見出し画像

Apple Music インタビューまとめ

2023/11/10 Jung Kook (정국): 'GOLDEN', BTS Reunion, & Connection with ARMY | Apple Music
ジョングクは、音楽業界の展望を変えたスーパーグループBTSの最年少メンバーとして有名になった。
ソロデビューアルバム「GOLDEN」で、彼は自信に満ちた独立したアーティストとして再登場した。

ゼイン・ロウは韓国のソウルを訪れ、彼の故郷である釜山からほど近いHYBEでジョングクに会った。2人はジョングクが練習生としてBTSに加入したばかりの頃や、ミュージシャンとしての初期の頃について、最初の頃から語り始めた。そして、BTSの成功、ソロを目指す決断、このアルバムの制作過程について掘り下げた。

インタビューの最後には、ジョングクが2025年のBTS再集結への興奮を語り、仲間のメンバーやBTSとARMYとの絆の特別さを強調した。
(YouTube概要欄より意訳)


※意訳・誤訳あり


👤(Zane Lowe):私にとってソウルほど強烈な第一印象を与えた都市はほとんどありませんでした。忙しなく通り過ぎる光景、音、そして匂いの中に歴史と進歩が調和していました。
都市は狭い空間の代わりに上に伸びていますが、そのアイデンティティは依然として地上にしっかりと根付いています。
昔のソウルが新しさに出会う場所。新しい産業。スーパースターたち。
現代的なアイコン、これら全てを都市のいたるところのデジタル看板で見ることができます。
しかしソウルから世界に羽ばたく最初で最高のスーパースターはBTSです。
BTSはBig Hitと共にHYBEを作り、夢を現実にしてくれるこの19階建ての建物でジョングクに出会うことができました。
BTSと共に想像できない位置に到達したいま、新しい夢を見ているそうです。
黄金マンネのための黄金の夢をです。
ARMYのみなさん、これはジョングクのための特別な瞬間に交わした貴重で率直な会話です。


釜山の話


👤:ここは本当に美しいですね。素敵な都市景観ですよね。ソウルはあなたが生まれた場所の話ではありませんが、故郷のように感じませんか?

JK:そうですね。あっ…いやでも釜山が…釜山はぼくが生まれた場所だから、やっぱり釜山を故郷のように感じていますね。でももうほんとにすごく慣れました。最初に来た時とずいぶん違います。

👤:釜山はあっちの方向ですよね?

JK:‥‥ぼくはよくわかりません(笑)
 もっと下の方に行かないとですよね。

👤:あちらの海岸線に沿って海辺にありますよね。

JK:はい、そうです

👤:約240キロ離れていますよね。あなたのファンの多くは釜山に行ったことがないでしょう。釜山で育って面白いことはありましたか?

JK:正直なところ、釜山での思い出はあまりないと思います。ソウルに来て練習生になってからは、いろいろな経験をしてきたので、あまり思い出せません。
正直言って残念ですが、あまり古い思い出はないんです。


子どものころ

👤:音楽はどうですか?当然音楽は好きだったでしょう?音楽はあなたの人生じゃないですか。
聞いてみたいのは初めて好きになった音楽は何ですか?

JK:まず…ぼくが子どもの頃は、音楽に夢中になるような子どもじゃなかったんです。でも音楽業界に入っていくうちに、だんだん好きになっていきました。
そして、『花様年華』というアルバムに取り組んでいた時、そのアルバムを聴いたときに「ああ、本当の音楽だ」って音楽をする人間として感じました。それが完成したときは感動しました。ぼくにとって、音楽における新しい感覚でした。
だからそれ以降は、かっこよくて素晴らしい音楽を探し求め、曲を聴き、そんな音楽を作りたいと思うようになりました。


👤:ソウルに来た当時はどんな子でしたか?初めてここに来たときはどんな人だったんですか?あなたを刺激したのは何でしたか?怖いものはなんでしたか?どんな性格だったんですか?

