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【すまスパ】朗読回~教科書(スペシャルゲスト登場)~
東京文フリを来月に控えて少し慌ただしくなってきました。
こんにちは、自分が出版するわけでもないのに意味もなくソワソワしているコッシーです。
さて、本日のすまいるスパイスは朗読回になりますが、なんとスペシャルゲストとしてあの大先輩が参加されました!!
とき子先輩です!!
とき子先輩と言えば以前にすまスパのパーソナリティとしてご活躍されておりましたが、なんとこの4月からFM千里のレギュラーパーソナリティとしてデビューされました!
#ホンマもんのパーソナリティやないですか
#本当にすごい
そんなプロDJのとき子先輩をゲストに迎え、『教科書』をテーマに寄稿していただいたピリカ文庫の二作品を朗読いたしました。
まずは、タイトルからグッと引き込まれるバクゼンさんの『なんで私が菊池寛!』をピリカさんが朗読されました。
多くの方が学生時代に経験したであろうちょっぴり切なくも、胸の奥がじんわりと温かくなるバクゼンさんのこの作品。もうタイトルで優勝だと思いました。そして読み終わった後、やっぱりこのタイトルで間違いないと思いました!
ラストのセリフをまたピリカさんが完璧に読まれます。なんとなく主人公が怒りながらも思わず笑っちゃう感じがとてもよく伝わってきました。是非聴いてください。
そして、胸をギュッと締め付けられる玉三郎さんの『アイとユウ』をとき子さんが朗読されました。
親友が自分の知らないところでとても辛い環境にいることを知った時、そして自分が辛い環境にいることを親友に知られてしまった時、アイとユウは一体何を思ったのでしょうか。現実ではドラマのように綺麗に解決できることはなかなかないのかもしれません。玉三郎さんのこの作品でも状況は解決しないまま物語は終わっています。
ただ、「それでも生きて、笑って、大人になりたいと思う。できれば あなたと。」という最後の一文が希望の光を照らしているように僕は思います。
この心が揺さぶられる素晴らしい作品をとき子さんが感情を込めて朗読されました。聴いていて引き込まれること間違いないと思います。是非聴いてください。
同じ教科書というテーマでも全く違う物語が生まれるのがピリカ文庫の面白いところですよね。どちらも素晴らしい作品であり素晴らしい朗読だと思います。
お久しぶりのとき子先輩の『ええ声』をご堪能ください!!
毎週土曜日はすまスパの日。またお耳にかかりますように。
それではまた。
プロDJのとき子先輩のサインが欲しいコッシーでした!