まもなく独演会です。
6月もまもなく終わります。今年も半分過ぎようかというところで、時の早さを感じております。
ということで、今月最後の公演は、五回目の独演会になります。
今回は曲師の沢村博喜さんが書かれた浪曲台本特集でございます。
必要に迫られてというところが大きいとは思いますが、すでに6作品ありまして、そのうちの1作目と最新作を。どちらも私が無理矢理^^;書いてもらったようなところもあります。
どちらも原案があるもので「ひとごろし」は山本周五郎原作、「甚五郎 水呑みの龍」は講談にも浪曲にもある、お馴染みの甚五郎物です。
私は現代語があまり私のやっている関西節に合わない気がして、どちらかというと古典が好きなのですが、沢村博喜さんの台本は擬古典というのでしょうか、古典の形式を踏まえつつ、独自の工夫が入っているところが面白いなぁと思っております。どちらも良い脚本で楽しいです。
浪曲師にもいろいろなタイプがいらっしゃって、舞台に立つのが大好きという方もいらっしゃるのですが、私は舞台がこわいタイプです。
特に独演会は近づいてくると、緊張で落ち着かなくなりますし、寝ていてもハッと起きるくらい。
それでもなぜやるかというと、人前でやらないと手に入れられないことがあるからです。いつか心から舞台が楽しめることを願いつつ。
ご予約がいつもながら少なめで( ; ; )もしよろしければ。よろしくお願い申し上げます。
兜町浪曲会
『第五回 港家小そめ独演会』
沢村博喜浪曲作品集
6月27日(木) 18:30開場 19:00開演
予約1800 当日2000
アートスペース兜座
(中央区日本橋兜町11-10兜町中央ビル5階和室)
出演:港家小そめ 三味線:沢村博喜
ご予約・問 ten5560@gmail.com