見本通りにできない子への声かけ
こんにちは。
こそだてプロファイリングで、親子のハッピーライフを応援する さんのうはつか です。
自分のことって、わかりにくいですが、人の行動を見ていると、よーくわかるってこと、多々ありますよね。
今回は、とあるコーチから学びを得ました。
指示したことができる?できない?
先日、あるスポーツスクールのレッスン中、コーチが、次にやることを見本を見せながら、伝えました。
案の定、その通りにできる子、できない子といるわけです。
「そんなことやってないよ」
そこで、コーチは、うまくできない子に、こう声をかけたんです。
これ、多くの人がいいがちなセリフですよね。
単なる指摘。ダメ出し。
ただ、その子がうまくできていないには、理由があると思いませんか??
できる子とできない子の違いは?
なぜ、違いが生まれるのでしょうか?
例えば、
・観察する力の差
・見たことを再現する力の差
再現する力は、経験値にもよりますよね。
ただ、観察する力、つまり視覚からの情報収集能力の差でもあると言えるでしょう。
声かけの方法
観察する力が低いのであれば、見本を再度、見せてあげるといいでしょう。
見せて、子どもにやってもらう。
そうすると、何が伝わっていないのか、見えていないのかがわかります。
また、再現する力が低いのであれば、具体的な体の動かし方を口頭で伝えたり、手を持って、体に教えてあげたりもできるでしょう。
この子どもに合わせた、一歩進んだ声かけって、本当に大切だと思うのです。
必要な心構え
これをするって、簡単ではないんですよね。
だって、子どものことをよーく観察して、理解していないとできないから。
そう、必要なのは、子どもを理解すること。
そのうえで、子どもに合わせた具体的な関わりができるんです。
そして、それがうまくいったら、子どもの能力がグングン伸びるのです。
まとめ
「そんなことやってないよ」「そんなこと言ってないでしょ」
言いがちですが、本当に大人が子どもに望むのは、こちらの見本通りやってもらったり、指示したとおりにしてもらいたいんですよね。
だったら、その子に伝わるように、その子ができるように関わらなくちゃいけないんです。
みなさんは、どんな風に言いますか?
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