見出し画像

【活動報告】夏のわくわく大ぼうけんキャンプを実施いたしました!

こんにちは🌞
暑い日が続きますね💦暑いとおもったら突然雨が降ってくるいやなお天気が続きますが、皆様体調はいかがでしょうか?

さて、そんなお天気の元、7月27日~28日に、12名の子どもたちと4名のスタッフで東京都唯一の村である檜原村で夏のわくわく大ぼうけんキャンプを実施してきました。

今回は初参加の子がいれば、もう3回以上参加してくれているベテランメンバーも。下は年長さんから一番上は3年生までの子どもたちが大集合してくれました。

行きの電車の中ではなかなか着かない川へ「後何駅?」という質問を10回は聞かれながら(笑) それでも子どもたちは移動中、となりになったお友だちとできる遊びを楽しみました。

Koshine! のあそび名人であるざっきーおすすめのカードゲームで盛り上がる場面も(笑)片道約2時間の大ぼうけん。子どもたちよく頑張りました!

檜原村の施設に着くと、まずは荷物を玄関に放り投げて(笑)周辺散策へ出かけます。
待ちに待った川を目の前に「うわ~!!川だ~!!」と大盛り上がり!入りたい気持ちを膨らませ、まずは手をつけて遊び始めます。

石投げってどの子どももやりますね(笑)

普段どこにだっているカタツムリだってなんだか特別に見えます。
1人がカニを見つけた!というと「どこどこ?」「みたい!」と12名が大集合。なんだかほほえましい。

いざ川遊びへ

施設に戻り軽食を食べた後は、本格的に川遊び装備に変身!!
きなれない水着やライフジャケットに少し緊張気味の子どもたち。
どうしてライフジャケットを着るのか、安全のお話もきちんとした後に、
明日は自分達で装備が整えられるように1人ひとり丁寧に教えました。

スタッフらんによる準備体操を終え、準備万端!!
いざ川遊びの始まりです!!!

ぼうけんにでかけるぞ~!

さっき手で触っていたよりも冷たく感じる水にきゃーきゃー声をあげる子どもたち☺
わたしは容赦なく水をかけて遊びました(笑)(その後しっかり仕返しをされました(笑))

徐々に身体が慣れるとそれぞれが興味のあるものを始めます。
施設でお借りしていたタイヤチューブ(子どもたちはジェットコースターっと呼びます)を使ってやったことがある子が流れると、「わたしもわたしも!」と集まってきます。
始めは大人がチューブを抑えて流してあげますが、徐々に子どもたちにお願いをして離れました。
大人が離れても子どもたち同士で協力して遊び始めます。
順番を決めたり、流す係がいたり、途中でバケツの水を掛けるスプラッシュ係?!が居たり。ぜったにもっと流れがある場所に移動してやった方が楽しいのに!と大人が思いますが、子どもたちはその場で楽しさを作りだしていました。

一方で深い場所を見つけた子どもたちに、昨年もいたスタッフが魚がいたことを伝えると潜って探し始めます。
きなれないライフジャケットで浮くことを楽しむ子もいます。

ちょっとこわいけど・・・の表情で。足のつかないところで浮いてみる!!

と、遊びが盛り上がり始めた30分後!遠くで雷鳴が聞こえます⚡
これはすぐにはこないけれど危ない。と子どもたちに説明し施設に戻ります。もちろん大ブーイングでしたが💦安全を第一に。

お部屋に帰って待ちに待った昼食!たぬきうどんとゼリーを堪能しました。
あたたかいお風呂にも入ってスッキリ!子どもたちは自由時間を過ごします。

空間づくり


Koshine! のキャンプでは空間づくりに工夫をしています。
今回のキャンプでもみんなで集まるお部屋には、自由に使えるあそび道具がおいてあるスペースを作りました。

設置しておくと子どもたちはいつのまにか集まってきます。もちろん道具をつかわずにかくれんぼを楽しんだりする子もいました。みんなで活動する中で少し1人でゆったりした子もいますし、ツールを使ってだれかと遊ぶきっかけを作れる子もいます。ちょっとした環境づくりの工夫で大人が居なくても、待ち時間も何をしたらいいかわからない退屈な時間ではなく、自分のやりたいことをやる”満たされた時間”になるのだと思っています。

わたしの荷物がきになりますが(笑)繋がりがないメンバーがあつまってUNOが始まります

夜ご飯づくり!テーマは ”夏祭り”

小一時間の自由時間を過ごし、夕食づくり!
夏祭りにちなんだメニューを発表し、自分がやりたいものを選びます。
活動の前にわたしから子どもたちへ「だれとやりたいかも大事だけど、自分がやりたいと思うものにチャレンジしてね。」と伝えました。
すると、ご飯作りでは一緒に参加したお友だち同士の子も、自分がやりたいと思うものに手を挙げていました。その勇気、最高!!

【やきそばチーム】【焼きトウモロコシチーム】【フランクフルトチーム】に分かれて調理が始まります!
まずは焼きそばチーム!普段おうちでお手伝いをしている子もいれば、初めて切る!という子も。使い慣れない包丁を使って全員分の食材を切ります。

慣れない作業に口がとんがっちゃうくらい集中顔。ステキ!