JK:そうですね、釜山にいたころのぼくはとても静かで内向的でした。釜山では建物はとても低く、繁華街に行っても建物はそれほど高くありません。それに道路もそれほど広くないです。でもソウルに来たときは、何もかもが新鮮で怖くなるくらいでした。ほんの一瞬、未来へ旅しているような気分でした。

👤:わたしもやはりそう思います。本当に興味深いところで、この都市には本当にたくさんのビルがありますが、自然もよく保存されています。
山とすべてが相変わらず本当に美しいです。
ここにいると、その二つが本当によく調和していると思います。わたしは山に行くことが好きなんです。

JK:そうですよね。海外に行っていろいろな建築物を見ると、その地盤の違いにとても感動しますね。ぼくはここでは慣れているからか、特別な感情はないのですが、でも外に出て、きれいな建物を見ると同じことを感じます。

👤:デザインが好きなんですか?
  音楽以外にもあなたはデザインを注意深く見ているようですね。
  例えば、物の角度やビルや建築物の角度などです。

JK:もしぼくがその分野に進んでいたら…。デザインやデッサンの道に進んでいたかもしれません、それかスポーツの道ですね。
とにかくぼくは子どものころから絵を描くことが好きでした。将来はデッサンを勉強してみたいです。ぼくはクリエイティブな仕事に少し弱いんです。いつか自分でも試してみたいです。

👤:いつかはですね!
  GOLDENという新しいアルバムが発売されるので…

JK:(拍手)


マンネと呼ばれること

👤:GOLDENという新しいアルバムが発売されるので、学ぶのは後で、ということになりますね。
タイトルが本当にすてきですね。ソウルの都市も私にはGolden、黄金みたいです。(景観を見ながら)
Goldenは私が好きな単語の一つですが、あなたにとってはとても具体的ですよね。あなたのニックネームと関連があります。
このニックネームは多芸多才である7人のメンバーの中での末っ子という意味が込められているんですよね。
家族やBTSでは末っ子でしたが、このアルバムを作業しながら初めて末っ子ではないという気がしましたか?どんな感じでしたか?

JK:20年経っても、30年経っても、ぼくは常に最年少の「マンネ」です。それは決して変わりません。それに「マンネ」と呼ばれるのは嫌いじゃないです。
まわりからぼくを「黄金マンネ」と評され、仕事をしながら自分の成長を実感することができました。ぼくが感じるすべてがこのアルバムに凝縮されているようです。だから、みなさんの反応がとても楽しみなんです。


メンバーとジョングク

👤:初めてソウルに来てBTSのメンバーに会ったとき、メンバーたちがずっと一番幼いあなたを守ってくれるという感じでしたか?

JK:そうですね。最年少という特別な特権があったのは確かだと思うし、ぼく自身わかっていないところでもたくさん助けてもらってきたと思います。ヒョンたちは本当にすごい人たちで、ぼくは彼らから多くの良いものを学んだと思うし、6人全員から多くの助けをもらったからこそ、今のぼくがあります。

👤:最初の数年間、人々の注目を浴びる前に実際に活動し始めたときはどうでしたか?最初の時期のことです。

JK:あーー…もう10年以上前のことですから…(笑)記憶があいまいなんです。でもぼくたちはそれほどかっこよくはなかったです(笑)もちろん、当時のぼくにはヒョンたちがとてもかっこよく見えました。
でも正直なところ、デビュー当時の映像はもちろん、数年後の映像もいまだに見ることができません。ひやひやするし、恥ずかしくなります。
もし、もし、もしも…と考えてしまいます。その時今感じている感情が少しでもあれば…と考えてしまいます。

👤:でもあなたは若いじゃないですか?そう感じる必要はないですよ。
世の中がそうであるように、時間が経てばそんな記憶が特別に感じられるでしょう。
7人のメンバーの大きな夢じゃないですか。そうでしょう?

JK:確かに…あの頃にああいうのがなかったら‥‥今のBTSがあっただろうか…と考えますね。確かに生の雰囲気がありましたね。
ただ、ぼくたち7人には何かが欠けていて、それを自分たちだけでなんとかしようとしていました。
今のぼくたちがあるのは、あの頃一緒に過ごしてぶつかりながら、うまくやろうと努力したからだと思います。

当時よく食べていたもの

👤:本物の友情ですね。音楽と技術を除いて、みんなが与えたのはメンバー間の友情です。
この近くに、初期に一緒に行ってよく食べていた―――

JK:それ、あの場所は実はこの辺りではなかったんですよ。最初の練習スタジオの頃でした。
ぼくたちのダンススタジオは地下にあって、1階には食堂があってそこのおばちゃんがとても親切にしてくれました。彼女は時々お肉を焼いてくれました。当時は大した給料もなかったんです。インスタントラーメンを1日2、3食食べるくらいでなんとかやっていました。あの場所を思い出すたびに、とてもありがたい気持ちになります。

👤:ジンにとってはとても大変だったでしょうね。チーム内の料理担当で毎日料理は難しかったでしょうが、…ジンが料理もしてくれましたか?

