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フジテレビの上納文化が暴露されたけど、本当の問題はそこじゃない
長谷川豊氏の暴露話をきっかけに、フジテレビの企業文化がまたもや批判されている。確かに「女子アナは接待要員」的な文化は時代遅れだし、そんな空気が残っていること自体がコンプラ的にアウトなのは間違いない。
だけど、本質的にフジテレビが抱える問題は、「過去の遺産にしがみついて、新しいことにチャレンジしない」ってことなんだよね。
例えば、FOD(フジテレビ・オンデマンド) っていう、めちゃくちゃポテンシャルのあるサービスを持ってるのに、それを活かしきれてない。
NetflixやAmazonプライムにガンガン攻められているのに、なぜFODは伸びないのか?
理由は簡単で、「昔のやり方を変えたくないから」。
例えば、SMAPが解散したとき、過去の番組をFODで配信すれば爆売れしたはず なのに、ジャニーズ事務所との関係とか権利問題とかを気にしすぎて、何もできなかった。その結果、「ジャニーズ関連の番組を観たければYouTubeで検索するか、海外のサイトで探すしかない」みたいな状況になってしまった。
一方でNetflixは、『あいのり』にそっくりな恋愛リアリティ番組を先にやってしまい、フジテレビのアイデンティティを横取りすることに成功した。これ、普通に考えたらフジテレビがやるべきだったんじゃないの?
でも、フジテレビの中の人たちは「過去のやり方」から抜け出せず、新しいことをやる決断ができなかった。結果、後発のNetflixやAbemaに「自分たちの得意分野」を奪われたわけだ。
これ、めちゃくちゃ副業と似てない?
副業で成功できない人の共通点:「過去の成功体験」にしがみつく
「ネット物販で稼げるらしい!」
「ブログで月100万稼げるらしい!」
「FXで秒速で億万長者になれるらしい!」
みんな、流行りの副業をやってみる。でも、やってみたら思った以上にしんどい。
そして、ちょっとだけ稼げても、その後が続かない。
なぜか?
それは、「自分の強みを活かしてないから」。
フジテレビが「自分たちのコンテンツ資産」を活かせずにNetflixに負けたように、ほとんどの副業初心者は「流行りもの」に手を出して、最終的に消耗していく。
例えば、僕は以前ネット物販をやってたことがあるけど、売れたときは嬉しい。でも、それと同時に、
• 「この在庫が売れ残ったらどうしよう…」
• 「梱包ミスでクレームがきたらヤバい…」
• 「仕入れのために何十万も先に払うの怖すぎ…」
こんな不安に常に襲われていた。結果、たしかに物販で多少稼いだけど、それ以上にストレスがヤバかった。
フジテレビも同じ。
「過去の遺産(番組アーカイブ)」という最強の武器を持ってるのに、それを活かせずにズルズルと衰退している。
じゃあ、どうすればいいのか?
「重要度を下げる」ことで、副業もフジテレビも生まれ変わる
ここで出てくるのが、ヴァジム・ゼランドの『トランサーフィン』の考え方だ。
ゼランドはこう言っている。
「重要度を上げすぎると、逆にうまくいかない」
つまり、「成功しなきゃ!」「稼がなきゃ!」と必死になりすぎると、そのプレッシャーが逆効果になるってこと。
フジテレビも、「視聴率を取らなきゃ!」「ジャニーズ事務所に配慮しなきゃ!」と考えすぎて、結局何もできなくなっている。
副業も、「絶対に成功しなきゃ!」と力みすぎて、自分に合わないことを無理してやってしまい、結果的に挫折する。
だからこそ、僕は 「おふざけメンタル」 を提案したい。
「おふざけメンタル」で、副業もフジテレビも生き返る
「おふざけメンタル」とは、簡単に言えば「遊びながら真剣にやる」こと。
例えば:
• スティーブ・ジョブズは会社の会議室で裸足だった
• 北野武は「緊張する芸人のほうが長続きする」と言っていた
• イーロン・マスクはTwitterでふざけ倒している
成功している人ほど、「ガチガチに構えずに、楽しみながら仕事をしている」んだよね。
副業も、これくらいのノリでやったほうがいい。
例えば、「月収100万円!」を目標にするんじゃなくて、
• 「毎月カフェでのんびり仕事できるくらいの収入を得る」
• 「好きなことを発信してフォロワーを増やす」
• 「海外旅行に行く資金を副業で稼ぐ」
みたいに、「ワクワクすること」を目標にする。
実際に、僕が副業で成功したときは、ガチガチに「稼がなきゃ」と考えず、
「このネタ、YouTubeで話したらウケそう」とか、
「これ、面白いからブログで書いてみよう」とか、
そんな軽い気持ちでやってた。
フジテレビも、副業も、「おふざけ」でブレイクスルーする
フジテレビがもし「おふざけメンタル」を導入したら、FODは大化けすると思う。
たとえば:
• 「視聴者が選ぶ復活番組ランキング」 をやって、上位5番組をFODで配信
• 「モザイク対応で過去の名作を流す」 ことで権利問題をクリア
• 「人気YouTuberとコラボした番組制作」 で新規視聴者を獲得
• 「副業リアリティ番組」 をやって、視聴者とビジネスの架け橋を作る
要するに、「過去の遺産にしがみつかず、遊びながら新しいことをやる」 これが重要。
副業も同じで、「重要度を下げて、おもしろがる」ことが、成功の秘訣。