包丁をどう使ったら上手に切れるのかをスタッフに聞きながら何度も試していきます。上手に切れるすごく嬉しい!全部切れたときには達成感に満ちた顔で報告をしてくれました。

人参を切るメンバーではおもしろ論争が。わたしが「みんなのおうちでは人参はどんな形で入っているの?」と何気なく聞くと、なんと3人ともばらばら!どうする?どの形にする?と話し合いになります。もちろんみんないつも通りの家の形を選びます。終わりの見えない話し合いに、ある子が「みんな違く手もいいんじゃない?いろんな形があっても面白い!」という提案をしてくれました。

「うちは丸だよ!」「ぼくは細長い」などそれぞれの家の人参の形を話し合います。

食事を作る際、食べやすさや火の通りやすさ、見た目を考慮して切り方は揃えるのが通常ですが、固定概念にとらわれない子どもたちの案になんだかほっこり。ばらばらだって別にいいね。
そして驚くところでおうちごとに違いがあるということにも気づくことが出来た瞬間でした。

トウモロコシチームは皮をむくところから初めて、硬いトウモロコシを切って茹でて焼くまでの過程を担当します。
女子チーム和気あいあいと作業を進めました。

最年少が集まったフランクフルトチームはなんと作業が早く、野菜まで切ってくれました!!
自分ができるチャレンジしっかり選んでいました。

あるとき私が近づくと隠れる子が・・・。おやおやそういうことか。隠れてつまみ食いをしていたようです(笑)

最年少。キュウリをつまみぐい(笑)

作業が終わるころ。ある子がわたしの元へやってきます。
「たごたご!夏祭りだから看板を書きたい!」
おおお~いいね!
実は準備の段階でそんな案がでたらいいな~なんて思って画用紙準備していました!でも子どもたちから案が出なければやらないつもりだったのですが、子どもたちが夏祭りというテーマからイメージを膨らませ、やりたい!と言ってくれたのです。

看板を書いている子どもたちにどんな配置でお店を開くか相談をすると、ある子が「お金もいるね」「じゃあお財布も!」と、またどんどんあそびが展開されていきます。(お店の配置についてほしい答えはもらえませんでした(笑))

その裏で、やきトウモロコシの為に火起こしにチャレンジしている子も。
初めてのマッチ体験に真剣な表情の子どもたち。

トップバッターが最年少。みんなでチャレンジを見守ります。

順番にマッチを擦って新聞紙に火をつけますが、突然付く火にびっくりしながらも、「火つけられた!」と笑顔で報告に来てくれました。

すると・・・小雨が止み、なんと空には虹がかかっていました!!!

最高のサプライズに大人がなにより大喜び(笑)
各所で作業していた子どもたちを集めて、みんなで「明日は晴れますように~」とお祈りをしました。

その後、虹をみながらスタッフが虹のワンフレーズをくちずさむとその場にした子どもたちで大合唱。なんだか素敵すぎるシチュエーションにざっきーの目には涙が浮かんだとか・・・☺

その後も子どもたちはそれぞれがやりたい場所でやりたいことに熱中します。
キッチンではなんと男子メンバーが率先してスタッフをサポート。
「おうちではやらないよ!」なんて言いながら、焼いたり洗い物をしたりとテキパキと動いています。

料理長のような表情!

夏祭り開催!!

約2時間近くかけて準備をした夜ご飯!ついにKoshine! スペシャル夏休みの始まりです!!
全員分のお財布とお金を作ってくれた子や、店番をする子等、それぞれのイメージが合わさって、子どもたちのおかげでとっても楽しい時間となりました!

おつりです~ときちんと勘定をします。
「店番かわって~食べられない!」という声も(笑)たべなよ!(笑)

大盛り上がりの夏祭り。
最後にはたごたごからサプライズ屋台「じゃんけん紐引き」をしました。
がんばった子どもたちへサプライズプレゼント。よろこんでくれていたら嬉しいです!

どれにしようかな?

この2日間、子どもたちは好きなことだけでなく、生活の事は分担してやりました。
毎食後の下膳と洗い物を分担して担当してくれました。
これをきめる際、わたしはくじびきでとおもっていたのですが、なんと自分で決めたいという声が!
ほとんどの子どもが自分のやりたい日をえらんで担当を決め、誰一人さぼることなく役割を全うしてくれました。
本当にありがとう。とっても助かったよ!

おやすミーティング

就寝準備を終え、最後はみんなでおやすミーティング
今日感じたこと、明日たのしみな事をひとりひとりが発表しました。
中には決められない子や、思いつかない子もいましたがそれもOK!
子どもたちだけでなく、大人が感じたこともきちんとここで伝えます。
どうしてそれが楽しかったのか、何が一番楽しいと感じたのか、言葉にして共有することで、自分の気持ちも明確になりますし、思い出に残っていることややりたいことが同じ子を見つけることができたり、同じ一日を送っていても、1人ひとり感じ方が違う、ということに気が付きます。
どの子も真剣にみんなのインタビューに耳を傾けてくれました。

おやすミーティングを終えて無事に就寝zZZ しばらくわらわらと声が聞こえていましたが、どの子もぐっすりと眠ることができました。

さて、長くなりましたが1日目の活動報告は以上です。
2日目は別の記事にまとめました。そちらをご覧ください!

Koshine! 多胡(たごたご)

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?