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2022 J2第28節 ジェフユナイテッド千葉戦 観戦記

 本来であれば7月23日に開催される予定であったがヴァンフォーレ甲府に新型コロナウイルス感染者が多数発生した影響で8月17日に延期となったジェフユナイテッド千葉戦に行ってきました。

1.試合前

 電車で蘇我駅まで行き、そこから徒歩でフクダ電子アリーナに向かいました。JR東日本がスポンサーについているということもあってかスタジアムの最寄り駅である蘇我駅のいたるところにジェフ関連の装飾がなされていて、アウェイに来たなと感じました。

 スタジアムに着いたのはキックオフの約2時間前。着いたときには小雨が降っていました。

フクダ電子アリーナ
平日開催とだけあって人はまばらでした
専用スタジアムで傾斜もあるのでゴール裏からでも観やすかったです
芝のコンディションが悪い(特に左のコーナー付近)が気になりました

 席を確保した後、スタグルを買いに行きました。この日買ったスタグルは豚丼とソーセージ盛りでした。ソーセージ盛りはタッパーも持参すると少しサービスしてくれると聞いたので私もタッパーを持参してそれに入れてもらいました。

豚丼
豚肉にしっかり脂がのっていて食べ応えがありました
フクアリ名物のソーセージ盛り
ソーセージがパリッとしていておいしかったです

2.スタメン

 千葉は前節から4名変更しました。またサブには2種登録の選手が3名入っていました。一方前節から前節から2名変更しました。3バックの左には今夏に加入したマンシャ選手が初スタメンとなりました。

3.雑感

 試合序盤から甲府がボールを握り、千葉が構えて守るという展開が続きました。千葉はボールを奪ったら櫻川選手にあてて起点を作ってもらおうとしましたが、浦上選手が抑えていたのと押し上げが少なかったこともあり孤立する場面が多かったです。また、コンディション面で有利だったためなのか甲府のトランジションの早さが千葉を上回り、ボールを失ってもすぐにボールを奪い返すことができていました。しかし、甲府もチャンスを作ることはできずに前半を折り返しました。
 後半も前半同様に甲府がボールを握る時間が長かったです。しかし、こちらも前半同様にチャンスを作ることはできませんでした。甲府はボールを握ることはできますが千葉のディフェンスの前でボールを回しているだけなので千葉にとってはそこまで脅威とはならなかったのではと思いました。背後へ抜け出す動きを増やし、パスを出す側も抜け出した選手を使うことができればチャンスシーンを作れたのではと思いました。また、ボールを回す際に近くにいる味方にパスを出す場面が多いと感じました。パスが各駅停車だと相手を動かすことができないので一つ飛ばすパスを使ったりするなどパスの距離を変えて相手を動かしスペースを作る作業を行う必要があると感じました。後半の中盤になると連戦の影響からか甲府の選手の足が止まり、イージーなミスも散見されるようになりました。それに伴って千葉がボールを保持する時間が少しできましたがこちらも決定的なチャンスは1つしか作ることができませんでした。後半の終盤、千葉のディフェンスラインの選手が足をつったり、負傷したりしたため千葉の3バックは2種登録の選手2名と高卒ルーキー1名になってしまいました。しかし甲府はそれでもゴールを脅かすことはできずスコアレスドローで試合が終わりました。上述のように千葉の最終ラインは経験不足の選手が多いためそこを徹底的に狙う強かさがあっても良かったのではと思いました。
 甲府の唯一の収穫としては加入後初出場となったマンシャ選手が良かったことがあげられます。対人、空中戦、カバーリングのレベルが高く、加入後初出場とは思えない安定感を見せてくれました。ビルドアップに関してはあまりプレッシャーがかかっていない状態だったので何ともいえない部分はありますが、それでも落ち着いてこなせていたと思います。ビルドアップでボールを運ぶ動きが増えればもっと良くなると思いますので引き続き期待していきたいです。

4.あとがき

 ボールを保持するもチャンスらしいチャンスを作り出すことができずスコアレスドローに終わりました。これで6試合負けなしとなりましたが、千葉が中2日に対し甲府は中3日だったためコンディション面では有利だったことと千葉のディフェンスラインが急造であったことなどを踏まえると勝たなければならない試合だったと思います。次節の東京ヴェルディ戦は連戦ではありますが久しぶりに声だし応援が解禁されるので声援を力に頑張ってほしいですし、私たちも選手が頑張れるような後押しをしていきたいです。

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