【実践チェックシート付】たった3つのチェックポイントで見つける!確実に15万円値引きできる物件の選び方
本マニュアルは、大手不動産仲介会社の営業部長(経験15年)、不動産会社経営者、賃貸管理会社の元社員など、複数の不動産業界関係者への取材をもとに作成しています。
「値引き交渉は、スキルと経験が必要です」
これは、不動産業界の大きな嘘です。
実は、値引きできる物件とできない物件は、最初から決まっています。
先月の事例を紹介いたします。
東京都内の某不動産会社。 2つの契約が同じ日に行われました。 どちらも1Kマンション。条件もほぼ同じ。
しかし、初期費用には15.5万円もの差がついていたのです。
驚くべきことに、値引きに成功したのは、 不動産取引が人生初めての26歳の会社員でした。
彼が使ったのは、たった3つのチェックポイント。 15分の物件選びで、確実な値引きを実現したのです。
このマニュアルでは、以下についてお伝えします
✓ 値引き可能な物件を見分ける3つのチェックポイント
✓ 15分でできる具体的な判断手順
✓ 成功率8割以上を実現する実践的な方法
「気に入った物件を探してから値引き交渉」ではなく、 「値引きできる物件の中から気に入った物件を選ぶ」――
この順番を変えるだけで、あなたも確実に値引きを実現できます。
Chapter 1:値引きできる物件を見分ける3つのチェックポイント
不動産業界には、ある重要な事実があります。
それは、「値引きの承認権限」が物件によって大きく異なるという点です。
ある物件は担当者の判断だけで値引きできる。 別の物件は本部決裁が必要で、ほとんど値引きできない。
この差は、3つのポイントで簡単に見分けることができます。
チェックポイント①:築年数と掲載期間
これが最も重要な判断基準です。
私達の過去3年500件近い取引データによると下記のような事がわかってきました。
築年数による傾向
・築0-3年:値引きはほぼ不可能
・築3-5年:かなり難しい
・築5-7年:可能性あり
・築7年以上:かなり有望
掲載期間による傾向
・1週間以内:難しい
・1-2週間:要検討
・2週間以上:かなり有望
・1ヶ月以上:非常に有望
なぜこの2つが重要なのか? 理由は、不動産会社の「内部事情」にあります。
築5年以下の物件
・需要が安定している
・相場が安定している
・オーナーの意識が強い
→値引きの承認が出にくい
築5年以上の物件
・需要が不安定になる
・維持費用が増加
・競合物件も多い
→値引きの承認が出やすい
掲載2週間以上の物件
・問い合わせが減少
・内見予約が減る
・オーナーが焦り始める
→値引き交渉のチャンス
チェックポイント②:立地条件
実は、立地の「デメリット」が、値引き交渉の大きなチャンスとなります。
値引き交渉がしやすい立地条件とは
□ 駅から徒歩8分以上
□ バス便の物件
□ 住宅街の奥まった場所
□ 1階の物件
□ 最上階の物件
「えっ、1階や最上階はむしろ人気なのでは?」
そう思われるかもしれません。 しかし、実務経験の長い不動産会社の社長は、こう語ります。
具体的な判断基準
[立地でのチェック項目]
必須項目(1つでもあれば◎)
□ 駅徒歩8分以上
□ バス便利用
□ 1階または最上階
プラス項目(あればさらに◎)
□ 日当たりに難あり
□ コンビニまで距離がある
□ 繁華街から離れている
チェックポイント③:需要と供給
これが、値引き交渉の決定打となります。
重要なのは「周辺の状況」です。 具体的には、以下の3点をチェックします
1. 募集状況
□ 「即入居可」の表示
□ 「即決歓迎」の表示
□ 「お気軽にご相談を」の表示
→これらは、空室の長期化を示唆
2. 競合状況
□ 同じエリアで似た条件の物件が多数
□ 近隣で新築物件の募集
□ より条件の良い物件がある
→競争が激しい=交渉のチャンス
3. 複数社での取り扱い
□ 異なる不動産会社でも募集
□ 条件が微妙に異なる
□ 直接募集もある
→条件交渉の余地が大きい
なぜこれらが重要なのか? ベテラン営業マンはこう説明します
3つのチェックポイントを使った実践的な判断方法
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