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【必見】後悔しない建売選び!避けるべき特徴と選んで安心のポイント

こんにちは、株式会社HARMONYの山本航聡(やまもとこうそう)です。
家づくりを考えるとき、建売住宅はコストや手軽さの面で魅力的な選択肢です。しかし、選び方を間違えると後悔することも。今回は「選んではいけない建売住宅の特徴」と「安心して選べる建売のポイント」を詳しく解説します。これから家を購入しようと考えている方は、ぜひ参考にしてください。


選んではいけない建売住宅の特徴


1. 基本構造・性能が不明な建売住宅

理由:

  • 構造計算や断熱性能などの根拠資料が提示されない建売住宅は、耐震性や快適性に疑問が残ります。

  • 断熱等級や耐震等級が不明確な住宅は、後々の修繕費用が高くなる可能性があります。

注意点:

  • 性能評価書や設計図面を確認できるか必ずチェック。

  • 耐震等級3、断熱等級6以上などの基準が記載されているか確認。


2. 周辺環境が適切でない立地

理由:

  • 騒音や臭いのある環境、道路交通量が多い場所は、住んでからストレスになる可能性があります。

  • 周囲の土地が開発途中で、後から不都合が生じる場合も。

注意点:

  • 周辺環境の下見は昼夜や平日・休日で数回行う。

  • ハザードマップを確認し、浸水リスクや地盤の安全性を把握する。


3. 安すぎる価格設定の建売

理由:

  • 極端に安い価格には理由がある可能性が高いです。

    • 設備の質が低い

    • 見えない部分でのコスト削減

    • 資産価値が低い場所である可能性

注意点:

  • 適正価格かどうか、近隣の建売価格と比較する。

  • 内見時に設備の品質や仕上がりを確認。


4. 設備や仕様がオプションだらけ

理由:

  • 広告やモデルハウスでは高級設備が備え付けられているが、実際にはオプションが多いことがあります。

  • 標準仕様が最低限のもので、満足な暮らしには追加費用が必要になるケースが多いです。

注意点:

  • 標準仕様書を確認し、必要な設備が含まれているかをチェック。

  • 後付け費用がどれくらい発生するのか見積もりを確認。


5. アフターサポートが薄い建売

理由:

  • 購入後の修繕や不具合への対応が手薄だと、トラブル時に追加費用やストレスがかかります。

  • サポートがない業者の場合、保証書も形だけという可能性があります。

注意点:

  • 保証内容や期間を確認。

  • 施工会社や販売会社の評判や口コミを事前に調べる。


6. 間取りや収納が実生活に合わない

理由:

  • 生活動線が悪い、収納が少ない、使いにくい間取りは住んでから後悔する原因に。

  • デザイン優先で実用性が低い場合も多いです。

注意点:

  • 家族構成や生活スタイルを考慮した間取りか確認。

  • 実際に家具を置くイメージを持ち、生活動線をシミュレーションする。


7. 外観やデザインばかりが強調されている

理由:

  • おしゃれな外観に惹かれて購入すると、内装や性能が疎かになっている場合があります。

  • 維持費やメンテナンスが高くつく外装材を使用している可能性も。

注意点:

  • 見た目だけでなく、実用性やメンテナンス性も考慮。

  • 外壁材や屋根材のメンテナンス周期や費用を確認。


8. 建築現場が公開されていない

理由:

  • 建築途中の現場が非公開だと、施工の品質や丁寧さが確認できません。

  • 見えない部分で手抜き工事が行われているリスクも。

注意点:

  • 建築中の写真や現場を確認できる業者を選ぶ。

  • 第三者検査を実施しているかをチェック。


9. 法的規制や制限に問題がある

理由:

  • 用途地域や建ぺい率、容積率がギリギリの土地は、後々増築やリフォームがしにくい。

  • 近隣とのトラブルの元になるケースも。

注意点:

  • 役場調査や敷地調査を業者に依頼し、法的な問題がないかを確認。

  • 隣地との距離や境界線も重要なチェックポイント。

10. 売れ残り物件のリスク

理由:

  • 売れ残り物件は一見お得に見えることがありますが、注意が必要です。

    • 設備や機器のメーカー保証が切れている可能性があります。

    • 在庫を抱えたまま時間が経過しているため、設備が最新の仕様でない場合も。

    • 長期間放置されていたことで、内部の劣化や不具合が発生している可能性があります。

注意点:

