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温泉に入っているみたいな結婚式 “小杉湯のミルク風呂”入浴剤で幸せのおすそわけ

「結婚式の引き出物として、“小杉湯のミルク風呂”入浴剤 22箱の注文が入りました」
突然の連絡に驚き、小杉湯全体が沸き立ちました。
よくよく話を聞くと、なんと“いい風呂の日(11月26日)”式を挙げるらしいのです。【小杉湯のミルク風呂】入浴剤が誕生したのも同じく“いい風呂の日” こんなにも嬉しい機会はなかなかありません。

「ハレの日にミルク風呂を使っていただけるなんて光栄だね!」
「きっとお風呂好きな人達に違いない…!」

お二人にインタビューを依頼したところ、二つ返事で快諾。
1週間前に挙式を終えられたばかりの、梅木タイシさん、梅木アヤカさんに話を伺いました。

愛知県出身の梅木タイシさんと大阪府出身の梅木アヤカさん
アヤカさんは結婚を機に上京し、現在はおふたりで暮らしている

「どうも、梅木と申します。今日すごく楽しみにしてきました」
待ちに待った、インタビュー当日。おふたりはなんと、おそろいの“あとは寝るだけ”スウェットでご登場。
新婚ながらもどこか穏やかな雰囲気。スウェットについて伺うと、「家にもう1色あるんです」と嬉しそうな笑顔から伝わってくる銭湯愛に、期待が高まります。


シャチホコみたいに輝いていた先輩

ーこの度はご結婚おめでとうございます!
おふたり:ありがとうございます。

ー早速ですが、おふたりの馴れ初めを伺ってもよいでしょうか?
タイシさん:大学のときにサークルが一緒で、学年が2個違いだったんですけど、合宿みたいな大きいイベントのときに、彼女から声をかけてくれたんです。
僕が運営側で一応最後のイベントだったので、後輩や同期からも皆にお酒を飲まされて、ほぼ記憶がない状態でした。僕が猫好きなので「猫カフェに行きませんか」と声かけてくれたみたいなんですけど、僕は全く覚えてないんです。
アヤカさん:それまで全然喋ったことはなかったんです。彼はサークルの副会長で、私が1年生でした。ある時サークルのLINEグループで「梅」という登録名の人から手書きの連絡のメモの写真が送られてきて、「めっちゃ字が綺麗な人やな」と印象に残っていたんです。
例の合宿の夜、なんか猫追いかけてる人を発見して、名前をきいたら”梅木”と言うので「あ!あの字が綺麗な人や~!」っと。
「梅」さんは女の人だと思っていたので、まさかの男性だと分かりびっくりしたし、なんか猫を追いかけてるし、頑張って副会長もしていたので、シャチホコみたいに輝いて見えました。

ー突然のシャチホコ!?
タイシさん:僕の実家が名古屋なので…(笑)
その日は記憶はなかったのですが、後日改めて「猫カフェいつ行きますか?」と連絡をいただいて、そんな話があったな…って感じで、でも実際会ったらすごい気が合って、そこから徐々に…っていうのが馴れ初めです。
ふたりとも猫が好きだけど、実は猫アレルギーだったので、ズビズビになりながら猫カフェへいきました。(笑)

ー初デートなのに、ズビズビ(笑)
アヤカさん:猫も驚いたやろな、こんな鼻水出てる人間見たことない!て。

ーお二人はその後、交際してからどのくらいで結婚されたんですか?
アヤカさん:付き合ったのが2016年で、2020年に入籍したので4年ですね。
タイシさん:ちょうど4年の日にプロポーズして、“いい風呂の日”に入籍を。コロナの状況もあったので、2年後の入籍記念日に結婚式を挙げました。

遠距離恋愛のふたりを繋げたものは…

ーいい風呂の日に入籍、ということですが、もともとおふたりは温泉とか銭湯がお好きなのでしょうか?
アヤカさん:そうですね。温泉が好きで、温泉同好会っていうのを2人でやっていて…

ー2人で!?
タイシさん:日本全国色々なところに温泉旅行をしています。
アヤカさん:東京と大阪で、ずっと遠距離恋愛だったんですよ。
タイシさん:付き合って半年で僕が社会人になって東京に行き、彼女は学生で、就職も大阪だったので、おそらく4年ぐらいは離れてました。
アヤカさん:なので、会う時は東京か大阪か、どこか日本各地の温泉地に集合して、結構いろいろ行きましたね。

ーお風呂好きになったきっかけがその温泉旅行だったんですね。
これまでで一番良かった温泉はどこですか?
アヤカさん:兵庫の城崎温泉!あと私の誕生日に行った新潟の松之山温泉
タイシさん:松之山温泉って“日本三大薬湯”(有馬温泉、草津温泉、松之山温泉)の一つなんですけど、一番マイナーな気がして(笑)
アヤカさん:行ったらめちゃくちゃ良かった。
タイシさん:「酒の宿」という宿に泊まらせていただいたんですけど、
温泉もいいし、米どころだから、美味しいお酒も飲める。

