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ステップ

「陽性者や濃厚接触者が多発して大変です!」みたいな記事を書くと何だかコロナに負けた気がするので、記事の本編ではなく冒頭でさらりと報告をすることで余裕があるカッコイイ大人というところをお見せしたいと思います。

「どれだけ陽性者や濃厚接触者が出ようが俺たちは余裕で運営できるんだよ!バーカ!バーカ!」

こんにちは、余裕とは程遠い世界で生きているコッシーです。


冒頭でお知らせした通り、コロナ関連の記事ばかりだと気が滅入りますし皆さんも読んでてあまり気持ちよくないと思うので本日は全然関係ない話をしたいと思います。


さて、先日プライムビデオで『ステップ』という映画を観ました。

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健一はカレンダーに“再出発”と書き込んだ。始まったのは、2歳半になる娘・美紀の子育てと仕事の両立の生活だ。
結婚3年目、30歳という若さで妻を亡くした健一はトップセールスマンのプライドも捨て、時短勤務が許される部署へ異動。何もかも予定外の、うまくいかないことだらけの毎日に揉まれていた。そんな姿を見て、義理の父母が娘を引き取ろうかと提案してくれたが、男手一つで育てることを決める。妻と夢見た幸せな家庭を、きっと天国から見ていてくれる彼女と一緒に作っていきたいと心に誓い、前に進み始めるのだ。
保育園から小学校卒業までの10年間―――。子供の成長に、妻と死別してからの時間を噛みしめる健一。そんな時、誰よりも健一と美紀を見守り続けてくれていた義父が倒れたと連絡を受ける。誰もが「こんなはずじゃなかったのに」と思って生きてきた。いろんな経験をして、いろんな人に出会って、少しずつ一歩一歩前へと踏み出してきた。健一は成長を振り返りながら、美紀とともに義父の元に向かう。
そこには、妻が残してくれた「大切な絆」があった―――。       (公式HPより)

山田孝之さん主演の親子の絆を描くとてもハートフルな作品で、1人の子を持つ親として僕も共感できる部分があり、あまりの感動に大号泣しました。(本当に良い映画なのでご興味あれば是非!)

人生は何が起こるか誰にも分かりません。考えたくもないですが、今は元気モリモリの奥さんもいつどうなるか分かりません。

この映画のようにある日旅立ってしまい、息子と二人残されることもあるかもしれません。そうなった時、ずっと悲しみに明け暮れていてはきっと奥さんも安心できないと思います。

奥さんの想いを胸に前を向いて進んでいかないといけません。そして息子との成長と共に自分自身もステップアップしていきたい、この映画を観てそう思いました。


映画の感動が冷めやらぬ僕は、興奮気味に自分の決意を奥さんに伝えました。


「たとえママがいなくなったとして、○○君のことは任せてくれて良いからね。二人でステップアップしていくから安心して旅立ったね!」


僕からの熱い決意を聞いた奥さんは、「はぁ…」とため息を一つこぼすと華麗なステップから見事なワンツーパンチを繰り出してきました。

薄れゆく意識の中で「そっちのステップはいらない…」と思ったのでした。



さてさて冗談はさておき、冒頭では強がりましたが、現場はまだまだバタバタしております。ただ悲観的には全くなっていませんのでご心配なく。

僕はいつものように今回の経験を糧にして更にステップアップをしていきたいと思っております。

このバタバタが落ち着く頃、きっと僕の戦闘力はスカウターを壊すほど上がっていることでしょう。#ボンッてなるヤツ


もう少し落ち着いたらまた皆さんのところにお邪魔するつもりです。皆さんもご自身なりのステップで日々をお過ごしください。


それではまた。

シュンッ…(瞬間移動する音)


コッシー

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