分からない・違う〜コツコツdiary〜
「お父さんの教え方は分からない」
高校生になった息子の言葉に唖然とした。
息子に物理の勉強を教えてくれと頼まれて引き受けた時の出来事だった。
私は、大学教授を務めており、そんなはずはない。なんと言っても
「私の専門は物理だ」
しかし、息子に分からないと言われてしまった。さらに
「学校の先生の方が分かりやすい」
とまで言われてしまった。家族という関係だからこそ遠慮がないのかもしれないが、これは結構なショックだった。同時に指導する側の身として
「先生はどんな教え方をしているか教えてくれないか」
と言ったところ、息子は渋々教えてくれた。その指導内容にはさらに驚いた。
なぜなら、息子が分かりやすいと言っている指導方法は、今点数が取れたとしても、その後に繋がらないと感じさせるものだったからだ。その場しのぎの指導方法で、点数が取れるからこそ分かりやすいと言われるのかもしれない。
「これからは学校の先生に教えてもらう」
と息子が言ったため
「そうか」
と力なく答えた。その後私は頭の中でいろんなことを考えた。
この物語はフィクションです。
先日メンバーシップにて公開した記事がなかなか好評です。
さらに、毎朝更新のラジオも皆様の役に立っているようで、嬉しい限りです。毎日コツコツ発信することは、大変ではありますが、それを通り越して有意義なものだと認識しております。皆様それぞれの持ち場で生かしていただいているようで何よりです。野球とは別軸のこちらの発信も是非チェックしてください。
それでは今回も野球について考えていきましょう。
分からない
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