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「あなた」と「わたし」を「ゆう」

改めて、革のストラップ「ゆう」をお手に取っていただき、ありがとうございました。
海にフェスなどなど、ゆうがこの夏活躍してるとの声が届いてて嬉しいです!
いつもありがとうございます!
今日は改めて「ゆう」という名に込めた想い、誕生のきっかけ、名前を決めるまでの記録を書き残しておきたく、記事を書いています。
お付き合いいただければ幸いです。

「ゆう」が生まれるきっかけ

ゆうがこの世に生まれるきっかけになったのは、数年前に拵ならではの革のストラップを拵えて欲しいという1人の方からの声でした。
スマホを付けるストラップという内容以外、デザイン等全てお任せ。
そこから試行錯誤し、生まれたのが「ゆう」です。

初期のデザイン画

「ゆう」という名が決まるまで

〜 思いや形からの連想 〜
好きを集約することから「しゅう」
全体の形から「りん」「えん」
好きなものを結んでほしいというところから「結(ゆう)」「ゆい」

〜 解決するもの機能からの連想 〜
もう一方の方向として、「鞄やスマホを手に持たない」という機能こと

持たないということは手が解放されて自由になるということ
この「自由」というのは、一つの鍵となる言葉だと感じていました。

「自由」と「結う」共通する言葉としての「ゆう」
これだけでストラップを想像出来るのか。
でも、なんか収まりもいい気もしてるし、、うーん、どうしよ。
と散々捏ねくり回すように悩んでいました。笑

〜 キャッチコピーの重要さ 〜
そんな時にいつも相談しているアートディレクターの方に付けてもらったキャッチコピーが「りょうて、解放。こころ、自遊」でした

うん、とっても好き。
このキャッチコピーをもらった瞬間に「ゆう」という名前に対し、迷いが一切なくなり、これでいこうと想いが固まりました。

拵を通じて「心が解放され、自遊に」遊んでもらえたら最高だな。と

りょうて、解放。こころ、自遊。黒鉄染めのストラップ「ゆう」

必ずこのキャッチコピーと共にお届けするぞ。と

〜名に込めたもうひとつ想い〜

前回のクラウドファンディングで「ちび」を発表させてもらい、その頃ぐらいからかより強く感じていたのは人と人の繋がりでした。

ちびをお披露目してからというもの、拵を贈り物として選んでいただけることが圧倒的に増えました。
(本当にありがとうございます)

贈り物として選んでいただけるようになると「その方の大切な人」ということだけではなく、それぞれにとっての「大切な時」にも選んでいただけていたということを知りました。

「人生の門出のタイミングで拵を選んでいただける」
そんな光栄で作家冥利に尽きることなんてありません。

そこからか、最近は「1:1」という意識がより強くなっていました。

「あなた」と「わたし」
「わたし」と「あなた」

何言ってんの。青臭いこと言ってんな。
と思われても、ここはどうしても大切にしておきたいことでした。

どこまでいっても辿り着く先は「1:1」
大勢の様に見えても「1:1」が幾重にもあるだけで、それ以上でも以下でもない

好きなものを結び、心を自遊にすることが出来る「ゆう」には、そこも担ってもらいたいと考えました。

結ぶのは「もの」だけではなく

「あなた」「わたし」
「わたし」
「あなた」
「あなた」
「大切な人」
「大切な人」
「あなた」
「大切な時」
「大切な人」
「あなた」
「拵」「わたし」

そんなきっかけのひとつになってくれたら
そんな願いも込めての「ゆう」

最後まで読んでくださり、ありがとうございました。

そして、「あなた」と「わたし」を結ぶ「ゆう」を手に取ってくれてたあなたへ

「ありがとう」

【プロフィール】

拵(こしらえ) / 小室 祐平

〜色気の宿るものづくりを〜
鉄を主成分とした独自の染色『黒鉄染め』を中心に
厳選した内地(国内)の産地のわかる原皮革で拵えてます。

E C :https://koshirae.official.ec
S N S :https://www.instagram.com/koshirae_com

-お取り扱い情報-
● 横浜髙島屋 6階 紳士(常設展開)
● 伊勢内宮前 おかげ横丁「かみなりや」

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