【Day1 活動報告】夏のわくわく大ぼうけキャンプを実施しました！
こんにちは！Koshine! の多胡です！
のろのろ台風のおかげで、ここ1週間はお天気に振り回される日々ですね💦
みなさんのご自宅周りは、河川の氾濫や土砂災害等被害はありませんか？
東京でも可能性はありますので、ぜひ災害対策をできる間に行ってくださいね。
さて、そんな台風に悩まされながらも、8月27日～28日に7月に実施したキャンプのキャンセル待ちのお客様対象で、同じ場所・同じ内容でキャンプを実施しました！
今回は最年少が1年生、最年長が4年生の参加者9名が集まってくれました。
8月の日程にご移動いただいた皆様、ご協力ありがとうございました。
お友だち同士、顔見知り、きょうだい関係が多いメンバーだったので、移動の電車では普段通りの和気あいあいとした雰囲気。
おしゃべりを楽しんだり、車掌さんのお仕事ぶりをのぞいたり、カードゲームをしたり・・2時間弱の移動時間も誰一人文句を言わずに楽しんで過ごすことが出来ました。
やっとこさ施設に到着！
施設について、まずは一息。
キャンプの最低限のルールと、呼ばれたい特別な名前を決めました。
ルールはシンプルに２つ
①はじめたことは責任を持とう。（要はかたづけまでやる。やりっぱなしにしない。）
②人・物・自然を大切にしよう。（大人も子どもも同じ立場で。されていやなことはしない。借りている物、自然や命を大切に。）
です。基本は”自由に” ”やりたいことをする” がテーマですが、全員が心地よく過ごす為に最低限のルールを提示しています。
そして、呼ばれたい名前はまた今回もキャラが出ていました（笑）
前と違う名前にする子やそのままの子、初めてだからどんな名前にするか悩んでしまう子。
でもこうして思いを込めて付けた名前で呼ばれると、なんだかちょっと嬉しそうな表情を浮かべる子どもたちでした。
その後は、周辺散策でみんなで川の下見に行出かけました。
子どもって石を見つけるとなぜすぐに投げたくなるのだろう？（笑）
9人の子どもが無心になってしばらく石投げが続きました。
中には素敵な石探しをする女子チームも。〇〇に見える石やマーブルの石など、自分のお気に入りをみつけたり、お友だちにもらったりと嬉しそうに報告に来てくれました。
触れた水の冷たさに大興奮し、川遊びへの期待が膨らみます。
お昼ごはんで元気チャージ！の後は？
さぁ、川遊びに出かけます！
普段着なれない川装備。ライフジャケットの必要性もきちんと伝え、明日は自分たちで装備が整えられるように着方を覚えます。
スタッフももによる準備体操を終えたらいざ、川へ！！！
それぞれがやりたいこと、行きたい場所に散っていきます。
タイヤチューブを使ったジェットコースターチームは、流れのある所でまずは乗ってみます。数日前の雨で水量が少し増え、7月よりも流れが増していました。
思ったよりもスピードが出ず、何度か乗り方を工夫したり、スタートを変えて、試してみます。
徐々に上手に乗れるようになり、どこまで止まらずにいけるかを競う遊び方へ変わっていきました。スタッフが石をどかすと少しコースの幅が広がり、子どもたちはより一層楽しみました。
少し深さのある場所にもぐって生き物を探す子もいました。
今年の北秋川は、暑さからか生き物の姿がなかなかみられません💦
それでも何かがいるかも！という期待と、流れに逆らって体を浮かせて水中を観察することに楽しさを感じているようでした。
終盤には、その深さに飛び込んでみたい！という4年生の女の子が。
ドキドキしながらも自分のタイミングで飛び込むと、「下の方が水が冷たい！！」とぶるぶる震えながらも、満足気な表情を浮かべていました。
生き物探しメンバーは逃げ足の速い小魚に大苦戦！！
網や人影を察知した魚たちはすぐに身を隠してしまい、獲物がいなくなりました💦「あーあ。」と肩を落とす子どもの姿を見て、大人は場所を変えようか検討をし始めた頃、
「捕れた！！！」と、1人が大きな声で歓声を上げ、網の中を見せにきてくれました。
網の中には小さなアメンボが！
この時、私は勝手に子どもたちは魚だけを探していると思っていたけれど、どんな生き物でも、自分の力で捕れたことが嬉しいんだな、と気付かされました。その後も生き物探しチームはアメンボを捕る子と、岩の下や石をひっくり返したところに何か隠れていないか、真剣に探しまわっていました。
小一時間ほど遊んだ頃、雨がポツポツと降ってきました。
あと15分くらいにしよう！という提案に、「え～！！！」とブーイングが出ますが（笑）それでもその時間を目いっぱい遊びこみました。
中には寒くなって先にお風呂に入りたい！という子も。
Koshine! ではこれもOK！みんなと一緒ではなくて、自分がどうしたかを選ぶ機会を大事にしています。
食べて遊んで、また食べる！！
川遊びを終え、お風呂でぽかぽかになったら、夕食づくり！
今回のテーマは「The キャンプ飯」
メニューは夏野菜カレー・焼きトウモロコシ・デザートです。
こちらも自分がやりたいことを選んで調理に携わります。
今回はお米研ぎが1人、具材切りが3人、デザートが5人というアンバランス（笑）まあこれもいいでしょう。それぞれが担当の調理を行いました。
お米研ぎは、いつもおうちで食べている2倍？3倍？の量を研ぎました。
水量の調節もドキドキ。このくらい？とスタッフに確認しながら調整します。
