ドタキャンの数だけ強くなれるよ
カオナシのチョコバナナがあると聞いて、「またまた~」と思いながらググってみましたが、そのクオリティの高さに驚きのあまり「あ……あ……」としか声が出ませんでした。#リアルカオナシ
こんにちは、コッシーです。
さて、以前の記事でお伝えいたしましたが、うちの会社では多職種の求人募集を行っており、それに伴い日々応募者の面接させていただいております。
面接をしているといろんな方がいるなーっということを記事にしましたが、その中でドタキャンする人がいたと書かせていただきました。
ドタキャンは相手の時間を無駄に奪う社会人としてあるまじき行為です。面接を辞退するのは別に構いませんがせめて一報くらいあって然るべきだと思います。
って思っていたら、今日またドタキャンをされました。
面接の予定時間になっても姿を現さず、電話をしても出ません。その後3回くらい電話しましたが出ませんでした。
なぜ連絡をしてくれないんでしょうか。巷ではドタキャンが流行っているのでしょうか。もしかして気絶でもしてるんでしょうか。
ドタキャンするヤツなんて最低だ、と切り捨てることは簡単ですが、これからも面接は続くわけでもしかしたらまたドタキャンをする人が現れるかもしれません。
そんな時に「時間泥棒め!もう!」と怒っていても何の改善にもならないですし、もしかするとこちらにも原因があるのかもしれません。
そこで今日はドタキャンする人の気持ちに一旦憑依し、どうしてドタキャンするかを本気で考えて今後の参考にしていきたいと思います。
まず前提として、面接に行けないのではなく行かないという状況とさせていただきます。面接に行けないのであれば、おそらく何らかのトラブルがあったか気絶をしているのではないかと思います。その場合は多分連絡をくれると思いますので、今回は面接に行かない人の気持ちになって考えてみます。
面接に行かない1番の理由としては、おそらくめんどくさくなったんだと思います。
そもそも自分で申し込んでおいてめんどくさくなったとか自己中にもほどがありますが、人は気が変わる生き物です。昨日までは行く気満々でも朝起きて「面接かぁ…だるいなぁ…」と思う事ってあるかもしれません。
それでも大半の人が重い腰を上げて面接に向かうと思いますし、仮に行かないという選択をした場合でも相手先に連絡くらいはすると思います。
しかし面接にも行かない、連絡も入れないとなると相手がどんだけ困っても知らんがなという思考回路かと思います。相手が自分のために時間を作っていたとしても、相手が自分ために場所を作っていたとしても自分には関係ないと思っているということです。
企業側からすると本当に腹立たしい行為ですが、一旦怒る気持ちは抑えて、冷静に相手目線でとことん考えてみましょう。
せっかく面接をエントリーした企業を自分とは関係ないと思えるのは、その企業の存在が自分にとって働く先の候補の一つなだけと捉えているのだと思います。その企業が儲けようが潰れようが喜ぼうが困ろうが、面接前であれば、自分の人生において何の影響ないと思われているのです。
これは言い換えればそれだけ魅力ない企業だと言う事だと思います。
もし自分は本当にそこで働きたい!と思っていたのなら、そもそもめんどくさいと思わないですし、仮に体調不良でどうしても行けなくなったとしても絶対に連絡をすると思います。だってここで終わりにしたくないから。そこで働きたいから。
ドタキャンをされるというのは、所詮そこまでの企業ということ。ドタキャンをする相手が常識外れなのではなく、自分たちの力不足です。
ドタキャンされて、「ふざけんな!俺の時間を返せ!」なんて思う時間があるのなら、もっと魅力のある企業にするためにどうすれば良いかを考えそして実行する方が建設的だと思います。
来ない相手に怒鳴っても仕方ありません。
これからうちの会社の受ける人は少しでもめんどくさいと思ったらどんどんドタキャンしてくれて大丈夫です。
ドタキャンの数だけ強くなれるよ、アスファルトに咲く花のように。
そんな話を一緒に面接をする後輩に熱く語ったところ、
「でも辞退の連絡を受けたとしても、うちの会社に魅力ないって気付けると思うので、やっぱりドタキャンはやめて欲しくないですかね?」
と至極もっともな事を言われたので、やっぱり面接を辞退する時は連絡をして欲しいと思います。
辞退の数だけ強くなれるので。#ドタキャンの数は涙しか出ない
現場からは以上です。それではまた。
コッシー