JK:はい、ジンヒョンは当時料理にハマっていました。彼は時々ぼくたちのために料理を作ってくれました。
一番記憶に残っているのは、コチュジャンサムギョプサルにチーズをかけたものですね。すごくおいしかったです。

👤:結成当時の話は本当におもしろいですね。
  その頃の話を切り出した理由は、一緒に過ごす時間が短くてBTSで成し遂げたことを何でも話すことが難しそうだったからでした。BTSで成し遂げたことはとんでもないことですよね。本当にすごいことです。信じられないほどすごいです。

JK:(拍手)(サムズアップ)Thank you!

ソロについて

👤:でもここでGOLDENの話をした理由は、チームの新しい時代がひらかれるからです。
お聞きしたいのは、チームのメンバーが集まってすべてのメンバーが自分の音楽をすることに決めたと思うんですが、どんな会話がなされましたか?

JK:RMさん、SUGAさん、J-HOPEさんの3人のラッパーがデビュー以来、自分たちの仕事に取り組みそれを世に送り出していたことが実際に大きな影響を与えたんです。実際、ボーカルメンバーはそこから多くのインスピレーションを得ました。カバー曲やファンソング、ホリデーソングが多かったです。
だから彼らを見ているうちに、自分の仕事をすること、自分の作品を発表することが自然になっていたんです。
いろいろな事情が重なって、ソロアーティストとしての活動をはじめました。でもこれもすごく自然な流れだったんです。
理由については、正直なところ、シングル"SEVEN"をリリースする前は特に考えていませんでした。
作品を聴いて、ああ、これやらなきゃ!と感じました。そしてそういう流れになりました。だけど、いずれにせよ、この3人の影響は大きかったです。


👤:2020年に発表した「Still With You」が思い浮かぶんですが、直接プロデュースして作りましたよね、とんでもないことです。

JK:(サムズアップ)


👤:そしてSoundCloudに出ましたよね。対価をお聞きしたいのは、曲を直接作りながらストリーミングサービスや公式発表をしなかったのはどのような理由からですか?ファンへの無料プレゼントのようなものだと思いましたか?

JK:ぼくにとって、「Still With You」だけでなく『GOLDEN』も、BTSの一員としての仕事はとても重要でした。ぼくの人生において、この時間は同じように、いやそれ以上に重要だと思います。
最初の頃はとても静かでした。自分に自信が持てなかったけど、音楽活動を始めるにつれて、自分自身について知ることができました。
ぼくたちが達成したことが評価され、「黄金」とぼくが呼ばれるようになって、もっと自信が持てるようになりました。
だから、アルバムに注ぎ込まれたのはそれらすべての組み合わせなんです。
「Still With You」もその一環です。

👤:ぼくは直接プロデュースしたというのがすごく好きです。

JK:前にも言ったように、もしメンバーが道を示してくれなかったら、自分自身をわかっているだけに、何かやってみようとさえ思わなかっただろうと思います。

👤:今「TOO MUCH」という曲をCentral CeeとThe Kid LAROIと一緒に作業していると思うんですが、これはシングルでGOLDENの一部じゃないですよね。わたしはその歌は好きです、あなたがとても楽しそうに見えるからです。
この曲がうまくいくことを願っていますが、少しゆるい感じがしました。
こういう曲は作業しやすいですか?圧迫感も少ない感じだし?

JK:まあソロの仕事は楽しいですね。他のひとたちとコラボするのも楽しいですし。でもプレッシャーという点では、どちらかといえば外の仕事の方がプレッシャーを感じる気がします。純粋にぼくのものだけではないですし。
音楽に迷惑をかけてはいけないという思いが強くなって、緊張してしまいます。
「TOO MUCH」のMVを撮りに行ったときはもっと緊張しました。だから、どちらかといえば、そういうケースの方がプレッシャーを感じると思います。

ダンススタイル



👤:「3D」のパフォーマンスビデオを思い浮かべるんですが、その振付が本当にかっこいいです。
他のメンバーがいなくても、以前とは違う動作をかっこよく披露しているんですが、ダンスはどう変わりましたか?ソロでのダンスとの接し方は変えましたか?
音楽もダンスも違う視点で見ていますか?