フジテレビの「上納文化」問題がSNSやメディアで話題になる中、実はこの問題、フジテレビに限らず、日本のあらゆる組織に潜む構造的な問題を浮き彫りにしている。つまり、 「既得権益を守るための古い体質」 が、新しい時代に適応できず、結果的に内部崩壊へと向かっているのだ。
テレビ業界に限らず、会社組織でも似たようなことが起きている。上の世代の価値観に従わなければいけない、理不尽な文化に耐えなければいけない。こうした「振り子の法則」に支配された環境では、成長するどころか、 自分のエネルギーが吸い取られていく だけだ。
ヴァジム・ゼランドの『リアリティ・トランサーフィン』によると、振り子(ペンデュラム)は、集団のエネルギーを吸い取る存在であり、そこにどっぷり浸かるほど、自分の意志が失われてしまう。そして、 組織や権力の振り子にエネルギーを捧げる限り、自分の人生は変わらない。
ここで重要なのは、 「振り子にエネルギーを渡さないこと」 だ。つまり、振り子が作り出す「正しい価値観」「当たり前のルール」などに振り回されるのではなく、自分の軸を持つことが必要になる。そこで、一つの有効な戦略が 「おふざけ」 なのだ。
おふざけこそが最強のメンタル戦略
フジテレビの問題から学べることは、 「時代が変わる中で、変化できない組織は衰退する」 ということだ。しかし、これは何もフジテレビだけの話ではなく、多くの企業や組織、さらには個人の働き方にも当てはまる。
たとえば、副業を始める際に「お金を稼がなきゃ」「成功しなきゃ」と気負いすぎると、かえってうまくいかない。これも振り子の一種で、過度なプレッシャーが自分の行動を制限し、結局うまくいかない原因となる。
だからこそ、 「重要度を下げる」 というトランサーフィンの考え方が活きてくる。 「別に副業で失敗しても死なないし」「遊び感覚でやってみるか」 という軽い気持ちで取り組むことが、逆に成功を引き寄せる。
北野武(ビートたけし)も、 「緊張しない芸人は長続きしない」 と語っている。これは、副業にもそのまま当てはまる。「本気になりすぎるとダメ、遊び心があるほうが長続きする」ということだ。
FODにチャンスがある? フジテレビの副業戦略を考察
フジテレビが沈みかけた船なら、 「FOD(フジテレビオンデマンド)」に注目すべき だ。テレビ業界全体がネット配信にシフトする中、フジテレビはなぜか遅れている。
ネットフリックスが『あいのり』のようなリアリティ番組を先にやってしまったように、 フジテレビは自分たちのコンテンツを活かしきれていない 。仮にSMAPが辞めたときに、彼らの過去の番組をFODで配信していたら、どうなっていただろう?
もちろん、権利関係が複雑だが、モザイクをかけるなりしてでも視聴者が求めるコンテンツを配信することは可能だったはずだ。 「懐かしのフジテレビ」 を武器にできれば、会員数は一気に増えただろう。
これと同じことは、副業にも応用できる。 「他の人がやっていないこと」「過去のコンテンツを活用する」 ことで、新しい価値を生み出せるのだ。
副業は「おふざけ」×「仕組み化」でラクに稼ぐべし
「副業をやるなら、本気で取り組め」みたいな風潮があるけど、それって間違いだと思う。むしろ、 本気になりすぎないほうが長続きする。
例えば、僕自身もネット物販やブログをやったことがあるけど、最初は楽しくても「やらなきゃいけない」という意識が強くなると、どんどんしんどくなる。でも、逆に 「おふざけで楽しめる副業」 に切り替えたら、一気に結果が出るようになった。
これは 「トランサーフィンの重要度を下げる」という理論 にも合致している。
① 目標を「おふざけ」にする
例えば、「月収100万円を稼ぐ!」ではなく、
• 「外国人美女とデートするために稼ぐ!」
• 「好きなカフェで仕事するために副業する!」
• 「朝からゲームしても怒られない生活を目指す!」
という目標にしたほうが、 モチベーションが続きやすい 。
② 「お金を稼ぐ」のではなく「ネタを集める」
副業をやるなら、 「これをネタにして話せるか?」 という視点で考えたほうがいい。
例えば、僕は民泊をやっていたとき、めちゃくちゃ大変だった。でも、その経験をブログやYouTubeで発信したら、それが 新しい収入源 になった。
つまり、 「お金を稼ぐ」というより、「おもしろい経験を集める」 という感覚でやると、結果的に収益化につながるのだ。
③ 「仕組み化」して勝手に回るようにする
副業で重要なのは 「自分が働かなくても稼げる仕組みを作ること」 だ。
例えば、僕が最終的にたどり着いたのは、 「ADHD向けの起業塾」 だった。これなら、自分が毎日頑張らなくても、コミュニティが勝手に育つ。結果、 月商200万円を超え、自由な働き方が実現 できた。
結論:おふざけで生きることが最強の戦略
「真面目にやらなきゃ成功しない」という固定観念を捨てよう。むしろ、 「おふざけを仕事にする」 ほうが、副業は成功しやすい。
フジテレビも、振り子に支配されず、 「おふざけ精神」を取り戻せば復活できるはず だ。FODを本気で育てれば、視聴者のニーズに応えられるし、過去の遺産を活かすこともできる。
副業も同じで、 「自分が楽しくできることを仕組み化する」 のが一番の成功法則。
つまり、副業で成功するためには、 おふざけ×仕組み化×トランサーフィン という方程式が最強ということ。
結局のところ、人生も副業も 「おふざけ」こそが、最強のメンタル戦略であり、成功法則 なんだよね。