キレる6歳児。をやり過ごす育児スキルとは?
最近、長女(6歳)の情緒が不安定だ。突然、キレだす。泣きわめく。
ちょっとした冗談なのに、「やめてー!!!」と怒り狂い号泣する。
元々感情の起伏の激しい彼女だが、2週間ぐらい前から振れ幅が大きい。
いつもは一日1~2回キレるぐらいだったのが、今日に限っては午前中だけで既に10回ぐらいキレている。感情をぶつけられるのが大の苦手な夫は、そそくさと隣の部屋に退散する。私は、3回目ぐらいまでは受け止めていたが、それ以降は、お手上げ。挙句の果てに「泣き止ませに来て!」と更に泣き叫ぶから、感心してしまう。
一方で外では全く別人の顔を見せている。長女が泣き叫んだり、大声を出しているシーンを見たことがないと園の先生たちは言う。平和主義で、喧嘩になることがないらしい。
家でその分、素が出せているというのは素晴らしいことだが、いろいろ気になることは多い。
その1・・・感情をぶつけられる方はそこそこしんどい。エネルギーがあり余り過ぎているのに、一点集中で感情を出すので、爆発に近い。外でいい子ちゃんをやるのではなく、平素から、方々で感情を小出しにしてきてほしい。
その2・・・一回悲劇モードに入ると、どこまでも突入する。想像力が豊というか、妄想が激しいというか、ちょっとした兄妹喧嘩や兄妹嫉妬からの、大号泣ループが凄まじい。一個目の感情で、断ち切ってあげないと、どこまでも妄想の世界に入って帰ってこないので、そこそこ手がかかる。
面白いもので、兄妹でも性格が全然違うし、生まれながらの個性ってあるんだなって思うぐらい、長女は「感情」の生き物だと思う。感性が鋭いとはまた違う。「感情」の生き物としか表現ができない。
将来、何らかの表現者になったらよいのではないかと、本気で思う。
そうやって、ぼんやり長女の暴風雨を眺めていたら、そういや、同時期に長男も情緒不安定だったことを思い出す。小学校上がる前のフワフワ感やどきどき感を感じ取って、何となくイライラして、珍しく長女に当たり散らしていた。
台風のような季節的なものね。と思ったら妙に納得して落ち着いた。いつかは過ぎる。育児で身に付けた唯一のスキルかもしれない。
いつかは過ぎる。
だから絶対大丈夫。
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