健美薬湯コラボ風呂開催!小杉湯の清掃レポート!
こんにちは、小杉湯店長のひろしです。
だいたい「ひろしさん」「ひろちゃん」「ひろし」「ひろぴ」と呼ばれております。
ひろしは呼び心地が良いそうですよ。
3月20日(月)~3月22日(水)は、『健美薬湯』さんとのコラボ風呂です!
健美薬湯さんは主に入浴剤を製造・販売していますが、掃除薬剤もたくさん製造しています。
小杉湯では主に健美薬湯さんの薬剤をたくさん活用し、毎日清掃に励んでおります。
なので今回は皆様に、小杉湯で行っている清掃の一部をご覧いただきたいなと思いまして記事を書くことにしました。
小杉湯では、日々営業を続ける中で何を一番目指しているかをご存じでしょうか?
それは皆様に『きれいで、清潔で、気持ちのいい』お風呂に入っていただくことです。
これは小杉湯初代である私の祖父の時から大切にしていたことで、2代目の父、3代目の兄もずっとずっと一番大切にしていることです。
ちなみに3代目の兄も健在です。私は現場の運営をメインに、兄は経営をメインに一緒に小杉湯を切り盛りしています。
姪っ子には「お父さんは3代目、ひろちゃんは何代目になるの?」と質問されました。それは私も兄も教えてほしいことです。
話はそれましたが、これから小杉湯の清掃の話に入ります。
小杉湯の清掃は、現在は朝に行っております。
平日7:00~11:00
土日祝は5:00~8:00
それぞれ4人体制で行っております。
業務内容は「浴室清掃・脱衣場清掃・コインランドリー清掃・仕込み」です。
午前5時は人によっては深夜ですかね。
こんなに早い時間なのにシフトに来てくれる子達がたくさんいます。とてもありがたいことです。
午前5時、外はまだ真っ暗な中シフトの子は小杉湯に来てくれます。
「おはよー」と声をかけると、皆まだちょっと寝ぼけた様子です。いつものチームが集まりだしたとき、皆笑顔を浮かべながらちょっとお話ししながら「さぁはじめますか」と清掃に向かいます。
4人それぞれ自分の持ち場に向かうのですが、特に「この子はこれ、あの子はあれ」とは決まっておらず、自然にやるべきことにばらけていきます。
まず1人向かったのは、深夜の内に薬剤に漬けておいた椅子を回収していきます。
この薬液に一晩漬けておくだけで、水垢や石けんカスが良く落ちます。
椅子を取り出したら、昨日営業で使用した古いケロリン桶を丸1日漬けます。
ケロリン桶は2セットあるので、交互に漬けていくことでキレイなケロリン桶を維持しています。
この液剤も使用し続けると洗浄力が落ちてしまうので、定期的に交換しています。
他の子は、浴槽掃除に取り掛かります。
薬液をホースにセットし、水分を含ませ泡として出す装置を使い、浴槽全体に噴射していきます。
汚れには酸性の汚れとアルカリ性の汚れがあるので、薬液も酸性の薬液とアルカリ性の薬液を毎日入れ替え、様々な汚れを日々落としていきます。
まんべんなく泡泡にしたら、軍手やメラミンスポンジ、ブルーパット(スポンジの裏側の部分)を使って浴槽全体をゴシゴシしていきます。
椅子とケロリン桶、浴槽掃除を済ませると大体5時20分になります。
この時間になると、お湯張りの自動タイマーが働き、各浴槽へお湯張りが開始されます。
浴槽が終わったら、カラン台や浴室内の壁を掃除していきます。
カラン台も壁も泡泡にし、軍手で丁寧に洗っていきます。
床はポリッシャーで磨いていきます。
ポリッシャーは慣れないと扱いが難しく、油断するとポリッシャーに体が持っていかれてしまいます。それぐらい力強く磨けるので、人の力だけでは落とせない汚れも落としていきます。
日替わりでデッキブラシを使い掃除していた時期もありましたが、毎日ポリッシャーで磨いた方がキレイになるよね。と気づき、今は毎日使っています。
カラン台や床は、酸性/アルカリ性の薬剤とは別の2種類の薬剤を使い分け掃除をしているのですが、詳細はまたの機会に紹介しますね。
排水溝も毎日キレイにしています。
以前は毎日はしていなかったのですが、毎日やった方が「きれいで、気持ちいいよね」と清掃メンバーと話し、毎日やることにしました。
水風呂に漬けてあったケロリン桶や椅子も回収し、水風呂の水も抜いて掃除をしていきます。
浴室清掃が終わるのが大体6時になります。
ここから脱衣場の清掃、コインランドリー清掃、お風呂の仕込みをしていきますが、ここから先はまたの機会に書こうと思います。
このような流れで朝清掃は行っており、皆で「きれいで、清潔で、気持ちのいい」を目指しています。
深夜、締め作業でも「きれい」に向き合っています。
ただ、朝だけではないのですよね。
小杉湯が営業を終了する午前1時30分、締めの子達も頑張っています。
深夜の内に、鏡を水洗いし乾拭きを行います。
鏡は、石けんや薬剤を使わずに『水垢を残さないこと』が重要になってきます。
逆に石けんや薬剤を使ってしまうと、鏡に薬の跡が残ってしまったり、鏡にうすーく張られている膜を破ってしまいます。
深夜のうちにホースで水をかけ、タオルで磨きと乾拭きを行っていきます。
このように鏡は汚れないよう、水垢が残らないように、「落とすではなく保つ」を第一に気を付けています。
他にも深夜の子達は、朝清掃の子達が業務に集中できるようにゴミ箱に溜まったゴミを処理したり、椅子を薬剤に漬けたり、薬剤に漬けていた新しいケロリン桶を水風呂に漬けるのも、深夜の子達が行っています。
時間帯は違えども、小杉湯で働いている全員「きれいで、清潔で、気持ちのいい」を目指しています。
健美薬湯さんの薬剤のお話
健美薬湯さんの薬剤が全然出てきませんね。
アルバイトの子達がこんなに頑張っていることをまずは皆様に見てほしくて、つい筆を進めてしまいました。
健美薬湯さんのお話にいきましょう!まずはこちらをご覧ください。
こちらはクラフトコーラの出し殻をお風呂に入れた際に、どうしても浴槽についてしまうシミです。
皆様はクラフトコーラのお風呂に入ったことはありますか?
