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そんな事は望んでなかった

YOUTUBEで「介護保険の加算は要件などを厳しくしてそれをクリアーしないと算定させないようにしている!」と熱弁されてる方がいて、それが加算なのでは?と思った次第です。#簡単に取れたら加算にする意味がない

こんにちは、コッシーです。


さて、うちの会社には社用車が十数台ありまして、ほぼリースで借りております。購入とリースでどっちが得かは一概には言えないと思いますが、うちの場合はメンテナンスの部分もリース料に含まれており、車検やオイル交換などの点検等を定期的に行ってもらえるため、リースにしています。

N社とM社の二社からリースをしていますが、何か特別な意図があって二社にしているわけではなく、いろんなタイミングが重なって現状そのようなカタチになっています。


先日、僕の知り合いの病院の事務長さんから、社用車をリースに切り替えたいのでリース会社を紹介して欲しいと相談を受けました。

そこの病院は規模としては結構大きな病院でして、保有している車の台数もうちの比ではなく何十台もあります。そのため管理に伴う人件費コストもかかることと、数台がかなり劣化しており、メンテナンスと代替え等も含めて総合的に提案をして欲しいとのことでした。経費削減も考慮しているとのことで、出来るだけ低価格でお願いしたいと希望をされていました。

おそらくこの話が決まれば、リース会社にとって相当な売上は見込めますし、大病院と契約できるチャンスは早々ありません。一社に声をかけるよりも複数社に声を掛けた方が、最終的には金額が下がるのではないかと思い、うちの会社でリースをしてもらっているN社とM社の二社に声をかけました。


やはりどちらの会社も鼻息がとても荒く「是非うちでやらしてください!!!」と前のめりで言われていました。いや僕が決めるわけじゃないからとりあえず落ち着こう。

早速、二社を病院の事務長Kさんに紹介し、詳細や条件等々を打合せをして後日二社から見積書をKさんに送付するという段取りをしました。後はKさんが二社の見積もりを見て判断されるだけで、僕の仕事はここまでだなと思っていました。


しかし数日後、Kさんから受けた連絡により再び僕の出番がやってきました。

Kさんからの連絡は、M社からの提案書にうちの会社がM社と契約しているリース料金とかメンテナンス内容とかが全て記載されていたとのことで、うちがそれを了承しているか心配になり連絡をくれたとのことでした。

もちろんうちには一切の連絡もなく、了承などはしていません。仮に連絡があったとしても了承なんてしないと思います。Kさんから個人的に連絡があったとしたら教えていたかもしれませんが、提案書に記すとなると話は全く変わってくると思います。

一般的に他社との料金比較を記載する場合、僕がこの記事でN社とかM社とか記載するように、比較先の会社は隠したりぼかしたりするのが普通だと思います。

それをM社はこちらに何の断りもなく、他のお客さんへの提案書に勝手に記載するばかりか、しかもうちよりもこれだけ安くしますというダシに使われていたそうです。

そりゃうちよりも契約台数が多いので安くなるのは数の論理で言えば当たり前ですから、そこは別に良いんですが、やはり勝手にうちの情報を記載するのは完全にルール違反だと思います。別に怒ってるわけではありませんが、今後もM社とはお付き合いが続くので、その辺りの部分をM社の担当者とその上司の方に話をした方が良いと思い、こちらにお越しいただきました。

話と言っても「ビジネスをする上でそちらが行った今回の事は間違っていると思うので気を付けた方が良いですよ」といった当たり前の事を、やんわりと指摘をさせていただいただけです。

担当者も上司も「本当に申し訳ありませんでした」と言っていましたが、おそらくそこまで悪い事をしたとは思っていなかった様子でした。

しかし、今回の事案は病院の担当者のKさんにとってM社の信用を落とすには十分の出来事だったみたいで、結局KさんはN社を選択しました。

もちろん僕がKさんに「M社はやめた方がいい」などの意見は言っていませんし、言うつもりもありませんでした。ただKさんには「M社には軽く注意しました。教えていただきありがとうございました」とお礼を伝えただけでした。まぁでも普通に考えたらそんな会社嫌だよね(笑)


KさんがM社に断りの連絡を入れた1週間後くらいに再び僕の元にM社の上司の方と別の担当者がやってきました。

契約できなかった腹いせにもしかしてボコられるかな…と内心ドキドキしていました。しかし上司の方からボコられるどころか、逆に再度謝罪を受けました。

「この度はこちらの落ち度により、そちらに多大なるご迷惑をおかけして本当に申し訳ありませんでした」

「いやもう本当に気にしていないので大丈夫ですから」

「いや!本当にコッシーさんがお怒りになるのもご最もであり、全部こちらが悪いんです!」

「いやいやもう本当に本当に大丈夫なんで(マジでやめてくれ)」

「今回の件はこちらも重大な事と認識しておりまして、前担当者の○○をこちらの担当から外し、地方の営業所に異動させましたのでご安心ください!!」

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何でそんな頼んでもいない事をやっちゃうのかな!?バカなのかな!?僕は全然怒ってないし、ましてや担当の方を飛ばす事なんて全く望んでいないし、なんなら担当替えて欲しいとも思っていないのに、やっぱりバカなのかな!?それにもし責任を取るんなら担当じゃなくて上司の貴様だろ!大事な部下飛ばしてどうすんだ!お前が飛んでけよ!もう絶対バカだろ!

こういう部下に責任を取らせるタイプの人が僕は本当に大嫌いで、仮に担当の方の勇み足だったとしても、提案書を確認して承認したのは間違いなく上司の人なわけで、だとしたら最終的な責任は上司にあるだろと強く思います。

この日を境に、今後一切M社と新しい取引をするのは絶対にやめようと心に固く誓いました。もちろん相手には言わないですけどね。

でも今どきこんな時代錯誤なことがあるのかと本当に驚いたのと、自分が良かれと思って言った事で他人の人生を狂わせてしまう事になるとは……本当に発言には気を付けようと思いました。


現場からは以上です。それではまた。

コッシー

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