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主張が苦手なわたしがやってみる、「イイタイコト推敲」

自分の考えは、自分にも藪の中…かもしれない…

上記の記事にひきつづき…

この記事の題材にさせていただいた、「アサーティブ・コミュニケーション」という本を引き続き読んでいます。
参考になったところをシェアします。

「自分は何が言いたかったのか」ってわかってた?

アサーティブでない人のうち、非主張的傾向の強い人は、自分自身の考えを整理できていなことが多いそうです。
私の場合、例えばミーティング中にそれが顕著になります。
言いたいことそのものがはっきりしていない上に、「こんなことを言ったら、どう思われるかな?」といった余計なことで、頭の中がパンパンになります。リアルタイムでは肝心の言いたいことをスパッと表現できないです。

文字にしてみよう

この本の中では、自分の考えを文字にして整理することが有効と言っています。残念ながら、この方法はミーティングなどリアルタイムな場面での活用は期待できせん。
それでも、とにかく自分が何をコアとして相手に伝えたいのか/伝えたかったのかを確認したい。
とにかく、心に引っかかるテーマについてメモを書き、それを何度も推敲していくことをやってみようと思いました。

自分の考えを推敲する〜名付けて「イイタイコト推敲」

別に特別なことではありません。考えていることを書き出し、それを整理して書き直す、を繰り返すのです。
具体的には以下のような感じです。
※わたしはこの分野の専門家ではありません。紹介する方法は私のオリジナルです。医学的な根拠はありませんのでご注意ください。

step 1. とにかく書き出す

テーマについて思い当たること、言いたいと思ったことをとにかく、ペラ紙に書き出します。
わざわざペラ紙にするのは、これ自体は推敲が終わったら捨ててしまう覚悟を持つためです。

step 2. ペラ紙の内容をもとに作文する

ペラ紙の内容は、自分が言いたかったことそのものではなく、その材料やヒントです。ここから本当に自分が言いたかったことを取り出していく作業が必要です。
内容がぼやける余計な内容を省き、足りなかった事柄を加えます。
これもペラ紙に書きます。書き終わったらstep 1の紙は捨てます。
捨てても惜しくなくなるまで、検討します。

step 3. 肚落ちするまで繰り返す

step 1、step 2 を繰り返し、すらっと読める文章になるまで繰り返します。
もし「そうそう、これが言いたかったんだ」と肚落ちしたら成功です。
最後に残ったペラ紙が「本当に言いたかったこと」です。
肚落ちした内容は、日記に書いたり、何かの機会に人に話しても良いでしょう。なにより、「自分の言いたいことがちゃんとわかった」だけでも収穫だと思いませんか?

実は言いたいことがなかった?! それはそれでよし!

まとめてみたら、実は言いたいことがなかった、大したことではなかったなんてこともあるかもしれません。
それならそれで、「もやもややイライラは実体のないものでした」とわかるので、それはそれでよし。もう、そのテーマとはさよならします。

毎回々々「実体がありませんでしたー」だったら…
きっと、そのたびに心が軽くなっていると思います。
ひっかかっていたことが、実はまぼろしだったんですから。


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