の構造が違うだけで変わってくるミルク風呂。えごた湯にはえごた湯にしかない新しいミルク風呂がありました。これからも、より一層ミルク風呂の輪を広げ、ミルク風呂を再発見していきたいと思います!
小杉湯とは違うミルク風呂を味わいたい!、小杉湯の定休日にもミルク風呂に入りたい!という方は、ぜひえごた湯さんに遊びに行ってみてください。小杉湯とは違ったミルク風呂があなたをきっと癒してくれること間違いなしです。
文:関川莉子
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