鳩と祭と私
⬛︎つぶやき20250112
おはよう。おつかれ。三連休2日目。みんな生きてる?
人込みの多い場所は鬼門なようで、私は今日、半日ずっと寝床に横たわっていた。まだ体から疲労が抜けきらない。
さて、ゆるゆると昨日を振り返ろうと思う。
昨日の過ごし方はこんなかんじ。
この書き方で意図がわかる人が何人いるのか……。
そんなの気にせず書いてくぞー。おー!
お正月飾りを手に神社へGO
私のお世話になっている神社では、毎年成人の日にお札やらお守りやらを燃やす「お焚き上げ」をしている。
お正月飾りは縁起物の側面があるから、そのままゴミの日に出すのはよくない。だから、多くの人は神社に「お焚き上げ」をしてもらっているんじゃないだろうか。その例にもれず、私も飾っていた注連縄と破魔矢を持って神社に出かけた。
混雑を嫌い、初詣ではなく「年末詣」をしたときの閑散とした境内と比べると、やけに騒々しい。もう1月も11日目だから、落ち着いているはずなのに。
そんなことを思いながら神職のサポートをされている方に声をかけると、この時期にも関わらずまだご祈祷ラッシュが続いているらしい。今から依頼すると、次の祈祷は40分後とのことだった。
社会に出てから何かと不運に見舞われることが多かったから、数年前から毎年ご祈祷を受けている私。今日も受けるつもりだった。さすがに40分は渋い。
いつなら空くのかと聞くと、午後3時頃とのことだったので出直すことに決めた。ここに来る途中、日にちを間違えて覚えていたZINフェスの開催日が今日だったことに気づけたので、フェス帰りにまたこればよい、との算段だ。
注連縄と破魔矢を返納してさて行くか! と返納場所に行くと、やたら周りに人の影。何かと思えば、お正月飾りについている稲穂に、大量の鳩がたかっている。50cmほどの距離に近づいても、なんとも野性的に稲穂から離れようとしない鳩。鳩。鳩。
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鳩にも機敏な子もいれば、のんびりマイペースな子もいる様子。
ちょっと面白くなって写真を撮り、調子づいて更に撮りすぎてしまった。
鳩さんごめんよ。でも可愛かったから仕方ないよ。許して。
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ZINフェスではじめてのおかいもの
無事注連縄と破魔矢を返納し、電車でZINフェスの開催場所まで。
最寄りの浅草駅は何度か出かけたことがある。迷うことはないだろうと高を括っていたら、やたら人が多くて駅構内で迷子になり、また、駅を出てから目的地までも迷う結果となった。(人が多いと、見慣れた景色も違って見えるよね。。。どんまい。。。)
有名なお寺で観光地だから&年末年始のおめでたい何か、で賑わっていたのかな。まぁそんなことは、私には関係ない。私のお目当てのZINフェスは、もうすぐそこだ。
少し足早に入った開催場所の建屋で、気を静めるべく身だしなみを整える私。残念ながら、今日が開催日と思っていなかったために、残念ながらすっぴんである。髪や服を多少整えるくらいしかできないが、やらないよりはマシの精神だ。知り合いもいないから気楽なものである。
気を取り直して会場へ進む。会場は5階と6階の2フロアに分かれていて、入場受付は5階。お金を払って入場すると、昔参加した名古屋のコミックライブ(コミケの縮小版みたいなもの)みたいな熱気を感じた。
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コミケなどと違い、どのフロア・どの席に誰が座っているのか、どんなものを出品しているのかのカタログはない。イベント運営の方に聞くと、まずは一通りブースの前を通過して、どんなものがあるのかをチェック。その後に気になったブースにいくとよい、とのことだった。
ゆったりとことこ歩いていると、ベビーカーを押してみて回る人や、子供連れがいることに気づく。十年前のオタクイベントでは考えられないことだが、出品されているものや、今の時代の移り変わりもあるのかもしれない。
今回は初めてのイベント参加だったので、目当てのものがある訳でもなし、財布のひもを締めつつ、持ち帰って後でじっくり味わえる作品を物色していった。どの店も活気があるし、もとより売り子が皆さん本当に人がいい。
サンプルを見せていただいて気に入ったら買う。
それだけの行為で終わる関係だと思っていたのに、こちらに興味を持って声をかけてくださったり、私の的を外した質問に対しても熱意をもって丁寧に答えてくださる方もいた。なんとも言えない気持ちになり、人が大勢いて緊張していた心がほっかりとするようだった。
厄払いお願いしまーす!@神社
余りにも人が多くて気疲れしたので、早々に会場を後にして神社へ。
ちょうどよい時間に到着したようで、祈祷受付は空いていた。受付の方に午前中に来たことを覚えられていたのは少し恥ずかしかったけれど、無事祈祷受付を終えて祈祷場所へ。
先客の方がご祈祷を受けている横で、赤外線ヒーターにあたりながらご祈祷の受け方を目ざとく予習したり、神様にお願いする言葉を頭で組み立てたりしながら待つことちょっと。すぐに私の番になった。
社殿の床は木製で、靴下越しでも床の冷たさがかなり応える。けれど、足元に白いもわもわの毛足の長い絨毯があったのが救いだった。
白く燃え尽きちまったよ餃子
ご祈祷後、破魔矢やお守りをもらったら今日の予定は消化完了だ。あとは家に帰るだけ。
そう実感した途端、どっと疲労感を感じた。
体が重い。そういえば、今日は昼を食べていなかった。ZINフェスの人ごみに中てられたのか、お腹がすく感覚がマヒしていたのかも。
このまま家に帰っても何も作る気になれず、近くの中華料理屋に足を運んだ。ただ、これだけ疲れがたまっていると、ラーメンなんか食べた暁には帰宅後意識が真っ先に飛んでしまうだろう。メニューとお腹のすき具合と相談して、餃子を胃に詰め込んで帰ることにした。食べてはいるけど食べてないような、ストレス下の異常な食欲を感じていた。これは、本当に、体力がレッドゾーンだ。早く寝ないと。。。
帰宅後、真っ先に風呂を済ませ、その日はいつもより早すぎるくらいの時間に就寝した。
追伸
ZINEフェスで買ったものは小冊子3冊。すぐに読めるものではないので、また日を改めて感想を書こうと思う。