第1期若獅子戦~ベスト16A卓~選手紹介
第1期若獅子戦詳細についてはこちら→https://www.ma-jan.or.jp/news/information/86448.html
公式予選レポート→https://www.ma-jan.or.jp/title-fight/wakajishi/report-wakajishi/86869.html
openrec.tv →第1期若獅子戦~ベスト16AB卓~
youtube(一回戦のみ) → https://www.youtube.com/watch?v=TllZVzSKAFM
A卓:櫛田利太vs澤谷諒vs宮澤太佑vs阿久津翔太
B卓:浜野太陽vs曽篠春成vs高瀬翔vs鈴木誠
※放送卓はA卓となります。
初めましての方は初めまして、こんにちは!日本プロ麻雀連盟35期の渡邉浩史郎と申します!
普段はキンマWEB様にてMリーグの観戦記を書かせていただいております。そちらで名前を見たことがある方もおられるのではないでしょうか。
さて、今年から始まった日本プロ麻雀連盟の若手発掘を目的とした大規模タイトル戦、「若獅子戦・桜蕾戦」。
私は予選で敗退してしまったのですが、ここから放送対局となるこのベスト16、今注目・今後注目の若手選手がそろい踏み!
同期や見知った顔も多いタイトル戦。せっかくの機会、何か少しでも盛り上がりに寄与できないかと考え、個人的に選手紹介・観戦記を書こうと思い至りました!
なかなかメディア露出が少ない若手男性プロ。これを機会にぜひ皆様に知ってもらいたいと思っています!!
※本記事は筆者が運営から許可を得て個人的に作成したものとなります。ご理解ください。
今回選手紹介を書くにあたり、事前インタビューとしてLINEにて以下の質問をしてきました。
①入会期、生年月日、年齢
②所属リーグ、タイトル歴
③Twitterアカウント
④自分の麻雀のセールスポイント
⑤麻雀が強くなる為に最も必要な物は何か?
⑥尊敬するプロの方
⑦今回出場16人の中で意識している、こいつには負けられないと思う選手
⑧その他、視聴者の方に注目してほしいポイントや特記してほしい事
それではさっそく見ていきましょう。(以下敬称略)
A卓
櫛田利太
①入会期、生年月日、年齢
27期、1991/9/5、29歳(プロ10年目)
②所属リーグ、タイトル歴
D1リーグ、第8期WRC4位
③Twitterアカウント
④自分の麻雀のセールスポイント
引き出しが多いこと
⑤麻雀が強くなる為に最も必要な物は何か?
答え合わせ
⑥尊敬するプロの方
鈴木たろうさん(麻雀を見ていてわくわくする)
多井隆晴さん(カリスマ)
⑦今回出場16人の中で意識している、こいつには負けられないと思う選手
誰も意識してません。
⑧その他、視聴者の方に注目してほしいポイントや特記してほしい事
意図が伝わりづらい打牌もあるかもしれませんが、色々考えての打牌なの でご容赦ください。
今大会最年長&最長プロ歴。
最近ではWRC決勝に出場したり、最強戦次世代プロ集結麻雀代理戦争で森下剛任推薦の元、予選を勝ち抜き。晴れてAbemaデビューを果たしたりと着実に放送対局実績を増やしている。
櫛田の麻雀はなんといっても大崩れしない安定感が売りだろう。
100人規模のWRCリーグ予選でも1位通過2回を経験しており、本大会予選でも231.1pt、一日目、二日目ともラスなしの驚異的成績で見事1位通過を果たしている。
またその摸打も特徴的。その独特のツモモーションには注目してもらいたい。
櫛田の麻雀を予習しておきたい方はこちら
澤谷諒
①入会期、生年月日、年齢
35期、1993年9月24日生、27歳(プロ2年目)
②所属リーグ、タイトル歴
D2リーグ所属 レジェドラ出場、WRCリーグベスト16
③Twitterアカウント
④自分の麻雀のセールスポイント
臨機応変に対応する力
⑤麻雀が強くなる為に最も必要な物は何か?
打半荘数による経験。
⑥尊敬するプロの方
歴代鳳凰位の方々。最終目標として、鳳凰位を取った方々の麻雀の良いところを真似しているから。
⑦今回出場16人の中で意識している、こいつには負けられないと思う選手
宮澤太佑、中村文哉
⑧その他、視聴者の方に注目してほしいポイントや特記してほしい事
さわたにではなくさわやと言います。
35期の隠し球、澤谷。
これまであまり大きく注目されるようなことはなかったが、ここにきて満を持しての登場。
自身の麻雀を臨機応変と称しているが、その基本は受け主体の麻雀と思っている。予選ではコンスタントに点棒を積み重ね、ラスなしの117.7pt、8位で通過した。
また彼の摸打が非常に美しい。特に外切りはコンパクトな動きながら非常に切れよいものとなっている。若手プロのそういった所作にもぜひとも注目していってもらいたい。
ちなみに上の画像はTwitterアイコンのものだが本人そっくり。マジで。
澤谷の麻雀を予習しておきたい方はこちら
→こずえの部屋新春8時間スペシャル2021(下記宮澤と同じ)
宮澤太佑
①入会期、生年月日、年齢
35期後期 1994年12月26日 26歳(プロ2年目)
②所属リーグ、タイトル歴
D2リーグ
③Twitterアカウント
④自分の麻雀のセールスポイント
門前にはこだわらないけど高打点よりの麻雀+親番での連荘
⑤麻雀が強くなる為に最も必要な物は何か?
