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災害に強い家を建てるための秘訣


こんにちは、株式会社HARMONYの山本航聡(やまもとこうそう)です。
日本は地震や台風をはじめとする自然災害が多い国です。その中でも三重県は特に災害リスクが高い地域と言われています。だからこそ、家づくりの段階で災害に強い設計を行うことが重要です。今回は災害に強い家づくりの6つのポイントを具体的にご紹介します。さらに、HARMONYの災害対策の取り組みについても詳しくお話しします。




1. 地盤の選定

地盤の強さは家の安全性を大きく左右します。適切な土地選びと地盤調査が災害に強い家の基本です。

  • ハザードマップの確認:洪水や土砂災害リスクを確認し、安全な土地を選ぶことが重要です。

  • 敷地調査の実施:HARMONYでは現地調査を通じて道路やインフラ状況を確認し、最適な設計を提案します。

  • 契約後の地盤調査:地盤の状態を把握するため、契約後に地盤調査を行い、必要に応じて地盤改良を実施します。


2. 建物の構造

耐震性を高めるためには、建物の構造設計が鍵を握ります。

  • 耐震等級3を標準仕様:HARMONYでは全棟で耐震等級3を取得しています。これは災害時の避難所レベルの強度を誇ります。

  • 許容応力度計算の徹底:柱や梁、基礎にかかる応力を正確に計算し、必要に応じて補強を行います。

  • ベタ基礎の採用:湿気対策と強度を兼ね備えたベタ基礎を全棟で採用しています。


3. 台風対策

三重県は台風の影響を受けやすい地域のため、対策が不可欠です。

  • 屋根材の選定:軽量で防水性に優れたガルバリウム鋼板を採用し、風雨の影響を軽減します。

  • 窓の防護:防犯ガラスや雨戸の設置により、飛来物によるガラス破損を防ぎます。

  • 風の流れを考慮した設計:建物の配置や形状を工夫して、台風時の風圧を最小限に抑えます。


4. 洪水・浸水対策

浸水リスクを軽減するためには、土地や排水設計が重要です。

  • 土地の高さの確保:必要に応じて地盤を高くすることで、浸水リスクを減少させます。

  • 排水設備の整備:効率的な排水設計により、浸水被害を防ぎます。

  • 止水板の導入:玄関やガレージに止水板を設置して浸水を防ぐことも有効です。


5. シロアリ対策

湿気が多い地域では、シロアリ被害のリスクが高まります。

  • 基礎パッキンの採用:基礎と土台の間に基礎パッキンを設けることで、換気性能を向上させ、シロアリの侵入を防ぎます。

  • 薬剤塗布による保護:HARMONYでは、基礎部分に薬剤を塗布し、10年間の保証を提供しています。

  • ベタ基礎の採用:コンクリートで床下を覆うことで湿気を防ぎ、シロアリの侵入リスクを最小限にします。


6. 雨漏り・湿気対策

雨漏りや湿気は建物の寿命に大きく影響します。

  • 屋根形状の工夫:雨水をスムーズに流す適切な勾配を設計します。

  • 高性能なシーリング材の使用:建物の接合部に高耐久のシーリング材を使用して、雨水の侵入を防ぎます。

  • 通気工法の採用:外壁内に通気層を設けて湿気を排出し、建物の耐久性を高めます。


HARMONYの災害対策

HARMONYでは、三重県の地域特性に基づき、災害に強い家づくりを実現しています。

  • 地盤調査と敷地調査の徹底:契約後に地盤調査を実施し、必要に応じて地盤改良を提案します。

  • 高耐震性を確保:許容応力度計算と耐震等級3を全棟で採用し、地震に強い建物を提供します。

  • 高耐久素材の採用:外壁には金属サイディングや自然素材の塗り壁、屋根材にはガルバリウム鋼板を採用しています。

災害に強い家づくりは、家族の安全と安心を守るために欠かせません。HARMONYでは、地域の特性を活かした設計で、お客様が安心して暮らせる住まいをご提供します。

この記事が家づくりをする方の参考に少しでもなれば幸いです。
山本航聡(やまもとこうそう)

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