JK:特定のジャンルのダンスを習ったわけではないんです。振付から始めて、それからは振付が増えるばかりでした。
だからダンスに関しては良くも悪くもならなかったし、必ずしも自分独自のダンススタイルを持っているわけではないと感じていました。
だから以前の自分を振り返ると、何かが足りない、何かが欠けているように見えたんだと思います。
でも歌でもダンスでも、自分の性格や話し方でも、知らず知らずのうちに耳で聞いたり、観察したりして学んでいることに気付きました。ダンスでもそうだったと思います。
自然に、その瞬間に気付かなくとも、ダンスに時間をとって学んでいるわけではないんですが自然に変わりました。すごく不思議でした。
ダンスの練習やリハーサルのために余計な時間を割いたわけではまったくないんです。だから、ぼくはずっとそうやって生きてきたんだと思います。
だけど、それはぼくにとって自然な利点ではなかったろうか。ぼくのダンスは知らないうちに成長していました。

歌詞の変化

👤:今回、確かに違う点は歌詞なんですが、「Seven」の一部の歌詞ですね。

JK:(にこにこ)

👤:3,4年前だったら、そういう歌詞を歌う姿を想像できなかったと思うんですが、きっとそういうのが自然だったでしょう。
それが歌いたいことであり、話したいことだったのでしょう。誰かとそういう話をしましたか?

JK:(笑)
「seven」から「GOLDEN」まで、実はどの曲もぼくの個人的な話ではありません。実際、どれもラブソングで、最も普遍的な感情だと感じました。だから、そういうテーマに合う良い曲をたくさん作りたかったんです。
だから、このアルバムにはその愛のテーマが連続していることに気付くと思います。今ぼくはとても重要な時期で、でも若いアーティストとして、このような歌詞を歌うのは今しかないし、自分のイメージを変える必要がありました。
正直なところ、ぼくにとっても挑戦であり、ぼく自身歌詞について心配していました。(笑)

GOLDEN制作話


👤:GOLDENのレコーディング当時、一番楽しかった記憶は何ですか?

JK:そうですね、いろいろなストーリーやテーマがあったし、それらの曲はすべて異なるジャンルにまたがっていました。そして英語でのパフォーマンス。
以前はグループの一員としてパフォーマンスしていたし、ソロであってもほとんどがファンソングでした。でも今回は自分の作品全体が自分の手によるもので、そのプロセスが本当に楽しかったです。
外国のプロデューサーが横についてレコーディングをするのも楽しかったし、海外で仕事をするのはとても楽しかったです。そしてそれぞれの曲を歌い終えた後、大きな達成感を感じました。プロセス自体がとても楽しかったんです。

👤:スタジオから出て、車に乗ってすぐに聞くと「本当にいい」と感じますよね。ぼくもよかった記憶があります。本当に良かったです。

JK:はい、本当に。あそこは本当に音が充実していました、本当に素晴らしかったです。

sevenヒットについて


👤:ローリングストーンに「Senen」について興味深い話をしていましたね。記者が大ヒットすると言っていましたが、驚いたようにそれを期待していません。そうなることを願っているが、それは追及するものではないと言いましたね。
世界中でスタジアムツアーをするBTSより大きなヒットはないでしょうが、新しくスタートしてヒットを記録しました。期待値を新たに設定して、ほぼ新しく出発するのは楽しかったですか?
ハリースタイルはぼくにそう言ったんです。自分の音楽を新しく始めたとき、グループが解散して環境は違うけど、以前一緒にチームにいた時とは違うことができて良かったということです。

JK:はじめて「Seven」をリリースしたとき、あるいはリリース前。自信もあったし、曲に対する期待もあったと思います。でもこのシングルで記録を作ろうとか、最高記録を作ろうとか、そういうことではなかったんです。
ただぼくが本当に好きで愛しているこの曲について知りたかっただけなんです。人々はそれに共感するだろうか?ぼくがそれらの曲にどのように感情移入しているか、人々は共感するだろうか?ぼくが好きな曲と同じ曲をみんなも好きだろうか?それがとても気になっていました。
正直、自分でも何を期待していいのかわかりません。どうなるかは分かりません。(笑)
突然別のことができるようになりました、分かりません。
でも音楽に対する情熱はあります。ぼくにはまだ多くの人生が残されているし、それは将来も続くと思っています。

ステージでの自分


👤:でもヒットしたじゃないですか。ご存じのようにヒットしました。1位になりましたよ!そして大衆の前で公演しています。
人々はあなたの歌が好きです。だからそれ以上です。
あなたと他のメンバーが8万人の観衆の前で公演するのを見ました。
気になることがあって、必ず聞いてみないといけないんだけど、そんな規模の公演で歓声を聞く感じはどうですか?
ステージで大きな歓声と愛と応援がすべて自分に向かっているのを見たとき、どんな感じがしますか?

