考えられていることならば、成長の意欲を保ちながらも、自信を持とう〜コツコツdiary〜
「太陽さんなんて嫌いだ」ある朝、真夏の通学路で小学生が叫んだ。
彼は夏の太陽が嫌いだ。
理由は暑すぎる上に、眩しいからというごく普通の理由だが、
彼にとってはこの上ない大きな問題なのである。
この通学路には小学生だけではなく、中学生も登校している。
叫んだ彼は、友人の弟にあたる存在だ。
彼が叫んで少し経つと、小さな川を挟んで向こう岸から
「今言ったの誰だ?」
という不機嫌な声が聞こえてきた。
そこには中学生の中でも体格の良い先輩の「タイヨウさん」がいた。
「彼は太陽が嫌いで叫んだだけであり、タイヨウさんのことではありません」
と状況が飲み込めていない彼のために私が
「余計なことをしてくれたな」
という感情を隠して説明した。
「そういうことか」
とタイヨウさんは彼を横目に中学校に向かって歩いて行った。
彼は何が起こったのかわかっていない様子だが、経緯を説明したら
「そういうことか」
と真っ直ぐな視線で笑みを浮かべていた。
彼の笑みとは違い、私にとってはこの上なく肝を冷やした登校となった。
彼のように夏には警戒する太陽も、寒い時期は太陽が救いのように感じます。最近では日光に体を重ね、体温も心も温まるような感覚がある程です。「太陽さんなんて嫌いだ」も夏だからこそ説明として成り立ちましたが、冬だった場合は…と考えます。
まぁ冬の場合でも、雪が好きな少年は、太陽により、雪遊びのための雪がなくなることが嫌いかもしれませんが…
昨日はイッセイ・マエハラさんとのbaseball座談会が公開されました。こちら必見です。野球に対して基本的だが、多くの人が考えていない部分を2人で話しました。是非何度も見て欲しいです。
この対談シリーズは日に日にレベルアップしている感覚があります。また、MLB紹介などもかなりの分厚さとなっておりますので、是非こちらのチェックもよろしくお願いいたします。
今回のテーマは少し長めです。しかし、野球に取り組む上で大切な部分だと思いますので、紹介させていただきます。
考えられていることならば…
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