ー最高ですね。今後も温泉同好会でたくさんの温泉を回っていくんですね。
そうですね。誕生日とかも温泉旅行みたいな感じで、いけたらいいですね。

ーそんなお風呂好きなお二人ですが、小杉湯との出会いは…
アヤカさん:私が大阪住んでた時に“7RULES”という番組で見て、「東京にめっちゃ素敵な銭湯ある!」と思い、絶対に行きたくて、行きたいとこリストにも登録していました。彼は東京で、しかも中央線沿いに住んでたので、1~2年ほど前に、ここにお伺いしたのがきっかけです。

ー小杉湯は普段から入りに来られているんですか?
アヤカさん:そうですね、割と頻繁に。
タイシさん:お酒も好きなので、高円寺に飲みに来て、小杉湯さんでリフレッシュして帰るっていうことをよくさせていただいてます。

ーお風呂が大好きだったり、お酒が大好きだったり、なんか小杉湯スタッフと喋ってるみたいな気分で、親近感を感じます。


これまでも、これからも老夫婦のように

「お風呂はうちらに欠かせないよね」

ー今回、どうして結婚式のギフトとして【小杉湯のミルク風呂】を選んでくださったんでしょうか?
タイシさん:挙式が“いい風呂の日”なので、ギフトもお風呂にちなんだものを探している時に、これがちょうど目に入って、すごくいいものがある!と。

ーお二人は普段から入浴剤を使われていますか?
アヤカさん:私はよく色々なものを試してます。毎回入浴剤を入れたいけど、もったいないなとも思うので、大切に使ってます。
小杉湯でミルク風呂にはいつも入っていますが、入浴剤のミルク風呂は今回初めて使いました。すべすべして、めちゃくちゃ気持ちよかったです!

ーありがとうございます!
タイシさん:式でお渡しして、すぐに使っていただいた人からも「すごい入浴剤だね」という声も届いてます。
アヤカさん:「香りがいい」とか「すべすべになる!」とか、Instagramのストーリーとかで教えてくれました。

ー嬉しいです!ありがとうございます。おふたりは今後、どういう夫婦になっていきたいなとかあったりしますか?
タイシさん:今すでに、老夫婦みたいで。プロポーズのときの手紙に書いたのですが、老夫婦のようにずっとのんびり平和に生きたいなっていうのがありますね。
アヤカさん:かわいいおじいちゃんとおばあちゃんに、ね。
タイシさん:年をとってもバスで旅行をしたり、のんびり2人の時間をずっと過ごせるような夫婦になれたらいいなと思います。

ーずっと変わらず温泉に入って?
アヤカさん:お酒を飲んで(笑)

ーお風呂に入ってほっこりする未来のおふたりの姿が想像できます
タイシさん:”いい風呂の日”の式をあげて、引き出物には”ミルク風呂”で、結婚式に来てくださった皆さんが「温泉入ってるみたいな式やった!」「なんか落ち着いて、ほっこりした〜」って言ってくださって、それが嬉しいです。

ーわ〜嬉しいですね。私たちも幸せをおすそわけしていただきました。これからも末長くお幸せにいてください。今日は本当にありがとうございました。
おふたり:ありがとうございました。


いつもは高円寺の街をあたためるミルク風呂が、素敵な夫婦を通じてたくさんの人に届きました。これからもミルク風呂は、どこかの誰かの手から、その人の想いとともに、大切な誰かへと届いていくのでしょう。

ひと通り質問を終えたあと、初めてのインタビューに「聞き逃しはないかな…」とつぶやいていると、「何かあったら、また来ますよ~」「続きは飲みながら!(笑)」と笑顔でおっしゃる梅木夫妻。最後まであたたかいおふたりの心遣いに、感謝しかありません。

インタビューを終えたあと、私も湯上りのようにほかほかな気持ちで帰路につきました。


〝小杉湯のミルク風呂″ 入浴剤はお歳暮や引き出物など、お祝い事のギフトとしてもお使いいただけます。
個数や装飾など、興味を持たれた方は HP のお問い合わせフォームやInstagram (@milk_kosugiyu) のDMにお気軽にご相談ください。

小杉湯 ミルク風呂チーム とは?
小杉湯のミルク風呂の素晴らしさを全国に届けるべく発足したチーム。
店頭商品のラッピングをしたり、季節ごとのポップを作ったり、イベントに出店したり…… 
最近は HP や Instagram (@milk_kosugiyu) での発信も頑張っています。

文章:加藤美紗
編集:筒本博子
インタビュー:ミルク風呂チーム




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