JK:言葉にするのが難しい感覚です。世界中の良い言葉を集めて、それを全部まとめたようなものです。…天国? わかりません。
いずれにせよ、とてもとてもとても良いんです。
あの空間で応援してくれる人たちと一緒にアーティストとして歌うのは、とても素晴らしいことです。ただただ嬉しくて鳥肌がたつほどです。

👤:ステージに立ってファンたちと絆を深めていくと酔いしれるときがありますよね。
今まで多くのアーティストと話しましたが、厳正なステージに立った時の経験に影響を受けず、真の自分のアイデンティティを失わないためにはものすごく努力しなければなりません。
ステージ上の自分と本来のアイデンティティをもった自分との違いはありますか?

JK:全然分けないです。ぼくは一人しかいません。
だから、あのステージにいるぼくは、今ここにいるぼくと同じです。ただぼく自身です。
昔、若かったころ、たぶん思春期だったんだろうけど、少し反抗期で自分を切り離そうとしていました。
でも今はぼくはすべてを受け入れ、認めるべきことはありのままに認め、それがぼくの生き方で一番いい方法だと思っています。

GOLDENの中で好きな曲


👤:アルバムの中で愛着がある曲はありますか?

JK:(悩む)…「Standing Next To You」はもちろん曲自体も素晴らしいんですが、それ以上に曲を聴いたときに壮大な絵が浮かんできて、その曲でステージに立っている自分がすぐに想像できたんです。
だからこのアルバムのタイトル曲として最適だと思いました。そうやって選びました。
レコーディングが本当に大変だったからすごく特別な思いがあります。

👤:GOLDENのアルバムの中でどの曲が一番ARMYを驚かせるでしょうか?

JK:それも「Standing Next To You」だと思います。
だけど、一つだけARMYにお願いしたいのは、イヤホンをつけたりスマホで聴いたりせず、大音量のスピーカーで聴いてほしいことです。
アルバムに収録されている曲はすべてジャンルが違います。
ぼくの予想ではタイトル曲は別とは「Hate You」という曲があるんですが、たぶんあの曲は気に入ってもらえると思います。だからもしぼくの予想が当たれば、ぼくの耳が良いという証明になります。

ARMYとの関係


👤:ARMYとの関係は信じられないほどですよね。
わたしもBTSのファンですが、ファンと一緒に多くのことを成し遂げた、彼らは単なるファンではありません。
お互いに後押しして責任感を持つようになり重要であると感じることがわかりますね。ファンとの関係はとても感性的で知的ですよね。ARMYとのこうしたダイナミックな関係で一番いい点は何ですか?

JK:韓国には「友達を追って江南に行く」ということわざがありますが、BTSとARMYでは誰が誰を追っているのかわかりません。
BTSがARMYをフォローしているのか、ARMYがBTSをフォローしているのかわかりません。とても特別な絆があり、お互いを頼りにしている感覚もあります。
そしてその先には、全部が終わったあとにリアルなぼくとARMYと本物の気楽な会話をしたいです。
正直なところ、歌手にはファンに対して越えてはいけない一線があります。でももちろん、その一線は越えません。ファンに対しては礼儀が必要です。
でもなんでも話せる友達みたいでもあるんですね。

2025年


👤:このアルバムを多くの人に聴かせることがあなたやチームにとって重要だと思います。
各自が新しい力量を発掘し、一人で活動しながら成長する過程ですよね。
2025年を楽しみにしていますか?すでにBTSの完全体について心配していますか?それとも楽しみにしていますか?
もう完全体を考えていますか?それともまだですか?

