全然ミクロじゃない
前回のつぶやきはかなりテンパっていたので、思わず「コッシーチルドレン」や「良い子にして」なんてほざいてしまったわけですが、冷静になって振り返りめちゃくちゃ恥ずかしくなりました。
こんにちは、コッシーです。
さて、オミクロン株が猛威を奮っておりますが、ついにと言うべきか、とうとうと言うべきかは分かりませんが、うちの会社の関係者でコロナ陽性者が確認されました。確認されたのはデイサービスの利用者さんでした。
仮にその方をAさんとします。
1月某日にAさんの同居家族にコロナの感染が確認されAさんが濃厚接触者になりました。その時点でAさんは複数回うちのデイサービスを利用されていました。
当初の検査ではAさんは陰性だったため10日間の自宅待機のみで利用を再開する予定でした。しかし利用停止から1週間後発熱されたとのことで、再度検査を行ったところ陽性が確認されました。
「申し訳ありません。母、コロナでした…」
完全に陰性と思っていたので、「ハハコロナ」という娘さんからのパワーワードに僕も含めてデイサービススタッフ全員が慌てふためきました。こういう有事の際ほど冷静に対応しなくてはいけませんが、(自称)愛知県屈指のクール責任者のこの僕でもめちゃくちゃテンパりました。
デイのスタッフから「Aさんが陽性でしたぁーーっ!!」と言われた瞬間はあまりの衝撃に頭の中が真っ白になりました。僕がもし鬼滅の刃の炭治郎なら「判断が遅い」と鱗滝さんにビンタされてると思います。そのくらい一時固まりました。
しかしこういう時こそ責任者の腕の見せ所です。すぐに我に返り対応に当たりました。
保健所に感染が確認されたこととその後の具体的な指示を仰ぎました。デイのスタッフにはAさんの利用日と利用した日のAさんとの接触者を確認させました。
結果的にAさんの濃厚接触者となったのが、Aさんを送迎した運転手と同乗したスタッフの2名、そして一緒に乗っていた利用者2名、さらにAさんの入浴介助を行ったスタッフ2名の計6名でした。
Aさんがデイサービス内で過ごされていた時ほとんどマスクをしていたことや、食事中はしっかりとアクリル板で仕切りをしていたことなどが考慮され、あとの人たちは濃厚接触に当たらないと判断されました。
系列の医療機関にすぐに連絡をし、事情を説明してPCR検査の手配をしました。うちのスタッフ4名と利用者1名(1名の方は検査を受けず自宅待機するとのことでした)に受診してもらい検査を受けてもらいました。
結果は全員陰性でした。
しかしAさんみたいに後で判明するパターンもあります。うちのスタッフはその日から10日間自宅待機をしてもらうことにして、同じく利用者さん2名も10日間利用を停止してもらいました。
その後、他の利用者さんやケアマネージャーさんなどの関係各位に事の経緯を連絡しました。幸い利用を停止される方はいませんでした。
その日は終始対応に明け暮れ本当にバタバタで全て終わったときには真っ白に燃え尽きました。
濃厚接触者の方々には現在はまだ自宅待機をしてもらっている途中ですが、今のところ熱が出たり具合が悪くなったりなどの報告はなく、少し安堵しています。
感染の方は徐々に落ち着きを見せていますが、それよりも問題なのがデイサービスの人員です。運転手1名とケアスタッフ3名が抜けてしまいました。
ただでさえ潤沢ではない人員の中で運営していたので、4人の離脱は本当に痛いです。かと言ってすぐに代わりの人を補充できるわけではありません。
こういう時こそ責任者の腕の見せ所です。人がいないのなら僕がやるしかありません。
というわけで僕は現在デイサービスで送迎ドライバーをしたり利用者さんの対応などをしており、終日デイで勤務しています。慣れない仕事に四苦八苦しておりますが、利用者さんがいる以上運営を止めるわけにはいきません。
自宅待機しているスタッフが戻るまでデイのスタッフとして頑張っていきますので、またしばらくnoteから離れますが、コッシーチルドレンのみんなは良い子にして待っててくれよな!#また言う#振り返って恥ずかしくなるヤツ
それにしても今回のオミクロン株は本当に恐ろしいまでの感染スピードですね。連日流れる感染拡大のニュースに不安な気持ちでいましたが、どこか他人事のような感覚でいました。
しかしオミクロンは決して外の世界で起こっているのではないと改めて思い知らされました。今後も拡大スピードは衰えてくるとは思えません。いくら気を付けていても感染してしまうことはあると思います。
もしそうなっても慌てることなく落ち着いて対応できるように準備と覚悟を持ちたいと思いました。
最後に。
どうせなら『オミクロン』なんて可愛い名前じゃなくて『デストロイヤー』みたいな激しめの名前にして欲しかったなと思います。そうすればもっと警戒すると思います。
それではまた。
コッシー