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家づくりのSTEPシリーズ ②予算設定と資金計画(ライフプラン)について


こんにちは、株式会社HARMONYの山本航聡(やまもとこうそう)です。家づくりを計画する上で「予算設定と資金計画」は重要な第一歩です。しっかりとした計画を立てることで、後の生活が安心で安定したものになります。今回は、新築を考えている方に向けて、予算設定とライフプランを考慮した資金計画のポイントを詳細にご紹介いたします。


1.自己資金と借入金を明確にする

家を建てる際には自己資金(頭金や現金)と借入金(住宅ローン)の2つの資金が必要です。まずは、以下のポイントを確認しましょう。

  • 自己資金の確認:家づくりに用意できる自己資金の総額を確認します。頭金を多く用意できれば、その後の住宅ローンの負担が軽減されます。一般的には、総額の10〜20%程度を頭金として用意するのが理想的です。

  • 住宅ローンの借入額:自己資金と、家にかかる費用を考慮した上で住宅ローンの借入額を決めます。無理のない支払いができるよう、月々の返済額と支払い期間も考慮しましょう。
    様々な条件がありますが、一般的には年収の30%を上限として借入計画をたててください。


2. 家づくり全体の費用を把握する

家を建てる際には、建物そのものの費用以外にも様々な費用がかかります。具体的には以下の項目を含めて予算を設定しましょう。

  • 建築費用:建物の本体価格で、施工会社と契約する費用です。

  • 土地費用:土地を購入する際の費用です。仲介手数料や測量費も考慮する必要があります。

  • 諸費用:建築確認申請料や登記費用、火災保険料、住宅ローン手数料などの費用も見積もりに含めましょう。一般的に建築費の10〜15%程度が必要です。


3. ライフプランを立て、長期的な支出も考慮する

家を建てる時は、その後のライフイベントや支出も見据えた「ライフプラン」を立てることが大切です。住宅ローンだけでなく、子供の教育費や老後資金といった長期的な支出も考慮しましょう。

  • 教育費:子供の年齢に合わせて、学校に通う期間や学費を見積もり、家計の支出計画に組み込みます。

  • 車の購入・維持費:車の買い替えや維持費用も、家計における長期的な支出の一つです。

  • 老後の生活費:将来の年金収入や貯蓄を想定し、家計を圧迫しない支出計画を立てましょう。


4. 無理のない月々の返済額を設定する

住宅ローンの返済額は、現在の収入や支出をもとに無理のない金額に設定することが重要です。

  • 月々の返済額の目安:一般的には、月々の返済額が収入の30%以内に収まるように設定するのが安心です。

  • ボーナス払いの考慮:ボーナス払いを取り入れると月々の負担が減りますが、収入の変動リスクがあるため慎重に判断しましょう。


5. 住宅ローンのタイプを選ぶ

住宅ローンには様々なタイプがあり、返済方法によって家計への影響が異なります。代表的なローンのタイプを以下にご紹介します。

  • 固定金利:返済期間中、金利が変わらないタイプで、将来的な支出が安定します。

  • 変動金利:市況によって金利が変動するタイプで、金利が低い時期に有利ですが、上昇リスクもあります。

  • フラット35:住宅金融支援機構が提供する固定金利のローンで、返済が長期にわたり安定しています。


6. 資金計画を見直しながら予算を確定する

資金計画を練りながら、予算を確定していきます。家の規模や設備、素材の選択によって総費用が変動するため、複数の見積もりを取得し比較することも重要です。

  • 設計の詳細確認:設計プランができたら、設計士や担当者と相談しながら、不要な部分を調整して費用を抑える工夫を行います。

  • 見積もりの比較:同じ条件でも、住宅会社ごとに見積もりが異なる場合があるため、相見積もりを取ることで予算内に収めやすくなります。


7. ライフプランを考慮した貯蓄計画も併せて立てる

家を建てた後も貯蓄を続けることで、将来のリスクに備えます。

  • 緊急費用の確保:家のメンテナンスやリフォーム、予期せぬ出費に備えて、家計から一定の貯蓄を続けていく計画を立てます。

  • 長期的な貯蓄計画:家のローン返済が生活に負担をかけすぎないように、余裕のある家計にするため、一定の貯蓄額をキープできるようにします。


HARMONYの資金計画のサポート

HARMONYでは、お客様が理想の住まいを安心して手に入れられるよう、充実した資金計画サポートを行っています。HARMONYのサポート内容は次の通りです。

  1. 徹底した資金計画書の作成と透明性
    建物の建築費だけでなく、土地購入費、地盤改良費、登記費用、火災保険やその他の諸費用も含めた詳細な資金計画書を作成し、お客様に明確にご提示します。これにより、家づくり全体にかかる総費用を把握でき、不透明な追加費用を防ぎます。

  2. 長期的な返済シミュレーションとライフプランの提案
    お客様の年齢や家族構成、将来のライフイベント(教育費や老後資金)を考慮し、無理のない返済計画をご提案します。HARMONYではライフプランを基にした返済シミュレーションを行い、収支のバランスをしっかりと把握しながら、将来的な家計負担を軽減するためのアドバイスを行っています。

  3. 税制優遇制度と補助金の最大活用
    住宅ローン減税や補助金制度、贈与税の非課税枠などを最大限に活用できるよう、各種手続きのサポートを提供しています。特に大きな資金計画を伴う注文住宅では、税制優遇を最大限活用することで、最終的なコスト削減を図ります。

  4. 融資前の「つなぎ融資」や段階ごとの支払いサポート
    建築期間中に発生する費用のため、必要に応じて「つなぎ融資」の手続きもサポートいたします。また、施工の進行状況に応じた分割支払いのスケジュールも調整し、計画的に無理なく進行できるようサポートしています。

個別相談会と住宅ローンの見直し支援
HARMONYではファイナンシャルプランナーと連携し、お客様に合わせた資金計画の見直しや、返済計画に合わせた借り換えのアドバイスを提供しています。契約後も、お客様の生活スタイルや収支の変動に応じた資金計画の見直しができるため、長期的に安定した家計管理が可能です。

HARMONYでは、これらの包括的なサポートによってお客様に安心して家づくりを進めていただける体制を整えています。家づくりにおいて資金面での不安を解消し、理想の住まいを無理なく手に入れられるよう、HARMONYが全力でサポートいたします。ぜひお気軽にご相談ください。


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山本航聡(やまもとこうそう)


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