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知ってる?ママン No.88"どこまでつづく??"
前回はこちら↓
その日からみきさんとの「ダークツアーリズム」が繰り広げられた。
それから数日後・・・再び、その場所を通りかかることに。
すると思いがけない光景が僕の中に飛び込んできた。
ぐちゃぐちゃとした人間関係。
この間、あの二人付き合うって言っていたよね?えっ?今度はこっちと付き合うの?
そんな中、自分も気になっていたあの子に何か伝えないと・・・。変に焦ってしまった。そして、微妙な関係になり・・・そこから顔を合わせ辛くなったんだった。
周りからは付き合っているように言われていたけど・・・思いを伝える勇気があの頃の僕にはなかった。
何とも言えない、空回りした気持ちがよみがえってきた。
フッと我に返ると、珍しくみきさんが真面目な顔で
「・・・今の、さとしくんならどんなふうに伝えますか?大事な人があるのだとしたら」
「・・・そうだよね。言葉にして伝えないと・・・わからないことってあるよね。今ならちゃんと言えると思う。大好きだという気持ちが僕の中にあるということ。・・・ってみきさん、また人のビジョン・・・見ていたでしょ・・・。」
「勝手に流れ込んできただけです。あれだけ大好きならなんでもう少しコミュニケーションを上手に取らないのかなぁ?と思ったから」
「そうなんだよね、本当に自分でもびっくりするくらい。自信がなくて。周りのみんなが大きく見えて、みんなは何でもできるのになぁと思っていたんだよね。だから演劇もそれから数年で離れていくんだよね。・・・まあ、その後にいろいろ起きたからね・・・。」
「いろいろと言うと?何が起きたのですか?」
「・・・そのうち、話すよ。」
「そっか、タイミングが来たらって感じですね(^▽^)楽しみにしています。」
「そんなに楽しいことではないけどね・・・。」
そうして、ここでのビジョンは閉じていった。
ある日のこと、会社の上司から小さな工事現場の見積もりを作るように指示があった。地図を見ると・・・かなり道が狭い。このサイズの道の運転だとみきさんについていってもらうことに。
横浜育ちのみきさんは迷いもなく細い道も難なく進んでいけた。そして指示された工事現場につき測量をし必要なデーターを持って家に帰ろうとしている途中の道で僕の心はざわつき出した・・・。
「ここって〇〇って地名のあたり?もしかして?」
「その通りです☆なにかここに思い出でもありますか?」とみきさんが聞いた。
「いや、ここは・・・」
「ですね~。ここはさとしくん、心当たりありすぎるでしょ?」
「・・・待ち合わせ場所だったところですね(;'∀')」
「我が家の2000年問題の時のあの子とのですね。そして、あそこのご飯屋さんとお寿司屋さん、そしてあそこのホテルですね。」
「あ~~、そうそう、そうだった(゚Д゚;)でもなんでそんなに明確にわかるの?」
「それはね、そこで微妙にエネルギー漏れを起こしているからなんだとも思う。」
「エネルギー漏れ?」
「うん。たぶん、そのうちに気が付くと思う。自分の中のパターンに。」
「ふ~ん、そうかぁ。しばらく意識的に観察してみる、自分のこと。」
そんな話をしながらみきさんの運転する車は北に進んでいった。
はたしてダークツアーリズムはどこまで続くのか・・・?
次につづく・・・。
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