具材切りはワイルド男子メンバー。
「みんなのおうちのカレーの野菜はどんな形かな？」と聞くと、「え～わかんない！見たことない！」という回答が（笑）💦
カレーはすぐ火が通るように薄く切ることがポイントであることだけ伝え、後は自分たちがすきなように切ってみるよう促します。
ひやひやな包丁使いですが、しつこく「左手！」「包丁は押す！」と私に指摘されるものだから、徐々に上達していきます。
「これはこんな感じ？」と自分なりに考えて、切り方を工夫していきます。もめることなく１つ切ったら交代制度ができていて、最後はただ見守るだけでも順調に終えることが出来ました。最後には洗い物までばっちり！これでおうちでもお手伝いができるね！
デザートメンバーは全員女子！
白玉を作りました。4年生が指示を出し、低学年もできるところ、任せてもらえるところに参加しました。
ここだけの話、白玉女子はフルーツを入れる前に飽きてしまい、完成前にお絵描きタイムに・・・（笑）しかし、その中で自分たちが作った白玉の看板を作りたい！との意見が。いいねいいね、そのアイデア！次いでにカレーも書いてくれて、配膳する場所に貼ってみることにしました。
カレーのルーは最後は一年生のＡくんが担当！
みんなの為に大きな鍋でぐつぐつと煮込み、味付けも担当します。
実は今回はルーを作るメンバーで隠し味を準備したので、相談して好きなものを入れてもらおうと考えていました。
味付けのタイミングに集まったのはＡくんだけだったので、スタッフが相談すると、「このままで美味しいから入れなくていい！」と判断！
それもＯＫ！本当はもっと複数人集まってルーを仕上げる予定でしたが、みんなのやりたいものが他にあったみたい。みんなが美味しく食べられるように悩んでくれたＡくんありがとう✨
各チームが落ち着いた頃に、焼きトウモロコシの為に火起こしと薪割りにもチャレンジする子もいました。
初めてチャレンジする子もいれば、経験者もいます。
どの子も真剣な表情でマッチを擦り、「いけ！ついた！！」と自分の擦ったマッチから火が付くことに楽しさを感じているようでした。
バトニングはわたしが見守りながら、やったことある子が次の子に教えていくよう促しました。
学んだことはアウトプットすることで、より定着するのです。
どうやって伝えたら分かりやすいか、それぞれ子どもによって教え方は違ういます。口頭や指差しで教える子、一回やるところを見せる子等それぞれ。
口出しはせずに見守りました。
まちにまった夜ご飯タイム！
約2時間かけて作った夕食です！
テーブルセッティングやお茶の準備など、声をかければ率先してやってくれる子がいます。助かります💦
自分たちでつくったカレーはおいしい～☺
今回お米を1升たいたのですが、あっという間にペロリ！
残すことなく食べきりました。
デザートの白玉もお変わりの嵐！
自分が調理に携わったものがみんなに食べてもらえるとなんだか嬉しいですよね！
実はこの2日間、子どもたちには後片付けも役割分担をしてもらっていました。4回の食事の後の洗い物もその一つ。
どの回で手伝うかは自分たちで選んでもらい、中にはどこでもいいよという子もいました。
後片付けは誰一人文句を言わず、全員分のお皿や調理器具を洗ってくれました。中には初めて洗い物をする子もいましたが、洗う係、すすぐ係、拭く係に分かれて、やってみたいことでお手伝いをしてくれました。
普段おうちで大人がやってくれていることを少しでも知ってもらえたらいいな～。とっても助かりました、ありがとう。
夜のお楽しみタイムは？
雨が降っていましたが、屋根を張ってその下で花火を楽しみました✨
せわしなく過ぎたため、いい写真があまりありません（笑）
中にはちょっと怖がる子もいましたが、みんなでわちゃわちゃと、誰かから火をもらったりしながら、色んな子どもが関わり合い、楽しい夏らしい夜を楽しみました。
おやすミーティング
就寝準備を終えた後は、みんなで今日の感想をシェアするおやすミーティング。
今日楽しかったことと、明日やってみたいことについて、1人ひとりが発表をします。
この時間は、聞き役は相手の意見を否定せず、ただただ受け止めます。そして、同じ一日を過ごしていても感じ方は違うということを知ってもらうための時間です。
そして、自分の気持ちを言葉にして表出するという機会も、日常の中ではなかなか少ないのではないかと思います。
発表する側は、自分の話にゆっくりと耳を傾けてもらい、受け止めてもらう。そして明日への期待を膨らませる時間です。
今回はキャンドルを焚いて少し雰囲気を作りながら実施しました。
まだまだ改善の余地はありますが、始めは「なにもない。」なんて言っていた子どもも、それぞれが感想を話すことが出来ました。
同じことが楽しいと感じた子もいれば、全く違う子もいる。大人も本音で話せる良い時間となりました。
わたしからは今日のみんなの頑張りと、わたしが楽しかったことと、
「だれとやるかも大事だけれど、まずは自分が何をしたいかを考えてやりたいことにチャレンジしてね。」
というメッセージを伝えました。友達の輪を超えて、まずは自分がやりたいことにチャレンジできますように。
また明日もたくさん遊ぼうね！
21時過ぎには就寝。お部屋に入るとしばらくは声が聞こえていますが、あっという間に全員就寝。いい夢見てね。
さあ、長くなりました（笑）2日目の様子は次の記事でお伝えします！
Koshine!
たごたご