【リーダーシップ:その4】リーダーに必要な要素①「Visionを示す」

誰かに自分を助けてあげたい、自分について行きたいと思ってもらうためには、自分が何を実現したいと思っているのかを理解される必要がある。
そのためには、やはり成功のイメージ=Visionを明確に示すことが効果的である。

Visionはストーリーでもいいし、絵でも写真でも動画でもいい。
粘土やレゴで形にすることを試みてみることも面白い。
わかりやすい事例や比喩表現を用いることも効果的である。
そして繰り返し伝える。
とにかく、できるだけ同じイメージを脳内に思い浮かべてもらうことが大事であり、共感を得られたら、人が集まってくる可能性が高くなる。

明確なVisionを持つこと、そしてそれを示すことのもう一つの大きなメリットはSynchronicityの力を最大化できることである。
Synchronicityの自分なりの解釈は、なぜか偶然にも欲しいと思っていた情報が手に入ったり、不思議と今出会うべきという人に出会ったりすることである。
これは、ただのラッキーではなく、日々自分の目の前で起きている様々な出来事や、自分に触れる膨大な情報、自分が出会う多くの人々がただ通り過ぎていくのか、自分のアンテナに引っ掛かるのかは、自分がどれだけ明確なVisionを持っているかにかかっている。
そして、人が人を呼んだり、人が貴重な情報を持ってきてくれたりするのは、自分が描いているVisionが伝わっているからである。

【リーダーシップ:その1】の記事で述べた通り、世界に存在するすべてのものが動的であり、止まっているものはない。
そして、全てが繋がっていて関係がある。
だからこそ、人はどんな変化でも起こすことができる
しかし、その繋がりや動きは必ずしも全てが目に見えるものではない。
明確なVisionを持ち、それを示すことが、その繋がりを徐々に目に見えるものにし、動きそうになかったものを動かせると思わせてくれるのである。


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