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無表情な若者と、感情駄々洩れのおじさんと

今日のかけら。

感情駄々洩れのおじさんから。

感情駄々洩れのおじさん。いつも不愛想。基本はムスッとしていて、たまに物凄い機嫌が良い時があるからそのギャップが激しい。ある分野においてはプロだしセンスがあるけど、それ以外については全く頑張る気がない。

仮にもこちらが客だけど、なぜかおじさんのほうが偉そう。

一方で、すごく素直な人だともいう。好き嫌いがはっきりしていて、媚びることを良しとしない。自分の好きなことをして生きていこうというポリシーで働いているから、関係性なんて無駄なものに時間を割かない。理解してくれる人と仕事ができればよいし、したい仕事しかしない。

わがままで、自分勝手。だから、おじさんに合わせなければならないことにモヤる。下に見られている感、馬鹿にされた感、そういった感情だろうか?

と、なると。大切にされてなくて、ふてくされている私と、大切にされてなくて、ふてくされていた彼という構図だろうか。

ものすごい繊細で、傷つきやすく、愛されたくて、子供のままで、ふてくされ続けている、可愛いおじさん。と、なるのかな。

見た目が若かったらね。本当にかわいい、ってなるんだけど。

心の目で見たら、一生懸命に傷付けられないように、強がっているだけの、本来すごく純粋で優しい人なのかもしれない。


もう一人。無表情な若者。

無表情な若者は、まじ何を考えているのか不明。いろいろと自己開示をしてくれるものの、本当か?という「?」が付きまとう。よくわからん。実際、何を考えている子なんだろう?

とはいえ、不快な感じはない。

本心でモノをいっている感じはしないものの、ウソをついている感じもせず、一方で全く何も考えていないだけかもしれない、とも思う。

空っぽでもなさそうだし、芯もありそうな、なさそうな・・・。あんなに不明な感じの子は久しぶりだな。おそらく「感情」というものの振れ幅がほとんどないんだと思う。いつも一定のトーンだから、いつも同じテンションで上がりもなければくだりもない。

最近の自分もそんなところか?特に感情の動きが少ない。細かいところでは沢山あるけれど、一つ一つは大した話でもないし、誰かにネタにするほどでもなく、日々淡々と、あるいは虎視眈々と過ごしている。

そんな感じだろうか?

誰かと感情を共有すること自体をそもそも想定していない。だからタンタンとした部分しか周りにはわからない。でも、自分の中に、小さな波は沢山あるし、喜びも怒りも悲しみも苦しみも全部ある。

わざわざ開いて話す話しがないから、わかりづらいけれど、今はそっと信じて、大きく見守っていてほしい。そんなところだろうか。

ハツラツとしていない若者は何が楽しくて生きているんだろうって、これまた余計なお世話だけど、そもそも若いも年寄りも、そういうものではない時代にきているのかもしれない。



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