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完全に糸を切らさない
「月1回あの先生のメンテナンスを受けていれば大丈夫」
昔スポーツをやっていた母親はこれが口癖だ。
俺はテニスをやっている。
だからこそ俺は、この言葉通り、1ヶ月身体を酷使して先生に治療してもらうのが流れだ。俺はこの月に1回のメンテナンスで身体が楽になる。そこから、ハードなトレーニングを繰り返す。そんな1ヶ月を送っている。
そして年に1回、世界的に有名なコーチの指導を受けにいく。この時間も格別だ。毎年この1回で何か変わった気がする。
ここまでいい環境で過ごしているにも関わらず、1年を振り返ると特に成長していないのが現実だ。
対照的に、テニス仲間の友人は毎年成長していっている。彼は、特にどこかに通ったりするわけではないのだが、日々のストレッチや練習、考え方のアップデートを年中を通して怠らない。ずっと考えている為、周りと話が合わない場面も沢山ある。みんなからは良い印象ばかりではないが、1番成長しているのは目に見えてわかる。
そんな時友人と帰り道が一緒になった。
「なんでそんなに考えるの?」
俺は聞いてみた、すると
「成長したいからかな、深めていきたいし」
と答えてくれた。じゃあ、コーチ紹介するよと言った。すると友人から
「ありがとう」
意外だった。自分の個性を大切にして、コーチとかの教えを受けるのが嫌な奴だと思っていた。そしてさらに続けた。
「でもそれって深くなっていけるのかな?年に1回で大丈夫かな?」
そんなこと考えたことなかった。世界的に有名なコーチの話を聞けば上手くなるとだけ俺は考えていたのだ。そして最後に、
「せっかく良いこと教えてもらっているんだから、毎日継続しなよ」
と言われて思った。
「俺は、毎回糸が切れていたが、こいつの糸は伸びていきどんどん太くなっていく」
この物語はフィクションです。
昨夜はアツノリさんのYouTubeに出演してきました。
大きな変化の1年になったかなと思います。そして、ついにこの企画がスタート。以前野球のミカタ内のコーナーであった「野球のミカタ打撃探求部屋」が「打撃探究部屋」としてリニューアル!尺なども長くなり、より内容が濃くなっていますので要チェックです。早速、ご家族で観て感想を話すくらい重要な内容になっているようで嬉しいです。
このようにして、コンテンツが増えていくのですが、それには理由があります。今回はそこに関しても触れていければなと思いますので是非ご注目ください。
打撃探究部屋がお引っ越ししたということで、野球のミカタ内では野球に関しての記事が増えることになってきます。そちらもお楽しみに。
今回の記事は今朝のラジオと合わせてみるとなお良いでしょう。
それでは本日も考えていきましょう。
切れる糸
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