JK:遠い未来だとは思っていません。ソロアーティストとして準備し、ソロミュージシャンとしても活動しています。
本当に寂しかった時期もありました。控室にいるとき、ステージで一人で立っているとき、スタッフと一緒に食事をしているとき。ぼくたちは長年いつも一緒にいたので、彼らが隣にいないことに虚無感を感じていました。
彼らがいなくて寂しいです。いろいろ考えるようになりました。
だからその年が遠く感じられるかもしれませんが、ぼくはそういうふうに考えないようにしたいし、そうは思ってません。
2025年のBTSの相乗効果はすごいと思います。それがすごく楽しみです。

👤:今日パソコンや携帯電話のスクリーンセーバーを変えるならBTSを知ってから後、あなたが大事にしていたイメージや思い出あるいは経験を一つだけ入れられるなら現在ソロのあなたはどんなものにしますか?
どのスクリーンセーバーに変更されますか?

JK:あ~ぼくはぼくで、すぐにこれを選ぶことはできません。すごく時間がかかると思います(笑)

人生のモットー


👤:しかしその点が現在を生きているということを教えてくれますね。何年も経つと、過去10年余りの間に起こったことを記憶したり、考えることができないかもしれません。
今が留まりたい場所ですか?過去を考えずに、過ぎた時間を考えずに、ただ現在と未来に集中したいですか?

JK:はい、ぼくは無条件で未来だけをみています。ぼくは過去に何かを置き忘れないように最善を尽くしています。というのも個人的には、そうやって一つの場所に滞在するのが好きではないんです。
実際の場所であろうと、思い出であろうと、ぼくが犯した過ちであろうと。
でもそこにいるのが本当に嫌だから、いつも今を見ています。
現在や未来についても、未来ばかりを見るのではなく、いまを見ています。
ぼくはそういう人間なんです。でも過去を消そうとするわけではないです。
ぼくは物事をありのままに認め、認識し、次に進み、次の一歩を踏み出す。
そのプロセスがあるからこそ、ぼくは考え、判断し、前に進むことができます。
そこにとどまって動けなくなるのは愚かなことだと思います。だから後悔していることについては、今の時点では後悔し、認めることは認めてそれから前に進みます。それがぼくの人生のモットーです。(笑)

👤:このビルを見てください。19階建てのビルなんですけど、あの下から始まって多くのことを成し遂げました。
このビルが存在する理由はあなたとメンバー、そして音楽を本当に愛する賢明な人々が一緒にいたからです。
あなたが作り出したものを見てください。音楽だけでなく韓国のために全世界の音楽のために成し遂げたことをです。
チームとあなた自身と一緒にそして、ビッグヒットとハイブを通じてあなたが成し遂げたことの中で何が一番誇らしいですか?

JK:そのいうことはあまり考えないかもしれないですね。ぼくだけじゃなくて、ぼく、他のメンバー、HYBE、BIGHIT。
物質的な達成であれ、理想であれ、ぼくたちはみんな一緒にすべてを成し遂げました。そのことはあまり考えていません。
それよりも自分自身について、そして今やっている仕事について考えることの方が大事なんです。
だけどぼくが最優先と考えているのは…これは少し矛盾しているんですけど、ぼくの第一優先は、自分のことをまず考えるけど、ぼくの家族でも、BTSのメンバーでもなくて、ARMYなんです。
BTSのジョングクとして、ARMYと一緒に何をするか考えています。
目標とかそういうことよりも、この人たちがいるから、この人たちのおかげ、この人たちが理由で自分が創造し、目的を持つことができ、それを楽しんでいるうちにそれが達成感になっていくんです。だけど順序が逆になることはないんです。

👤:本当に素敵ですね。
わたしはこの都市で本当に良い時間を過ごしたし、ここに来ることを望んで、長くあなたと対話を交わしたいと思いました。
音楽史で本当に注目すべき話だからです。本当に注目すべき話として、全世界のアーティストたちが話すべき、聞くべき境界を開きました。
分からないけど、あなたはたくさん変わりました。
この重要な時期に一緒に時間を分けることが出来て本当に嬉しかったです。
GOLDENがうまくいくことを願っています。

👤&JK:(グータッチ)

👤:お会いできてうれしかったです。一緒にできて良かったです。
ここに招待してくださってありがとうございます。本当にいい出会いになりました。

JK:こちらこそありがとうございました。このインタビューのためだけにわざわざ飛行機を乗り継いで来てくれました。
本当にありがとうございました。すばらしいインタビューでした。
今度はぼくがもっと英語が流ちょうになって、韓国にまた来たときはおいしい韓国焼き肉を食べに連れて行きますね。

👤&JK (グータッチ)


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?