  • 保証期間の確認: 設備や機器(キッチン、給湯器、空調機器など)のメーカー保証期間が切れていないかを必ず確認しましょう。

  • 内覧時のチェック: 実際に動作確認をし、設備が正常に作動するか確認してください。

  • 追加費用を想定: 保証が切れていた場合、修理や交換費用がかかる可能性があるため、予算に余裕を持たせておく。

11. リセールバリューのリスク

理由:

建売住宅は一般的に万人受けする間取りやデザインが採用されており、リセールバリューが高い傾向にあります。しかし、以下の条件に該当する場合は、リセールが不利になる可能性があります。

  1. 場所の選定

    • 立地が不便な場合や、周辺環境に問題がある場合、需要が少なくなるためリセールが難しくなることがあります。

    • 特に、駅から遠い、商業施設や学校が少ないエリアでは、リセールの際に価格が大幅に下がるリスクがあります。

  2. 地域特性

    • 都市部や開発エリアではリセールが有利なことが多いですが、郊外や過疎化が進む地域では逆に売却が難しくなることがあります。

    • 地域の人口減少や周辺インフラの衰退などがリセールに影響することも。

  3. 周辺環境の変化

    • 購入当初は快適なエリアであっても、その後に工場や幹線道路が建設されるなどで、住環境が悪化するケースもあります。

    • 周辺に競合する新しい住宅が次々と建てられると、建売住宅の価値が相対的に下がる可能性があります。

注意点:

  • 地域の将来性を確認: 土地の選定時に、地域の将来的な人口動態やインフラ計画を調査することが大切です。

  • 売却の際の市場性を考慮: 万人受けする間取りであっても、土地やエリアの価値が低ければ売却が難しくなるため注意が必要です。

  • 中古市場の状況を把握: 周辺エリアでの中古住宅の売買価格や売却期間を参考にすると、リセールの見通しが立てやすくなります。


こんな建売なら選んで安心!選ぶ際のポイント

建売住宅を選ぶ際には、リスクだけでなく安心して選べる特徴を持つ物件に目を向けることが大切です。以下のポイントをチェックすることで、後悔のない購入が実現できます。


1. 立地が良い物件

  • 通勤・通学の利便性: 駅やバス停、主要道路からアクセスしやすい場所にある物件は、生活の快適さだけでなくリセールバリューの面でも安心です。

  • 生活インフラの充実: 周辺にスーパー、病院、学校、公園などが揃っている物件は暮らしやすく、資産価値も維持しやすい傾向があります。


2. 設備と仕様がしっかりしている

  • 保証内容の充実: 設備や構造に長期保証がついている物件は、万が一のトラブル時も安心です。

  • 最新設備の導入: エコキュートや高効率エアコンなど、省エネ性能が高い設備を採用している物件は、ランニングコストが抑えられます。

  • 適切なメンテナンス: 売れ残り物件の場合でも、メーカー保証がしっかり引き継がれている物件は安心して選べます。


3. 構造や性能が明確な物件

  • 性能評価が取得済み: 耐震等級3や断熱等級6など、明確な基準を満たしている建売は、安心して長く住める家といえます。

  • 現場中の写真や検査記録が提供されている: 建築途中の状況がわかる資料があると、施工の透明性が確保され、信頼性が高まります。


4. 万人受けする間取りやデザイン

  • シンプルで使いやすい間取り: オープンなリビングや効率的な収納スペースが備わった間取りは、リセールの際にも有利です。

  • 普遍的なデザイン: トレンドに左右されないシンプルで落ち着いたデザインの建物は、長く愛されるため安心です。


5. ハザードマップの確認済み

  • 災害リスクの低いエリア: 洪水や地震などのリスクが低い土地に建てられた物件は、災害時の安心感があります。地盤調査が適切に行われ、改良工事が実施されている物件はさらに安心です。


6. 地元密着の住宅会社が手掛ける建売

  • 地元の特性を熟知: 地元密着型の住宅会社は、その地域の特性や住環境に配慮した物件を提供することが多いため安心です。

  • アフターフォローがしっかりしている: 地元密着型の会社は、購入後のメンテナンスやトラブル対応が迅速で信頼できます。



まとめ: 安心して選ぶためのコツ

建売住宅は、選び方次第でコストパフォーマンスの良い満足度の高い住まいを手に入れることが可能です。特に、保証内容や構造性能、立地条件などをしっかり確認し、将来的なリセールバリューや住み心地を見据えた選択をしましょう。HARMONYでは、建売でも性能や保証にこだわった物件をご提供しています。安心して選べる建売住宅をお探しの方は、ぜひご相談ください。



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