とても気持ちがいいですよね。クラフトコーラの香りそのものに全身を預けられて私も大好きなお風呂のひとつです。
気持ちのいいお風呂を提供することで、浴槽が汚れることもあります。
こういった汚れをきれいにすること。
明日お風呂に入っていただく皆様に、清潔なお風呂に入っていただくこと。
何度も言いますが、私たちは一番大事にしています。
この汚れは手洗いである程度は落ちるのですが、限度があります。
ここで健美薬湯さんの『ハイスキット』の登場です!
『ハイスキット』は、塩素系の薬剤で、カビやシミをきれいにしてくれます。
ハイスキットは薄めて使います。薄める目安はありますが、自分で濃さを調節できるのも魅力です。
薄めたものを噴霧器に入れ、落としたい汚れに噴霧していきます。
ハイスキットをかけて、しばらくすると汚れが無くなっていきます。
浴槽だけではなく、目地を中心に浴室全体でハイスキットを使用しています。
小杉湯の白いタイルをきれいに維持していくためにも、1週間に2,3回行います。
今回はもう一つだけ、健美薬湯さんの薬剤をご紹介しますね。
その名も『クリーンスター』
いやいや「健美薬湯」じゃなくて「ヘルスビューティー」やないか。
そう思われるかもしれません。
実は健美薬湯さん、2022年10月に「株式会社ヘルスビューティー」から「健美薬湯株式会社」に社名を変更、リブランディングを行っています。
『クリーンスター』は、株式会社ヘルスビューティーの時から扱っている薬剤になります。
クリーンスターは小杉湯2代目の父の代から使用しています。
30年以上ですかね…。ずっとずっとお世話になっています。
クリーンスターは、いわゆる研磨剤です。
クリーンスターを浴室床に撒きポリッシャーをかけることで、床に残ってしまう石けんカスの黒ずみをきれいさっぱり取り除いてくれます。
一時期クリーンスターを使用していなかった時がありまして、その時は床の黒ずみにかなり悩まされていました。
今では週2回クリーンスターで床の掃除をし、カラン台もクリーンスターで掃除する日もあります。
カラン台に残ってしまう黒ずみにも悩まされていましたが、クリーンスターを使うことできれいになり、悩みも無くなりました。
小杉湯アルバイトの子達は自主的に「よりきれいに」を目指してくれています。
小杉湯を「きれいで、清潔で、気持ちのいい」空間にすることは、店長の私や、運営メンバーだけではなく、アルバイトの子達の中だけでも向き合ってくれています。
自分たちが日々のルーティンで掃除をしていく中で、気になった箇所を見つけ、「よりきれいに」を目指しています。
今までハイスキットは運営でのみやっていましたが、落ちる汚れや使い方を教えることで、自主的に行うようになりました。
「この薬剤を使うと、この汚れが落ちる」というのが分かると楽しい。と言ってくれています。
チームでも個人個人でも、「よりきれいに」に向き合ってくれているのは本当にすごいことだと思います。
「朝清掃の掲示板を作りたい!」とある子が要望をくれたので、最近掲示板を始めることにしました。
「朝清掃メンバー曜日毎のコミュニケーションをもっと取りたい」や、「他のアルバイトの子達にも頑張っていることを知ってもらいたい。」とのこと。
感心というより、純粋に嬉しいことです。
朝清掃メンバーに突然インタビュー
最後に朝清掃メンバーに、朝清掃のこと・小杉湯の掃除のことを実際どう思っているんだろうと。インタビューをしてみました。
『朝清掃をやるに当たって普段から意識していることは何ですか?』
『朝清掃をやるに当たって普段から意識していることは何ですか?』
最後までお付き合いありがとうございました。
長かったですよね。
のぼせてませんか?
水風呂にも入ってみてくださいね。
私たち小杉湯が目指しているものを皆様に感じてもらえるよう、日々励んでいきます。
今後とも小杉湯をよろしくお願いいたします。
(文章:ひろし、ちょっとだけ瑞季)
(写真:ひろし、瑞季)