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やさしい人は、生きづらい

やさしい人とはなんだろう。

やさしい人って、一歩間違えると、生きるのが、大変になるのではないかと思う。

なぜなら、優しい人の定義を間違えると、自分の人生を、他人の為に生きてしまう可能性があるからだ。
言い換えれば、自分軸ではなく、他人軸で生きてしまう。

たとえば、やさしい人の定義をはき違えると、どうなるか。

他人の気持ちを、常に伺わねばならなくなる。

  • 「…あの人は今こう考えているから、こう動かないといけない…」

  • 「…この人が不快な思いをしないように、細心の注意を払おう…」

  • 「…自分の気持ちなんて置いておいて、他人の為だけに生きよう…」

なんて、極端ではあるが、こんな考えになるかもしれない。

…こう考えると、HSPさんの考え方ですね。

人生を楽しく生きるためには、自分軸が大事だ。
なので、やさしさを取り違えると、それは他人軸になってしまい、楽しい人生から遠ざかってしまう。


やさしさの定義

そもそも、やさしい人の定義ってなんだ?

『やさしい』の辞書としての定義は、


  1. 姿・様子が優美である。上品で美しい。

  2. 他人に対して思いやりがあり、情がこまやかである。

  3. 性質が素直でしとやかである。温和で、好ましい感じである

  4. 悪い影響を与えない。刺激が少ない。

  5. 身がやせ細るような思いである。ひけめを感じる。恥ずかしい。

  6. 控えめにふるまい、つつまやしかである。

  7. 殊勝である。けなげである。立派である。



…多いな。
調べてみたら、定義が多かった。

これはあれだ、最初はそんな意味なんてなかったけど、使っていくうちに、どんどん新しい意味が増えてきたパターンだ。

では、やさしい人とはどの意味合いとして使われるのか。

僕が思うに、②と③に加えて④なんかが、主にやさしい人のイメージなのかな、と思う。

それにしても、③の、

3.性質が素直でしとやかである。温和で、好ましい感じである。

とは、なかなか主観的な意見だな、なんて思う。

それ、あなたの感想です。


④もなかなか酷い。

4.悪い影響を与えない。刺激が少ない。

この定義はあれだ。

「この人、優しくて何の不満もない」
「…けど、つまんない。刺激のある、あの人の方が楽しそうだわ!」

なんていう、優等生の彼女が、ヤンキーに鞍替くらがえしたくなる理由と一緒です。


多くの人の、やさしい人のイメージって、②の、

2.他人に対して思いやりがあり、情がこまやかである。

ですよね。
これが一番しっくりくる。


やさしい人は目指すべきじゃない

やさしい人って、そもそも、目指すものでもないんですよ。

  • 他人の気持ちを最優先する

  • 自分の気持ちを最優先する

自分の気持ちを最優先にするべきだ。

なぜなら、本当のやさしさは、余裕がないといけないから。

他人の気持ちばかり優先してしまうと、余裕がなくなる。
なにより、自分にやさしくできない。

だから、自分にやさしくして、余裕を作るためにも、まずは自分の気持ちを最優先に考えるべきだ。

やさしい人は目指すものではなくて、余裕のある人が自然にやさしくなってしまうだけだ。

おはようございます!

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コーシロー
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