夏を感じる
僕の初企画である【出会った日】ですが、本日8月11日山の日を持って締め切らせていただきます。
多くの方にご参加いただき、どなたのお話も本当に素敵なエピソードばかりで胸が高鳴る事間違いなしですのでお盆休みのお共に是非ご一読ください。
そして、「私も書いてみたいけど期限が…」と思っている方は、締め切り日を少しくらい過ぎてもそれを受け入れる器量は持ち合わせているつもりですので、奮ってご参加ください!
こんにちは、なぜ8月が山の日なのか全く理解できないコッシーです。
#8月じゃなくてもいい気がする
さて、息子がコロナに感染してしまい濃厚接触者としてお仕事をお休みしておりましたが、先日待期期間を終え無事に復帰いたしました。
お休みの間も家で多少作業できるようにと、お仕事をいくつか持ち帰っていましたが、それでもお休み明けはなかなかの量の仕事が溜まっていました。
何から手を付けたら良いか分からない状態で復帰初日の午前中はその仕訳作業に没頭しておりました。
とくに溜まっていたのが事務作業で、今月中に提出しなければいけない書類が山のように残されており、「ああ、なるほど山の日ってこういう意味ね!」と1人で納得していました。
#絶対に違う
午後からは事務作業をやるためにパソコンに集中するぞと決めて、昼食を食べている時でした。
突然大雨が降ってきました。それもただの大雨ではなく風も強く横殴りの雨でした。
「ちょっとみんな見て!雨が横に降ってるよ!すごい!すごい!」
とお休みしてみんなに迷惑をかけた分際で横殴りの雨ぐらいで、はしゃいでいた僕でしたが、この雨がトラブルを巻き起こすとはこの時は知る由もありませんでした。
激しい雨は15分ほどで徐々に収まってきました。
ご飯も食べてお腹いっぱいになったし「さぁやるぞ!」とパソコンに向かった瞬間でした。
ブゥン!とパソコンの電源が急に落ちました。
え?と一瞬思いましたが、どうやら落ちたのはパソコンだけではなくフロア全体の電気が全て落ちているようでした。
まさかの停電でした。
停電は先ほどの大雨による漏電が原因だったのですが、その時はそんな事が分かるはずありません。
「パソコンが落ちた!いや事務所も暗い!あれ?フロアも暗いぞ!もしかして停電か!これは停電だぞ!停電だけに大変だ!なんて言ってる場合じゃない!うわあ!どうしよう!やばいじゃん!こういう時こそ落ち着こう。とりあえずみんな落ち着いて!!」
いやお前が落ち着けよ、と総ツッコミされたわけですが、いきなりの停電はやっぱり焦りますよね。
とりあえず落ち着いて現状を分析したところ、どうやら1Fフロアのみ停電しているみたいで、他のフロアは無事なようでした。
部分的な停電ということはブレーカーが落ちた可能性があります。すぐに配電盤を確認しました。
すると案の定1Fフロアのメインブレーカーが落ちていました。
「やっぱりメインブレーカが落ちていたみたい。こいつを上げればもう大丈夫だと思う。」
僕がそう言うとスタッフ達から拍手と共に「おお~!」という歓声が起こります。こういう時に責任者としての器量が問われますよね。
これまで幾多のトラブルを乗り越えてきた僕ですから、たかが停電ごときでうろたえたりせず落ち着いて対処ができます。
#ていへんだとか言ってたくせに
さぁ、あとはブレーカーを上げるだけで問題は解決です!となるところでしたが、落ちているメインブレーカーのレバーを何度も上にあげますが、すぐに落ちてしまいます。
周りのスタッフは「まだかな?」という顔で待っています。
一度メインブレーカーを完全にOFFにし、そして再度ONにします。カチッという音と共に上にあがったと思ったら、やっぱりすぐに落ちてしまいます。
「あれ?おかしいな?ふん!ふん!あれ?」
停電のためエアコンが効いておらずだんだんと暑さが増す中で、ブレーカーが全然上がってくれないため、アセアセの実の能力者か!というくらい汗がどんどんと噴き出てきます。
なかなか電気が復旧せず、ダラダラと汗を流しながら奮闘する僕の姿にだんだんとスタッフ達も様子がおかしい事に気付き始めます。
「あの…もしかして…大丈夫じゃない感じですか?」
「だだだ大丈夫!大丈夫!もうちょい待ってね!」
スタッフから心配され余計に焦りが出てさらに汗が出てきて、もう自分が漏電するんじゃないというくらいビッショリになりました。
それから30分ほど格闘しましたが、ブレーカーは上がることはなく、結局業者に連絡を入れました。業者さんはすぐに来てくれました。
そして配電盤を確認した業者さんからは、「水が入ったみたいで完全にブレーカーが壊れています。これは上がるわけないですね」と言われました。
幸いにも在庫を持っていた業者さんが新しいブレーカーにすぐに交換してくれて無事に電気は復旧しました。
ブォーっとエアコンが勢いよく風を送ってくれて暑かった館内がどんどんと涼しくなりますが、スタッフから白い目で見られ冷汗が止まらない僕はさらにグショグショになりました。
今までは、いくら夏が暑いと言ってもこれまでエアコンの効いた涼しい施設内で仕事をしていたため、仕事中にそれほど夏の暑さを感じることは多くはありませんでした。
しかし今回の停電でエアコンが作動しなくなり、施設内はまるでサウナのごとく蒸し暑くなり、久しぶりに本物の夏の暑さを実感することができました。
やっぱり、夏は、暑いです(しみじみ)。
#その暑さは多分夏のせいだけじゃない
それではまた。
コッシー
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