私たちは何を環境と呼ぶのか〜コツコツdiary〜
「なんでウチの家はどこにも連れて行ってくれないの?」
小学校2年生の娘が怒っている。
父親の私は、小さな会社を経営しており、ほぼ毎日働いている。たまに休みがあっても読書に明け暮れているのが常である。
妻は専業主婦だが絵を描くのが好きだ。それもあって、稀にある休日は家族3人で美術館に出かけるのが恒例行事となっている。妻も読書が好きなため、子供が寝静まった後は部屋を薄暗くし、2人でブルーライトカットのメガネをかけて読書をするのが習慣となっている。
私は、ビジネス書を、妻は小説を読み、読み終えて面白いものはシェアしている。もちろん娘が読める本も、たくさん購入してある。
そんな私たちの生活は日々充実しているのだが…娘はいつも不機嫌そうだ。
「なんでどこも連れて行ってくれないの?」
頭の中で今までどこの美術館に行ったかを思い出している間に再び娘が不機嫌そうな声で言ってきたので
「何を言っているんだ、休みの日は色んなところに行っているだろ?」
私は困った顔をして娘に問いかけた。すると
「クラスのみんなは休みに日に美術館なんて行かないんだよ!」
「この前なんてみんなに家庭環境が悪いんじゃないか?って笑われたんだよ」
私は、驚いた。小学生が家庭環境なんて言葉を使うとは…誰の入れ知恵だ。
そして、冷静に娘に向かって口を開いた
「そうか、環境が良くないか」
「では、そのみんなが思う環境の良さとはなんなんだ?」
娘は黙って考えていた。
この物語はフィクションです。
昨夜は記事を2つ更新しました。1つは打撃探求部屋。探求を進める上で大切なことを話しています。是非ご確認ください。
そして、その後の記事は投球や送球に関しての記事。こちらの記事のような技術指導者であり理学療法士の私だから書ける記事も大切にしていきたいです。
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今回は物語でも出てきた環境に触れていきたいと思います。
野球でいう環境とは?
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