焼肉食って酒飲めば幸せ!
いま焼肉酒場がアツい
今年の3月にはじめて知って、そこから定期的に足を運んでいる焼肉屋がある。「ときわ亭」という都内・神奈川を中心に人気爆発中の仙台ホルモン焼肉酒場だ。9月末現在、全国38店舗あるとのこと。
この焼肉屋の人気勢いがここ半年とんでもない。土日はどの店舗でも予約必須、夕方には看板メニューの“肉塊”レモン牛たんがなくなっているのを何度か見てきた。1年以上前から何店舗か存在してたらしいが、今年に入ってからの店舗数の拡大がその勢いを表している。
簡単に言えば「春先の段階で約10店舗、現在は毎月約5店舗ずつ増えている」イメージだ。
はじめに書いておくが、ステマでもないし「ときわ亭」の回し者でもない。
心奪われたただのファンだ。それを踏まえて続きを書く。
流行った理由
なぜこんなにときわ亭が流行っているのか、自分なりに考えた結果この3つだろうなと納得した。「セルフ飲み放題」「コスパ」「コロナ換気」
が大きく起因していると思う。
①セルフ飲み放題
上の写真のように、各テーブルにレモンサワーのサーバーがあり客自身がその都度注ぎ足していくシステムになっている。セルフ式の居酒屋は「やきとり○金」など幾つか知っているが、そのどれもがファミレスで言うところのドリンクバー的な場所にある。各卓で自分のタイミングで注げるのは中々斬新だと思った。
単に自分の知識不足もあるかもしれないが、同じシステムの店は「スミビトケムリ」くらいしか知らない。後述するが「メインターゲットが20-30歳」であろうから、普段から飲み歩いてるそこそこの吞兵衛でもない限り、このシステムは初見非常に惹かれると思う。
②コスパ
システムは「レモンサワー飲み放題 60分500円/人」を売りにしている。店自体が90分制であるため、自ずと90分800円で入る客が多いと思う。もちろん酒を飲まずにソフドリ単品注文もいけた気がする。
ここに写真のような食べたい肉をタッチパネルから注文していく感じだ。
5回以上利用しているが、一般体系27歳男が好きなもの頼みまくって限界まで食べても平均価格4,000円といったところ。
23~30歳までの居酒屋の平均価格が4~5,000円を考えると、かなりコスパが良いのではないか?90分で腹を満たし2.3件目はせんベロ行ったりすれば、それはもう完璧な「吞兵衛フルコース」だ。
もちろん「彼女とのデート」「何かの記念に良い肉食べたい」「トラジ叙々苑食べたい」などその時のシチュエーションにはよると思うが、仲良い友人と気兼ねなく酒飲みながら肉食うには十分すぎる味だ。
③コロナ換気
店内の様子はこんな感じ。写真手前に入口の扉があり常に開放状態にしているため、他の居酒屋に比べかなり換気に徹底している印象。
もちろん素人意見だし換気率がどうとか数字では語れないが、一般的な居酒屋に比べ焼肉屋が換気しているのはコロナ流行以前から周知の事実であろう。収容人数も居酒屋よりは広く座れるだろうし。
実際、自分自身が春先にときわ亭を発見したのがこの理由だった。
この2年間「絶対に居酒屋行ってはダメ!外食はダメ!」なんてのを若者の100%全員が律義に守れるはずはない。もちろん頻度とか少なめだし、予防徹底は当たり前だが。誤解を生みそうな書き方になっているが、言いたいことは「路上飲みや、居酒屋で大声で話すくらいならときわ亭に行くべき」てのが本音だ。
今の世の中で「居酒屋の頻度を減らしつつも、友人と飲み食いしたい」を叶えてくれる場所だと思っている。
コロナ流行のこの時期に「居酒屋より換気している」がニーズが合ったんだと思う。
いつの日かコロナが収束して、皆が気兼ねなく外食をするようになったとき
流行になっているのは「焼肉酒場」であると断言できそうな気がする。その先駆けが自分の中ではときわ亭だったのだ。実際に「レモホル酒場」という関西発の焼肉酒場も勢いを増している。
そして多くの20代が気づくと思う。
あれ?特にこだわりもない居酒屋で3.4000円使うより
焼肉酒場で腹満たした方幸せじゃね?
ときわ亭ロボットの名付け親になった話
特定の店舗のときわ亭では、配膳ロボット Servi(サービィ)を使って肉の配膳をしているらしい。7.8月頃に、この配膳ロボットの名前を募集していた。
応募フォームには「尊い名前を付けて欲しい」との旨が書いてあり、その時にネットスラング「てぇてぇ」という単語を思い出した。Vtuber界隈でのスラングであり「複数の推しに対しての関係性が好き・尊い」みたいな意味があるようだ。
「ここ2.3年のスラングであり、ときわ亭の「亭」にもかかってるし、これでいってみるかぁ~」みたいな軽い気持ちで応募してみたらまさかの採用。いったいどのくらいの応募があったのかはわからないが、こういった応募系で選ばれるのが初めてなので非常にうれしかった。
船橋店と高槻店に出勤しているようなので、近いうち名付け親として見に行ってみようと思う。
こんな感じで、コロナ流行の流れで偶然知った焼肉酒場に心奪われ名付け親にまでなってしまった話でした。