自転車通勤(通学)のハードル③金銭面
*注 今回は通勤には当てはまりますが、通学には当てはまらないかと思います
電車通勤しているときは、定期代相当を通勤手当として支給されるという人がほとんどで通勤のための出費は実質0円だと思いますが、自転車通勤するとなるとどれだけの金銭的な負担が発生するかを考えてみたいと思います。
まず、今会社から支給されている定期代をそのまま駐輪場料金にあてがえばよいと考えている人がいると思いますが、その考え通りに進まないこともあります。結論を言うと会社によって対応はまちまちで、通勤手段によらず通勤手当が支給される場合もあれば、自転車通勤するのであれば通勤手当は支給されないという会社もあります。通勤手当が支給されない場合は月々の支出額が大きく変わりますので、必ず会社の人事総務に確認しましょう。仮に自転車通勤になっても支給されるなら確認する必要もないし、仮に自転車通勤では支給されないなら確認せずに黙っておいて通勤手当をもらい続けるほうがいいんじゃないと思う人も中にはいると思いますが、後者は不正に手当てをもらうことになり、厳密には犯罪となり会社独自の懲罰を受けたり受領した金額を返金するよう訴えられる恐れがありますので絶対にやめてください。またこれは金銭面とは別の話ですが、通勤経路も電車通勤の時と自転車通勤の時とで異なるのでどのように会社に通勤経路を届け出るのが良いか確認しましょう。
一方予想される出費面ですが、毎日(あるいは毎月)の駐輪場料金があります。私の場合は8時間ごとに100円の駐輪スペースにに停めているので、毎日100円または200円の出費となり、毎月2000円から4000円くらいです。
あと見落としなものとして電車代があります。自転車通勤をするのだから電車代はないでしょ?と思うかもしれませんが、私は通勤時間帯に雨が予想される場合は電車で通勤しています。もちろん雨でも自転車通勤をするというのであれば関係ないですが、雨でびしょびしょになってまで自転車通勤をしたいとは思わない人は電車代を考慮しましょう。
他に大きな出費としては自転車保険があります。ただ自転車保険はお住いの都道府県によって義務の場合もありますし、通勤をしようがしまいが、クロスバイクやロードバイクに乗るのであれば保険に入ることを私はお勧めしますので、自転車通勤のための追加の出費というよりは自転車に乗るということの基本料金と私は考えるので、この金額は差し引いています。
自転車通勤をすることで自転車に乗る頻度が上がり、メンテナンス用の消耗品や服の買い替えの頻度も上がるかもしれませんが、微々たるものかなと感じているので私は考慮していません。雨の日もガンガン乗るのでレインウェアや防水バック等何か追加にアイテムを買うのであればその費用は考えておいたほうが良いです。
自転車通勤でも電車の定期代相当が通勤手当として支給されるのであれば、支出はとんとん程度かちょっと足が出るくらいをキープできるのではないかと思います。私の場合はよほど天気の悪い日が多くない限りプラスになるのでお金の節約になっています。もし通勤手当が支給されないと毎月数千円~一万円程度の出費と結構な出費になるので理解しておくようにしましょう。
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