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1年ぶりの投稿!
フォローしてくれている皆さん、フォローはしてないけどなんとなく気になるから見てくれている皆さん、初めましての皆さん、こんにちは。前回の投稿から既に1年以上経ったようですね。
このnoteアカウントは、2022-23パリ留学記として使っていたので、それ以来あんまりいじってなかったのですが、久しぶりにアカウントを開いてみると、新しいフォロワーさんも増えていて驚いてます。それほどフランス・パリって魅力的なのかな?笑
ところで現在私はというと、こないだの3月に無事大学を卒業し、現在は日本の島を放浪しております。一橋大学に行って〜パリにまで留学したのに〜、え?フリーター?って思うかもしれません(実際私も1日1回は思ってる)。そうです、その通りです。でも放浪してるとはいえ、仕事は各地で数週間〜数ヶ月単位で見つけて、お金はちょこちょこ稼いでますヨ。海外ではこういう期間を「ギャップイヤー」と呼ぶことも多いみたいですが(最近は日本にも浸透してる?)、そもそも自分の場合ギャップイヤーを取ろうとしてこうなったわけでもないですし、1年じゃ終わらないかもしれないし笑、あんまり変に名前つける必要もないかなって思ってます。
フランスから日本に帰ってきて、たくさん刺激を受け、西欧の風に吹かれていたおかげで、日本の社会の色々な仕組みに対して疑問を持つようになりました。実際に日本でもデモに参加したり、最近だとガザ支援のイベントに参加したりもしました。その一方で、欧米>日本と、無意識にランク付けしている自分がいたことにも気付きました。それと同じように、リベラルあるあるかもしれませんが、都会>田舎という認識も染み込んでしまっていた。
近年欧米では、極右勢力が台頭してきています。そこから分かるのは「社会的分断」です。特にフランスでは、高等教育で人権思想を学んだエリート左派 vs 生活に苦しみ極右思想に惹きつけられる地方労働者、の対立が目立ちます。私の場合は、恵まれたことに社会学という素晴らしい学問を学ぶ機会を得ることができたので、リベラル思想に傾倒しています。しかし恵まれた私たちは、保守勢力に票を投じる人々を嫌悪するだけで、何も手を差し伸べようとしていないし、対話することさえ拒否しているのではないか。それは日本においても言えると思います。実際私は社会学部に所属していたので、周りはそれなりにリベラル寄りの人が多かったですが、所謂「マイノリティ」を気にかける人は多くても、簡潔な保守的思想に傾倒せざる負えない人たちに寄り添える人は少なかったと思います。そもそも、小さい頃からお受験するせいで、そのような人達と関わる機会さえなかったという人も多いです。
大学にいた頃からこれについては結構モヤモヤしていたのですが、ぐちぐち言うだけで結局は何もできず〜周りに流されていました。今は大学を卒業して、色んな面で free になったので、日本全国色んな地方を回って、いろ〜んな人と出会って、「地べたに生きる人達のことばに耳を傾ける」ことを意識して旅していきます。
ちなみに、今現在はなんとなく「島」にこだわっています笑
なぜ島なのかというと、5月中旬から3ヶ月ほど滞在していた五島列島の自然と人の優しさに救われたから、という単純な理由。そこは本土との移動手段が船しかない島でしたが、だからこその人口や物が密集した都市とは違う豊かさがありました。
というわけで、これからしばらくこのnoteは私の島放浪記になります。フランスの話題を楽しみに読んでくださってた方々には申し訳ないですが、、、笑
なのでこのnoteの名前も「Kossyのパリ留学記」から「デラシネ放浪記」に改名します🎊デラシネとは、フランス語で「根無し草」の意。
それでは今後もお楽しみに。
フランス目当てでフォローしてくれた人も読んでくれたら嬉しいな。