クリスマス浪曲会

師走も半ばになってまいりました。
今年はあたたかく、年末感がないなぁと思っておりましたが、この慌ただしい雰囲気はやはり年末です。ハロウィンの後はすぐクリスマスということで、年々町の季節物商戦が早くなっているような気がします。早すぎて、なんだかクリスマスの頃には見慣れてしまいそうな勢いです。

そんなキラキラした世間には目もくれず、日々台本と格闘する日々です。コスパだのダイパだのくそくらえ！

ということで、こんなキラキラしていない日常を送っておりますが、キラキラしたクリスマスをテーマにした浪曲会がございます。
夏に小泉八雲をテーマに怪談の浪曲会をやりましたが、同じメンバーでのクリスマス浪曲会です。
その時と同じく、私小そめと富士綾那さんは曲師の沢村博喜さん書き下ろしのクリスマス新作浪曲です。多分クリスマス時期以外にはそんなにやることもないんじゃないかなー？と思われるので、ぜひ聴いていただきたいです。
演目は↓こんな感じです。

富士綾那「アセンション」(沢村博喜・作)
幕府禁教のキリシタン、取りかこむ役人、はらぺこのみなしごタヌキの兄弟
クリスマスの一夜のおはなし

港家小そめ「浪曲クリスマス」(沢村博喜・作)
一人娘にクリスマスプレゼントを買うために奔走する貧乏夫婦の一夜の珍道中


澤雪絵「クリスマス・キャロル」
チャールズ・ディケンズの原作を浪曲に！
世界で最も有名なクリスマス・ストーリーです。

小泉八雲の時は原作がありましたが、クリスマスをテーマのオリジナル脚本ということで博喜さんもなかなか大変だったと思いますが、どちらも素敵な話になっております！
クリスマス・キャロルがどんな浪曲になるのか、そちらも楽しみです。

師走のお忙しい中とは思いますが、ご来場いただけましたら嬉しいです。よろしくお願い申し上げます。

◯12月22日(日)
「クリスマス浪曲会」
17:30開場 18:00開演
（一社）日本浪曲協会大広間
（東京部台東区雷門1-10-4）
予約2500円 当日3000円
ご予約・問 ten5560@gmail.com

出演:
富士綾那(曲師:沢村博喜)
港家小そめ(曲師:沢村博喜)
澤雪絵(曲師:沢村まみ)