5000円に夢をみる
思いつきですが、毎週日曜日はゆる~く読めてくだらなく他愛のない記事を書いていこうと思います。何も考えず家でゴロゴロしながら読める記事があってもいいよね。え?いつもだろって?うるせーです。
こんにちは、コッシーです。
というわけで今日は日曜日。生産性ゼロで読み飛ばして大丈夫なくだらない記事を書いていきますね。
さて、うちの会社では利用者からの利用料を口座引落としで支払っていただいておりますが、中には現金で支払いたいと言われる方も見えます。
事業所まで持ってきてくださる方もいれば、利用者を送迎するタイミングで支払ってくださる方もいます。
先日、事務所まで利用料を支払いにある利用者の息子さんが来られました。
封筒に入れられた現金を確認していると、息子さんがポケットからコインを取り出して、「コッシーさん、こういうの興味あります?」と言われました。
息子さんが取り出したコインは長野五輪開催記念に発行された5000円硬貨でした。
5000円硬貨なんて見たこともなければその存在すら知らなかった僕は物珍しさから手に取らせてもらいマジマジと硬貨を眺めました。
おそらく僕が5000円硬貨に興味があるように見えたのでしょう。
「僕こういうの全然興味ないので、もしお好きなら交換しますよ」
そう息子さんは言ってくれました。しかし正直なところそういう記念硬貨的なモノには全く興味はなかったため、丁重にお断りしようとしたところ、若手職員のI君(30代男性)がボソッと言いました。
「でもこういう記念硬貨って価値があるモノもありますよね」
『価値がある』、その言葉につられたわけではありませんが、せっかくのご厚意を無碍にするわけにはいきません。息子さんの提案を快く受け入れ5000円硬貨を手に入れたのでした。
息子さんが帰られた後、すぐにI君に5000円硬貨の価値を調べさせました。いや別に価値があろうがなかろうがどっちでも良かったのですが、何かの話のネタになるのではないかと思って、あくまで情報一つとして調べておこうと思った次第です。はい。
「こういうのって発行枚数によって価値が決まったりしますよね」
「そうなの?よし、じゃあ発行枚数を調べてみてよ」
事務所のパソコンを使ってネットを開いて【長野五輪 5000円硬貨 枚数】と検索をします。するとご丁寧に今まで発行された記念硬貨の枚数が掲載されているサイトを発見しました。
「どれくらい発行されてますかね?」
「そら記念硬貨って言うくらいだから少ないと思うよ」
「5万枚くらいですかね?」
「いや1万枚くらいじゃないかな?」
そんな会話をしながらサイト内に掲載されている長野五輪の5000円硬貨の枚数を調べたところ、
5000枚でした!
「思っていたよりも少ないですね」
「5000円だから5000枚なのかな?」
「これはなかなか価値がありそうじゃないですか?」
「1万円くらいになったりするかな?」
意外と少ない発行枚数に想像以上の価値があるのかもしれないとワクワクしてきました。いや決してお金目当てで交換したわけではありませんが、最近ちょっとしたことで18000円出費してしまったので価値があればあるほどありがたいのです。まぁどちらでもいいですけどね。
罰則金が回収出来れば良いなぁとほんのちょっとだけ思ったりして、I君に5000円硬貨がいくらで売買されてるかを調べてもらおうとしたその時、I君が叫びました。
「ちょ、ちょっと待ってください!これを見てください!」
I君がパソコンのモニターを指さした先には、
発行枚数の単位が千円になってました!!
つまり、5000円硬貨の発行枚数は5000枚ではなく、500万枚です。
「ご、ごひゃくまんまいかぁ…」
その後、売買金額を確認しましたがほとんど価値は同等であり、罰則金を回収できるどころか手数料や郵送料などを考えるとマイナスなりそうな気配もあります。
まぁ、お金目当てで交換したわけではないので全く問題はありませんが、どうやってこの5000円硬貨をI君に引き取らせるか良い案がありましたら是非教えていただきたいです。
それでは良い日曜日を。
コッシー