量+質 練習をどれだけ本番だと思ってやるか、それの数
⑥尊敬するプロの方
魚谷侑未 麻雀に対する姿勢が素晴らしいです。
⑦今回出場16人の中で意識している、こいつには負けられないと思う選手
澤谷君が1番仲良い同期なので負けたくない。
⑧その他、視聴者の方に注目してほしいポイントや特記してほしい事
魚谷侑未の旦那と言われないように僕がどんな人間かどんな麻雀をするのかを見て応援してほしいです。
色々な意味で注目な宮澤の、話題後初放送対局。
ここ一年でロン2を積極的にプレイしており、その打荘数は目を見張る。予選1日目、2回戦までを終えて最下位のところ、国士無双和了を含む3トップ。勢いそのままに予選2日目もそのまま走り抜けて114.4ptの予選9位通過。
澤谷とは同期であり、お互いに認め合うライバル関係。澤谷が予選8位、宮澤が予選9位となったのは、宮澤としても気になるところだろう。ベスト16で早くも同卓することとなった。目が離せない対決カードだ。
宮澤の麻雀について、同期であり育成会・勉強会でもよく同卓していた彼だが、最近ロン2で対局したところ、大きく変化したのを感じた。洗練されたというか、とにかく前にもまして強くなった印象だ。一個人としてこの若獅子戦ではそんなところも注目して見ていきたい。
宮澤の麻雀を予習しておきたい方はこちら
→こずえの部屋新春8時間スペシャル2021(対局メンバーにも注目…!?)
阿久津翔太
①入会期、生年月日、年齢
34期前期、1996年4月23日、24歳(プロ3年目)
②所属リーグ、タイトル歴
C3リーグ、第26期特別昇級リーグ優勝(リーグ戦マイナスで特別昇級はできず)
③Twitterアカウント
④自分の麻雀のセールスポイント
積極的に踏み込み、粘り強く点数を拾いに行く麻雀でありながら、相手の速度感を見て、序盤での手組みや仕掛けた後の手組みで守備面も意識した進行を取るので、押し引きのバランスや手組みのバランスの良さが優れていると自負しています。
あと、ブラフ気味の仕掛けや、本手からブラフへのチェンジなども稀にやるので本番で有効な局面が来たらぜひ注目していただきたいです。
⑤麻雀が強くなる為に最も必要な物は何か?
向上心。これに尽きると思います。
強くなりたいからたくさん打ち、たくさん考え、たくさん教わり、たくさん学び、たくさん失敗して、成功に繋がるのではないかと思います。
⑥尊敬するプロの方
白鳥翔プロ
尊敬しているプロ全員挙げ始めたらキリが無いですが、プロになる前からずっと麻雀打ちとしても人としても尊敬しているのは白鳥プロです。
常識に囚われず最善を考える精神と、人間性を見てこんなプロになりたいと思いました。
⑦今回出場16人の中で意識している、こいつには負けられないと思う選手
月並みな回答ですが、全員です。
優勝しか目指していないので、他の誰にも負けられませんし、全員意識しています。
⑧その他、視聴者の方に注目してほしいポイントや特記してほしい事
今回出場する選手の中で最も引き出しが多いのは自分だと思っていますし、トーナメントで重要となってくる様々な状況判断を駆使して有利な局面を作っていきたいと思いますので、特に序盤にリードしてからの展開に注目していただきたいと思います。
こちらも注目株の阿久津。
有名プロからの評価が特に高く、Mリーガーの藤崎、白鳥をはじめ、最強戦次世代プロ集結麻雀代理戦争ではRTDにも出場した仲田加南の推薦で出場と、多くの連盟プロから評価を得ている。
予選では2日目3回戦を終えて▲28.3ptの48位で足切りとなったが、審査員推薦によってベスト16からの復活となった。
麻雀ニュージェネchという、今大会に出場している浜野が運営に携わっているyoutubeチャンネルにも、これまた今大会出場している鈴木とともに出演している。SNSを含め、そういった活動を積極的に行っている方だ。
麻雀は非常に論理的で緻密な、まさに理詰めの麻雀といった印象だ。また、自身の思考を文章化もしており、そちらを読めば阿久津の思考がわかるだろう。
阿久津の麻雀を予習したい方はこちら
A卓は理論と読みがしっかりとした、ともすれば若さを感じさせないともいえる卓組となった。
また今回は37期生、つまりプロテスト合格後すぐの方がおらず、さらにかつてThe Legend of Dragon Youth2020にて戦ったことのある、見知った相手との戦いでもある。
互いに手の内を知っている中で、ぶつかり合う展開というよりは先制者に対して周囲が受けに回る、そんな展開が予想されるだろう。