坂戸3・3・22号川越鶴ヶ島線
坂戸都市計画道路3・3・22号川越鶴ヶ島線は、埼玉県鶴ヶ島市大字太田ヶ谷字地慶を起点とし、埼玉県鶴ヶ島市大字高倉字新右ヱ門前へ至る延長約 2,150m、幅員 16〜25m の都市計画道路です。往復2車線(国道407号高倉交差点から一本松方面)または往復4車線(川越市境付近から国道407号高倉交差点まで)を有します。
ほぼ全線が埼玉県道114号川越越生線のバイパスに指定されており、概成済み・事業中です。
2023年(令和5年)3月25日15時に、圏央道「圏央鶴ヶ島IC」立体化事業の関連道路として鶴ヶ島市道1015-1号及び1015-2号線として幅員25m 往復4車線で開通しました。
それ以前は暫定2車線で国道407号から圏央鶴ヶ島ICまでの区間で供用されていました。途中の坂戸3・4・6号富士見通線との接続を除き、国道407号から当道路を経由した場合には圏央鶴ヶ島ICに直結していたため、圏央道への流入・圏央道からの流出以外の機能がありませんでした。
新川越越生線
構想広域幹線道路「新川越越生線」の一部であり、2024年11月現在都市計画道路起点(鶴ヶ島市太田ヶ谷)で急カーブしている地点から川越市笠幡地区を経由し、県道114号川越越生線現道の「八瀬大橋」へ直通する想定で建設されています。
しかしながら、カーブ地点から八瀬大橋付近までの区間では決定された計画は存在せず、さらに八瀬大橋以東においては幅員18m 往復2車線となっており、当「川越鶴ヶ島線」とは道路構造の不整合が存在しています。
八瀬大橋以東は「川越3・4・6号外環状線」として国道16号大袋新田交差点まで計画幅員通りに供用済みです。
「新川越越生線」構想としては往復4車線の道路であることから、川越3・4・6号外環状線の計画は新川越越生線の整備を考慮に入れておらず、将来構想具体化が進んだ場合には都市計画変更が必要となる可能性があります。
最近の県議会一般質問等の状況
令和6年12月定例会 一般質問 質疑質問・答弁全文(長峰秀和議員) - 埼玉県議会 https://www.pref.saitama.lg.jp/e1601/gikai-gaiyou/r0612/4/d/0900.html
道路の概要
管理:鶴ヶ島市
通過自治体:鶴ヶ島市
開通日:2023年3月25日
幅員:25m(国道407号バイパス以西は16m)
車線数:4(国道407号バイパス以西は2)
ほぼ全線で県道114号川越越生線の支線に指定されています。
開通当初は鶴ヶ島市道指定でしたが、鶴ヶ島市管理継続で埼玉県道と重複という扱いになりました。
備考
埼玉県鶴ヶ島市は坂戸都市計画区域に属しており、都市計画道路の名称としては原則として頭に坂戸が付きます。都市計画道路番号も坂戸市と続き番になっています。(例: 坂戸3・3・1号新熊谷入間線、坂戸3・3・22号川越鶴ヶ島線)